新型コロナウイルスの先行指標としての株式市場

相場日記(日々の全体相場観)

新型コロナウイルスのCOVID-19はある程度の世界的感染拡大が起こる確率が高いだろうと最初の段階で述べた私の言うとおりの展開となっています。

非常に残念な話ですが私は何事も高確率可能性を図って相場の場合はその高確率可能性の方向性に仕掛けるといったことを長年してきていますのでこういった新型ウイルスなどの話も同じような分析をすることによって高確率可能性を図り、今回はまさにその高確率事象となってしまったということになります。

まあ起こってしまったことは仕方がないですが、そもそも新型ウイルスは毎年世界中で発生しており、ウイルスと人間の戦いは今に始まった話ではなく今日も水面下で新型コロナウイルスだけではなく多くの未知なるウイルスと戦っているわけですね。このことを多くの人たちは知らずに生きていますのでマスメディア等々の煽りに大いに翻弄されて新型コロナウイルスだけが異常にもクローズアップされて不安や恐怖が増幅されている状況で前回述べたリスク認識が出来ていない人がいかに多いかということが露呈しているということになりますね。

さて今日は新型コロナウイルスの先行指標としての株式市場と題してまさに相場師らしく相場のことを少し語りたいと思います。しかし私は相場評論家ではなく相場実践家ですから余計なことを語ることはありませんが、押さえておくことが大事だと考えることがありますのでお付き合いいただけたら幸いです。

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新型コロナウイルス発生国の中国市場

さてまずは新型コロナウイルスが発生してしまった中国市場ということになります。

中国では以前にグラフも提示しましたが、感染者数の伸びは収束段階に入っており、それは今日現在においても継続しています。

中国A50週足

中国A50株価指数を取り上げました。

株式市場はそれを大いに好感しており、収束段階に入りつつあるとみて一気に急反発して世界的に独歩高の様相を示しており、新高値更新さえ伺う動きといった非常に底堅い推移となっています。

巷では新型コロナウイルスで中国経済大崩壊だのと反中思想な方々が騒いでいるのですが、私にはオオカミ少年にしか見えず、株式市場は冷静に新型コロナウイルス収束とともに再び経済も浮上していくだろうと見込んだ新高値更新を伺う動きをしています。

私も中国政府のウイグル人やモンゴル人への民族浄化行為は許せないと考えていますし日本の媚中政治家などいなくなれと思っていますが、媚米政治家も負けず劣らずにいますし、そういう思考とは別として中国経済は客観的に判断せねばならず、米国市場無視で独歩高の様相を示している株式市場が証明しているように崩壊するどころか底堅く推移していく確率は現段階においては非常に高いと見ています。

経済の先行指標足る株式市場らしい値動きを示しており米国市場に連動してこない中国市場の強さに関しては見逃してはならず、このまま連動せずに歩み続けるのかどうかはこれからしっかりと注視しておかねばならないと考えます。

新型コロナウイルス日本全国感染拡大中の日本市場

次に中国全土からの入国拒否を迅速に行わなかった後手後手の政府対応をしている日本市場ということになります。ようやく今週末に中国韓国からの入国制限という形ながら実践しました。遅きに失している感はありますが、今更やっても仕方がないという意見には同意しません。日本の場合は中国韓国からの入国者が隣国ということで多いのですから他国よりずっと受け入れることによるリスクが大きいのですね。ただイランやイタリア全土からの入国も制限すべきだと思います。この二国の全国的拡大は非常に確率が高い様相ですのでいち早くとりあえずの入国拒否すべき国となりますね。

そして日本ではまさに今中国が指数関数的に感染者数を増やしていった段階に入るかどうか瀬戸際の状態ということになります。

検査態勢がまだ整っていないということで感染しているがまだ数字としては判明していない人たちが数多く眠っている段階である可能性も高くこの態勢が整えば一気に感染者数が増加することになるでしょうね。

いずれにせよこちらは収束段階に入っている中国市場のような底堅さはなく当然独歩高もなく米国市場に連動して暴落しレンジ下限の大台数字20000円を目指す動きとなっています。

日経225週足

日経225を取り上げました。

残念なことに200週移動平均線まで大きく落ち込んでしまった日本市場という体たらくとなっています。

この原因はもちろん安倍政権による国内経済政策の失政によるところが大きいということになるでしょう。

何度も繰り返していますが消費税10%への増税が重く重くのし掛かっています。これを減税することが救いへの道、逆転への道ですが、今日現在においても議論さえ巻き起こることがなくただ新型コロナウイルスは怖い怖い感染拡大だ、政府が悪い役人が悪いWHOが悪いといった犯人探しの馬鹿騒ぎをする人たちばかりといった状況です。

日本人の一人としては暗澹たる気持ちになりますが、相場師としては冷徹に空売りをすることで良い仕事が出来ていますので問題はないということになりますね。

この消費税10%の永続性によって消費意欲は高まることはあり得ませんので日本経済は世界比較で相対的に縮小し続ける一方となる将来が待っていますし直近では新型コロナウイルスの全国的な感染拡大によって東京オリンピック中止濃厚となりつつありますので相変わらずの米国市場次第というものもありますが、20000円の大台を死守できるかどうかかなり怪しい状況となっていますね。

