人間は外見じゃない中身だ!
と正論を吐く人は少なからずです。
そして一理あることは間違いなく私個人的にも同意です。
特に結婚して生涯付き合うなら絶対に外見より中身ですね。
離婚する理由の多くは価値観の違いとか言うのですが、本質はそうではなくて性格とか嗜好とかいったものをしっかりと理解しないままに広義での外見だけで結婚してしまったからであることがほとんどです。要するにこれは自分は絶対に許せないという者同士の場合いくら顔が好みであったとしても一緒には住み続けられないということです。
ただイケメンや美女を見て何の感慨も抱かない異性というものがいるならそれはまたおかしな性質を持つ人間であるとも言えますね。
色々と付き合ってみることでこの人は私には合わないというのは出てくるのは確かですが第一印象としてみたときにやはり顔の作りの美醜というものは一定の評価の違いになってしまうというのが現実だろうと思います。
相場ではそれが顕著に出てきます。
今日はこのことを考えてみましょう。
割高割安というもの
ファンダメンタル指標は様々あります。
それはググれば各指標の計算式は容易に誰でも分かりますから逐一述べませんが、いずれにせよそういったもので計算すると必ず数字の差異が各銘柄で生じてきてその比較によって割高割安というものが分類されます。
そこまでは数学ですので間違いなくその指標数字の高低の差が各銘柄で出ていきますから割安割高というものは確定してそれは正しい結果ということになるのです。
その分析そのものによる数字自体には罪はなく確かに同じ業界の銘柄比較でもその数字の大小は確実に出て行ってその計算における割高割安だという正しい評価は出てきます。
その絶対的な事実で相場はいつも美人投票であるということが分かるのです。
つまり本当の企業価値より割高に買われているということは見た目が良い、お化粧をして良く見せていて実態以上に評価されている株価を形成しているということであり、本当の企業価値より割安に売られているということは見た目が悪い、すっぴんでもなかなかの美人なのに飾らない性格が悪いのか実態以上に評価を落とされている株価を形成しているということになるわけですね。
割高割安というものはそのこと自体の評価においては正確無比であるのですが、株価評価という意味では割高だからもう買われないわけでもなく割安だからそろそろ買われるとは限らないといった投資家のジレンマを常に生じさせる故にこんな計算しても意味がないのではないだろうかと考えることに一理が出てきてしまうわけですね。
投資家としての行動
この割高割安ということが一切ない合理的論理的な市場になったことは過去も現在もなく、将来も決してなり得ない事象でありますからつまり投資家としてはこの現実を受け入れた上でそこに対応していくしかないということになります。
そしてその適切な行動パターンはいくつもあります。
一番良いのは今も凄い美人だけどこれからさらにもっと美人になっていく銘柄選択をすることです。
しかしこれは意外と難しいことが分かります。
まずこういった銘柄は当然ながらすでに凄い美人ですから現業績から考えると異常なほどに割高に買われていることが各種計算式で明らかになっています。
そういうのを複数見てもなお買い保有継続できる投資家は数少ないのです。
実際ボラティリティも非常に高くなりますのでちょっとした成長鈍化の兆し程度で大暴落します。それでも大方の予想以上の圧倒的美人になるわけですから最終的にはそういったものを乗り越えて取り戻して高嶺の花へと株価を最終的に導いていくわけですが、そのボラティリティに耐えられる投資家というのは適切な資金管理は当然ながら本当に圧倒的胆力が必要となり常識外の人物ということになりますね。
実際このようなほったからし投資をする場合は大抵はオルカンだとかいったものに預ける程度しか精神的に耐えられないのです。こういったものであっても超長期では凄い大暴落する局面が生じますのでそこで恐れずにいられるかどうかは未知数なのですから個別銘柄で超絶美人を掴み続けていることは本当に難解となるのです。
割高でもさらに割高になり得る可能性に賭ける私の場合はどう考えるかというとチャートがきちんと上昇トレンドを築いている間、つまり美人であり続けている限りは買って保持するという至極単純な考えになります。私の場合はテクニカル分析中心ですから乖離が大きくなるとかボラティリティが急減するとかいうことになる、不美人になっていく条件というものが生じたらその場から去っていくということになりますね。
まことに人間としては低俗な人間ということになるのかもしれませんが、相場を適切に張るという意味では大いに有効なやり方の一つではあるのですが、やはり同様に人によっては精神的にきついやり方であるということを否定はしません。
つまり色々対処の仕方はあるのだが美人の扱いはなかなかに難しいということです。
不美人の中から美人に育つだろう原石を見出す
それでは今は不美人となっている、評価されていない銘柄の中から将来美人に育って活況相場になっていくだろう銘柄を見出すのが良いのでしょうか?
