新型コロナウイルスから考えるリスク認識

徒然日記(相場以外の話題も)

新型コロナウイルスCOVID-19は世界的に猛威を振るいつつありますね。

世界中に中国人はいますので当然の話であり、さらにグローバリズムが過剰にも推奨されて人の移動が圧倒的自由をもたらしつづけてきましたのでウイルスにとっては最高の時代ということになります。

そんな時代になっていることは知らずに実際にそのリスクが露呈すると大騒ぎをして不安や恐怖を煽る輩に翻弄されてしまうことになります。

こういうことが起きてしまうということは多くの人たちは日頃からリスクというものを認識していないのです。

ですからこのリスク認識というものが大事となってきます。

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新型コロナウイルスの世界的蔓延はグローバリズムの産物

グローバリズムのリターン、恩恵ばかりを過剰にも搾取した結果として新型コロナウイルスの世界的な蔓延といったリスクを呼び込む環境を作ってしまっているということなのです。

今回のウイルスでは致死率は数%程度であるということが現段階においては分かっていますから人類存亡の危機といった大きなハイリスク性はありませんが、これが仮に致死率がもっと高く、感染力と致死率における反比例の法則に当てはまらないウイルスだったとしたらもっと酷い人類存亡のリスクといったようなことになってしまっていたかもしれないのですね。

グローバリズムによる恩恵は世界中へのヒトモノカネの自由な移動によって徹底的な合理化効率化均一化をしていくことで地球市民のような国境なき世界を作るといったことが理想郷ということになりますが、それはつまり世界どこで発生したウイルスでも世界中に蔓延するような環境作りをするということであり、圧倒的致死率のあるウイルスがグローバリズムが浸透していない環境であれば防げていたものが一気に世界中に拡がっていってしまうリスクを増やしているといったことを引き起こしているわけです。

私はこういったリスク認識を常にしていたのでグローバリズムを批判していたわけですが、こういったリスクをきちんと認識した上でリターンとの兼ね合いを見てグローバリズムを推進するなら問題ないのですが、今回のパニック状況を見る限り、リターンは享受するがリスクなどは露呈するわけがない、考えてもいなかった人たちがほとんどだったということのようですね。

入国拒否状況は各国のリスク認識の違いによるもの

結局日本からの入国拒否国は次々と増えています。

当然の話ですね。日本は相変わらず中国の一部の地域だとか韓国の一部の地域だとか限定的に入国拒否していますが、現段階においても中国全土、イラン全土、韓国全土、イタリア全土からの入国拒否を行うべきなのですが、そのリスクよりもなるべく観光客を増やすためなのか相変わらず一部地域を除いたそれらの国からの入国者の入国を認めてしまっているわけです。グローバリズムに染まった安倍総理らしい遅々とした判断なのです。

米国はすでに現段階で中国、イラン全土を入国拒否しております。韓国やイタリア、日本からの入国拒否ももうまもなく行うのではないでしょうか。政府としてのリスク認識の違いが現れていますね。

国家としての判断は常に最悪の状況を想定した上で行動すべきであるということです。今回の問題でいけばとある国で感染拡大している状況では全国的に広がるリスクがあるわけですからそうなることを前提で結果的にはそうならなくても関係なく全土の入国拒否をすることによってリスクを抑制するということになります。

日本全国に感染拡大していくリスクと観光客が訪れて商売繁盛となるリターンを照らし合わせて相変わらずリターンを取っているといった冷徹な判断ならまだよいのですが、日本政府は政治的ではなく科学的に判断するとかいうおかしな論理で全国的に拡大しつつある国の入国制限も一部地域とした限定的なものとしており、リスク認識のできていない優柔不断な決断に終始しています。

いつも述べていることですが日本に生きる、生きざるを得ない多くの日本国民たち相手に商売をすることが大事なのですね。一時的にしか来ない外国人観光客は短期で見たらより儲かるのかもしれませんがそれはまさに観光に来ている間だけなのです。しかし日本国民は当然ながら日本で生涯生活し続けるわけであり、そのための必要品から贅沢品まで多くの商品を買い続けるわけであり結局長期総合的には日本国民相手の商売こそが総合的利益をもたらすのですね。

ですからそのような日本国民が家に閉じこもることこそが新型コロナウイルス感染リスクを下げる行動ということになってしまう状況はECなどは追い風になるかもしれませんが、店頭販売などは大苦戦を強いられることになり、外国人観光客減より大きな経済のハイリスク性をもたらすのです。

グローバリズムへのアンチテーゼ

奇しくも新型コロナウイルスの世界的拡大はグローバリズムへのアンチテーゼとして象徴的なものとなっています。

世界各国で入国拒否をするということ、その行動自体が反グローバリズムと結果的になるからですね。

皮肉なことです。

やはり国境は大事であり、人のあまりに過剰で自由な移動は大きなリスクがあるということを各国が認識できればそれは今回の事象における不幸中の幸いであろうとインターナショナリズムを推奨し、反グローバリズムを主張し続けてきた私などは考えています。

様々な民族と一定の関わり合いを持つということはとても大切なのですが、それはあくまで関わり合うといった程度にすべきで移民として国民として次々と受け入れていくといったような民族融合のようなことを推進すべきではないのですね。

そういう関係性は個別ではもちろんあってもよいのですが、それを容易かつ主流にしてはならないのです。

この辺のところが今回の新型コロナウイルスによって世界中の多くの人たちが理解してくださることを私は期待しています。

いずれにせよリスク認識というものはとても大事でありよき例題がもたらされている現状ですから懇切丁寧にこのことを考えてみましょう。

リスク認識とは何か?