いずれにせよやはりここも経済の先行指標たる株式市場らしい値動きととなっており世界主要市場の中で世界経済リスクの最もハイリスク国が日本ということになります。

欧州の中国となってしまったイタリアの欧州市場

イタリアで一気に感染者が出てしまい、そこから欧州全体に感染拡大しつつありますね。

まさにEUといった欧州連合という理想論を掲げてグローバリズムに邁進した結果として世界中から多くの移民が移動してきて人が欧州内を自由に移動できるようになりウイルスも自由奔放に拡大する環境が整っていますので欧州全体にある程度感染拡大するリスクは高いとみてよいでしょうね。

EU50週足

欧州50種週足を取り上げてみました。

イタリアでの感染拡大が続いており200週移動平均線を割り込むかなり厳しい調整局面となっていますね。ただイタリア政府は迅速な対処をしており、すでにイタリア北部の14県を完全封鎖しました。この辺は国家としての体を成している国であることを実証しており日本とは違い、素晴らしいと思います。

しかしグローバリズムの弊害面が大きくウイルスの感染拡大はすでに欧州全体にある程度広がっていることでしょうね。欧州各国イタリア同様に強い意志で迅速に感染拡大阻止に努めなければならない大事な局面となります。各国政府の手腕が問われることになり日本政府のような対応をする国が出てくるとリスクが大きく高まります。ここはしっかりと注視していかねばならないでしょうね。

どの程度の感染者数で抑えられるのかある程度の指数関数的な感染者数の伸びを経て、それが収束してくるかどうか、まずは中国同様の封じ込め政策を大胆に行ったイタリアの情勢が大事になってきます。

中国を先行指標として各国が同様な政策をしていくことで中国同様のある程度の感染拡大で押さえ込むことが出来るかどうか欧州の先行きはそこにかかっているということでしょう。

ただまあ何度も繰り返していることですが圧倒的な致死率があるウイルスではありませんので人類存亡の危機はまずあり得ません。故に現状はパニック売りとみることが出来て急反発確率は急調整すればするほど高まるといった状況となっています。

新型コロナウイルス全国感染拡大初動の米国市場

最後にトランプ大統領が中国全土、イラン全土からの入国禁止を即実施し、対策チームを組んで迅速な対処を始めている米国市場です。

米国では新型コロナウイルスの全国拡大が始まりそうな段階ということで大いなる未知数なものとして史上最高値更新中であったこともありパニック売りが起きてしまいました。

NYDOW週足

NYDOW週足を挙げました。

200週移動平均線に達するかどうかに注目していますと前回に述べていますが、結果そこに達することはなく反発をした現段階ということになりますね。

上昇トレンドを維持できるかどうかの判断にはもう少し経過を見ていかねばなりませんし、新型コロナウイルス感染者数が全国的に大きく広がってしまうかどうかといったこともまだ未知数ですのでこれからもう少し注視していかねばならないでしょう。

引き続き200週移動平均線に達するかどうかということになります。

米国には非常に多くの中国人がいますので感染者数としては日本より増える可能性があります。迅速な入国拒否が功を奏していると良いのですが、政府が迅速な対処をしても拡大するときは拡大してしまうものですのでこの辺は推移を見守っていくしかないということになります。

先行指標足る株式市場らしく大暴落のリバウンドは起きたものの全値戻しをする感じではなくまだ気迷い状況を示しているといったところですね。FRBによる緊急利下げは迅速かつ適切ですがやはり新型コロナウイルスの全国的拡大情勢が明らかにならない限り買いづらいといったところなのでしょう。

ただ短期的には米国内経済にも影響があるでしょうが中長期的には米国内経済政策が完璧な状況ですので問題はないという推移はさらに長期チャートの月足などを見ていけば見えてくるかと思われます。

コロナウイルスに限らずあらゆる新型ウイルスがこれからもリスクをもたらす

最後までお読みいただきありがとうございました。

もう散々新型コロナウイルスに関しての適切なリスクに関しては述べましたので良いかと思い述べますが、コロナウイルスに限らずあらゆる新型ウイルスなるものがこれからもリスクをもたらし続けます。

人間とウイルスとの戦いは水面下では今日も継続しておりこれは永続するのですね。

ワクチンが開発されても抗ウイルス薬が開発されてもまたウイルス側も変異を繰り返して抗ウイルス薬に耐性を持ったウイルスになったりして戦いを挑んでくるわけです。

こういった異種間での生存競争は生物の摂理なのです。

そういう意味ではそういったことに負けない身体と精神作りに日々励むということと、結果敗北したらただ死にゆくのみであるといった覚悟も同時に必要なのです。

生きとし生けるもの必ず死ぬのです。

命は大事ですが、それだけが大事なわけではないのです。

命が尽きることもまた大事なのです。

こういうことを認識できていれば新型コロナウイルス程度では動じない、もちろん動じないのはリスクを感じない脳天気ということではなく、正しいリスク認識をして出来る限りの対処を冷静に行った上でリスクを取ることを厭わずに行動できるということですが、その精神確立をして淡々と生涯生き切ることが出来るでしょう。

株式市場は本当に素直です。

長期的には企業業績に収斂するという有名な言葉は本当のことで、短期的には大いに間違うのですが長期的には常にその国の経済情勢に全体市場は収斂していくものであり、事実米国市場を見ても中国市場を見ても日本市場を見てもその通りの値付けとなっており、やはり相変わらず経済の先行きの先行指標たる役割を果たしているのですね。

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