しかしこちらは時間との闘いということになります。
自分はその原石を見出したとして投資してもそれだけで相場が動くことはありません。
同じように考える人が増え続けていき、実際に美人になっていく過程が必要だからです。
その絶妙なタイミングを計るのは非常に難しいのです。
ですからそういうことをしようとしている投資家の多くは銘柄分散投資を勧める人が多いことになります。
結局美人を見出すなんて無理だから不美人をいっぱい買いこんでどれかが美人になるのを期待するというやり方を見出したということですね。
しかしこのやり方も落とし穴があります。
つまり100銘柄に分散投資したとして、そのうちの1銘柄が100倍株になる大美人だったとしても残りの99銘柄が全く変化ない不美人のままであったら圧倒的資産増殖にはならないという厳しい現実です。
従ってより現実的な人たちはまあ不美人ではないけれど美人というわけでもないそこそこ可愛いところもあるじゃないかという人に落ち着く人たちが多数であるということになるわけですね。
いやはや今の時代にとても女性に失礼な表現をしてしまっていますね。
ご不快になられたご婦人相場師の方々には深く謝罪したいと思います。美人をイケメンに置き換えて不美人を不細工男に置き換えて考えていただけたら幸いです。
相場はいつもイケメン投票なのです。
美人投票における気をつけねばならない落とし穴
そしてもう一つ気を付けなければならないことがあります。
あなたが美人と思っていても市場が美人とみなすとは限らないということです。
あなたの推しの地下アイドルがどんなにあなたにとって素晴らしく見えたとしても大衆が熱狂するマスメディアに登場するアイドルの方を選ばねばならないということです。
ここを間違えている投資家も少なからずなのです。
美人『投票』であるということを忘れてはいけません。
あなたが考える美人を探し出すだけでは駄目なのです。
少数の仲間が同様に美人だと考えているだけでは駄目なのです。
そこへの投票者が多数である必要があるのですね。
美人、つまり割高なボラティリティの高い銘柄は探せばすぐに見つかります。
問題は今美人であることだけではなくこれからその美人度がさらに洗練され強化されるかどうかということなのです。
ここに大きな落とし穴があります。
ハニートラップに引っかかる投資家たちの多くはここを完全に見落としてしまうのです。
本物の美人は日々美人度をさらに成長させ続けるのですね。
より美しくなっているのか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
相場はいつも美人投票です。
これは間違いない相場格言です。
ただしもう少し正確に表現をしておかないと少なからずの投資家たちに誤解を与えてしまうのです。
大事なことはただいまあなたの見つけ出した銘柄が美人なのかどうかではないということです。
これから今より美人になるかどうかということが最重要ということです。
ここを間違えずに投資分析、判断することが大事です。
相場はいつも今より美人になるか投票です。
イケメンや美女は確かに魅力的で初見で好きになってしまう異性も少なからずなのでしょう。
しかしやはり大事なのは付き合ってみてそれ以外の側面でさらにイケメンや美女だと思わせるようなものがないと圧倒的投資収益となる相手には決してならないのです。
