日本市場20000円の大台一気に突破、米国市場200週移動平均線に達する、世界市場に連動しない底堅き中国市場、いつもと変わらぬ踊る愚かなマスメディア、そして日はまた昇るのが万事の摂理

相場日記(日々の全体相場観)

さて長い表題となっていますね。

日経平均株価はレンジ相場の下限となる20000円の大台割れを一気に果たしています。

日本全国に感染拡大間違いないということははもう最初の段階で私は述べており、今更その事実が露呈したところでパニックになる必要性は全くないのですが、そういうことよりもFRBのさらなる緊急利下げ観測とともに急激な円高が続いていますので必ずしもいつも連動するわけではない円高株安の相関性がここにきて再び発揮されつつあるといったテクニカル的な側面が強いのかなと私は現段階においては考えておりますが、巷では健常者がマスクをしている異常事態で咳き込む人に逐一驚く人たちといった不安と恐怖が増幅した、まあ外出はなるべくしない方がよい環境ということになっています。

今日はそんな環境における各種現況について少し考えてみたいと思います。

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セリングクライマックス

基本的には短期的にはこれが近づいているといったところでしょう。

20000円前後がまあレンジ下限の範囲内といったところでレンジ相場であるならレンジ下限においては買いが有効となる確率は高くなります。

個人的には売り玉を謙虚に適宜利益確定していく予定です。

前にも述べたとおり現状ではレンジ相場と見なすのが妥当であり、極短期的には米国市場においても未知なるものに対してのパニック売りといった様相で久々にサーキットブレーカーが発動しておりますので自律反発が起こり得る可能性はかなり高くなっているからですね。

もちろん私が利益確定していくからといってこれ以上下がらないと述べているわけではないのはご承知のことと思います。

相場では何事も起こり得るということを理解しておく必要があり、今回人類存亡の危機となるようなウイルスではないにも関わらず、感染力が強いということは致死率が低いというウイルスの反比例の法則に適合しているというのに世界的にマスメディアが煽り立てていますので過剰にも不安や恐怖が増幅している状況ですからかなり下に押し込む可能性もありますのでリバウンド狙いは細心の注意を払いつつ行うと良いでしょうね。

私のスタンスは常に市場の考えに従うということであり、別にバブルでも何でもないですが新型コロナウイルスをきっかけとして日本の将来経済を織り込みに行く崩壊相場が起こってくるなら利益確定後改めて空売りを敢行します。もちろん急激にリバウンドが起きてくるとみたら即買いを敢行します。

ただいずれにせよ、長年の相場経験上、極短期的に下に行きすぎていますのでいくら日本経済が衰退していく将来方向性に現状あるとしても一定の反発は大いにあり得るだろうという相場観を一応保持しているということになります。

極短期的にセリングクライマックス可能性があるということを心の片隅に置いた上で下げ止まるまでは基本空売り姿勢で売買していくとよいでしょうね。

世界市場に連動しない中国市場

前回も述べましたが中国市場は米国市場発のパニック売りに連動しない底堅さを示し続けています。

これはやはり新型コロナウイルス発生国であり、感染者数の伸びが収束してきており、世界に先駆けて回復していく可能性がすでに現段階において見えつつあるからです。

日本はこれから感染者数が指数関数的に伸びてくるかといった段階になり、イタリア発の欧州も欧州全体に広がっていくかどうかという段階、米国もニューヨーク州が非常事態宣言を出したようにいよいよある程度の感染拡大が全国的に起こってきそうな状況で200週移動平均線にタッチする現況となってきておりますのでその時差がそれぞれの市場に現れているといったところでしょう。