リスク認識とは文字通りリスクを認識するということなのですが、普段多くの人たちはリスク認識をすることなく生きています。

例えば車を運転すれば常に交通事故で死ぬリスクが生じているのですが、毎日このリスク認識をしながら運転している人はほとんどいません。

大概の人たちは自分は交通事故になど遭うわけがないと考えており、そのリスク認識よりも目的地に迅速かつ快適に到着できることだけを考えて運転しているわけです。

つまりリスク認識とはあらゆる事象にはリターンだけではなくリスクもあるということを常日頃から認識しながら生きているのかといった人の精神面に入り込んだものということになります。

新型コロナウイルスのリスク認識

新型コロナウイルスに関してパニックになっている人たちがかなり多いのが実情です。

マスクや消毒薬が売り切れ、というのはまだわからないでもないのですが、トイレットペーパーやティッシュペーパーが売り切れなどといったどこぞのものとも思えぬデマに翻弄されて買い漁る適切なリスク認識が出来ていない人たちが多くいることが証明される現象が起きています。

これは新型コロナウイルスのリスクを過剰にも煽るマスメディアといった新規性、新奇性をよくある話かのごとくに毎日煽っている自己反省しない媒体に加えて誰でも自由に自己主張が出来るインターネットといった道具が生まれている嘘ねつ造憶測何でもありな時代になったことで必死に情報を集めれば集めるほどますます不安や恐怖を煽られるだけといった人たちを多く生んでしまう結果となってしまっています。

実際には現状では致死率数%程度のウイルスでありその数字から見える適切なリスク認識は感染者数の数%が死に至るという事実であり、そして数字のマジックに騙されないようにもう少し丁寧に診療統計データを見ていくと死に至る人は総じて高齢者と基礎疾患を保持している方々であり、つまりは普通に免疫力を持っている高齢者ではない健常者はマスクをしようとしまいと消毒しようとしまいと、感染したとしても無症状だったり、熱や咳といった普通の風邪の症状が出るだけで自然回復していく程度のリスクであるということなのですね。

新型コロナウイルスのリスク認識は多くの人たちにとってはこれで十分かつ適切なのです。

私が最初から適切にリスク認識できている理由

私は新型コロナウイルスに関して持っていたリスク認識は上記したまま以前から全く変わっていません。

何故最初から適切にリスク認識ができていたのでしょうか?

それは私は常日頃から人生に起こるあらゆる事象に関してリスク認識するように心がけていたからです。

何かをするとき、それが食事を採るであっても、入浴するであっても、車を運転するであっても、その行為をすることによるリスクとは何かということを丁寧に考えて認識し続ける訓練をしていたからです。

そしてそういうことをしてきた最大の要因は私が相場師だからであり、相場ではこのリスク認識は必須といえるようなものだからです。

相場におけるリスク認識

相場においてリスク認識はあらゆる実践行動において大事となります。

このタイミングで仕掛けるリスクは何なのかを正確に把握した上で仕掛けなければなりません。

手仕舞いでも同様、さらにどのくらいの資金を投じるとどの程度のリスクをもたらすのか、相場環境がこういう環境においてどういったリスクがどのような頻度で起こってくるのか?

こういった様々な事象における様々なリスク認識を正確に行っていかねばならないのですね。

しかし多くの投資家たちはそのことを考えるよりもリターン、つまり利益をいかに出すかということばかりに集中しています。

その結果として新型コロナウイルスで不安や恐怖を煽られてマスクを買い漁りに奔走する人たちのように自分の仕掛けのリスクを知らずに放置し失態を犯してしまうのです。

あなたのポジションに関してその保有リスクというものをもう一度考え直して見て欲しいのです。

あらゆる事象にリスクがある

最後までお読みいただきありがとうございました。

新型コロナウイルスの感染リスクがあるからといって家に閉じこもるわけにはいかない人がほとんどです。もちろん全国民が家に閉じこもざるを得ないような圧倒的致死性のあるウイルスが感染拡大していたら問答無用でまさに閉じこもらねばなりません。

そのような環境で自分は平気だと外出をするのは逆に適切なリスク認識が出来ていないということになります。

しかし今回はそういうウイルスではなかったことが明らかになりつつあるのですからやはり巷のデマ情報などに騙されることなく自分のことばかりを考えるのではなく、呼吸器疾患や花粉症などで本当にマスクが必要な人に確実にマスクが行き渡るようにという想いを抱いて自分は買い控えようというような男気ある気概を示し、女気ある優しい思いやりを示す、人間味あふれる人が一人でも多く増えてほしいと思います。

というわけで適切なリスク認識が大事ということなのですが、今回の新型コロナウイルスの場合は普段からリスク認識に慣れていない人たちがマスメディアやネット上の煽り記事などで過剰にも間違ったリスク認識をしてしまうことによってパニック的な買い漁りが起こり、商品不足などが起こってしまっているというところでしょう。

日本政府の対応は入国拒否は甘い対応をしながらマスクを買い占めてマスクを配るといった安直な人気取りに終始しています。

マスクをしたから感染を防げるわけではなく感染拡大している国から人が日本に来ないようにすることが感染拡大阻止となるということさえ認識していないかのようなリスク認識であるということになるのですが、それは結局日本政府が国家としてのリスク認識が日頃から出来ていないということを意味しており、あらゆる事象にリスクがあるということを理解していないということを意味しています。

あらゆる事象にリスクがある。

このことを強く認識して生きましょう。

ただしそれはネガティブ思考で生きるということではありません。

適切なリスク認識をすることでその覚悟が決まりリターンとの兼ね合いも正しく把握できてポジティブ思考で生きることが出来るということなのですね。

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