つまり世界市場において新型コロナウイルスへの対処において一番先に進んでいるのが中国であり中国市場が将来の各国市場の行方の先行指標になり得るということになります。

もちろん各国での感染拡大が中国同様にある程度の拡大後に収束傾向を見せてくることが必要となることは言うまでもありません。

逐一死亡者や感染者の症状を報告する愚かなマスメディア

人の死は誰の死も平等であるべきです。

ところがマスコミは新型コロナウイルスの死亡者を逐一何人死んだと報道して髄膜炎を起こしたとか診察内容にまで踏みこんで大衆の不安と恐怖を煽っています。

他のウイルスや各種病気によって今日も多くの人たちが死んでいることは一切報道しないのに新型コロナウイルスがきっかけとなって様々な合併症を起こして死んだ僅かな人は逐一詳細に取り上げようとする姿勢はまさに公正中立ではない恣意的に報道するのがマスメディアであるということを今回もまた証明しているといったことになるでしょう。

依然として高齢者を中心に多大な影響力のあるメディアだけに批判せざるを得ないのですが、何度も何度も繰り返しますが新型コロナウイルスに感染したとしてもその致死率は僅か数%に過ぎず、多くの人たちは発症することもなく回復し、発症しても風邪程度の症状で回復し、重症化してもすべてが死ぬわけではなく入院治療を施すことで軽症化、回復への道筋をたどる人たちがほとんどなのですね。

そういうことを強調するのではなく極々僅かな死亡者を大々的に毎日報告し続けるマスメディアは本当に罪深い存在だなあと私は考えます。

そしてそこで自分のやっていることに疑問を持つことなく反駁することもなくのうのうと働いている方々に軽蔑の念を抱いてしまいます。

レンジ下限という節目

日本市場は20000円の大台を割れて19000円も一時割れてしまうパニック売りが出ています。

追い証もかなり発生していることでしょうね。

しかしこの状況を新型コロナウイルスのせいだけにしてはいけません。

何よりも消費税10%に増税して日本国内経済を疲弊してきた安倍政権の失政こそが最大の原因なのです。

この日本経済のファンダメンタル要因というものを新型コロナウイルスを隠れ蓑にして決して忘れてはいけません。

前述したように極短期的には確かにセリングクライマックス可能性は高く見えますが、もう少し長いスパンにおいてはレンジ相場からの脱却可能性が出てきた、つまり下の方向性に下落トレンドが中期的に開始する可能性が高まりつつあるということを考えなければならない状況となってきました。

基本的にFRBが利下げ相次ぐ可能性が生じており、それはファンダメンタル的に円高ドル安方向となる故にドル円が100円割れとなるリスクが生じてきています。日銀はすでに異次元緩和を行ってしまってますので米国の連続利下げ以上に大きなインパクトのさらなる金融緩和を打てる手がありません。それはつまり円高ドル安方向性は中期的には確率が高まっていることとなり、それが急激に起こることによって日本市場は米国市場が回復したとしても独歩安になるリスクがあります。

この点はちょっとした変化かもしれませんが注視しておかねばならない点となります。

いずれにせよいよいよレンジ下限という節目に来ており、レンジ維持となって急反発して基本買い姿勢が吉となるかレンジを突破してしまって中期下落トレンドが開始して基本売り姿勢が吉となるか、瀬戸際となりました。

個人的相場師としては十分な利益は出ており、後は次の展開を模索してその瞬間が来たらその方向性へと一気に動く準備をしているところです。

その辺は日々の相場をきちんと眺めながらその連続性認識をしていくということになります。

もちろん変化や節目が生じている段階においては適宜このブログでもなるべく頻繁に最新の実践すべき基本姿勢を、考えておくべき基本思考を述べるようにしたいと考えています。

明けない夜はありません

最後までお読みいただきありがとうございました。

マスメディアからインターネットメディアまでメディアと名のつく媒体は総じて不安や恐怖を煽るばかりです。

確かに不安や恐怖を煽ることで視聴者を引きつけますので視聴率や聴取率、購読数やページビューなどは上がり、儲かることは儲かるのでしょう。

しかしそうやって社会不安を過剰にも煽っていけば最終的には自分自身のところに帰って行くということを忘れてはなりません。

私は敢えて逆のことを言いましょう。

明けない夜はありません

新型コロナウイルスも遅かれ早かれ収束していくのが必然です。

その先行指標たる中国ではすでにその兆候が出ています。

これからもマスメディアは不安や恐怖を煽り続けることでしょう。

そして実際に収束していくとパッタリと報道はなくなりまた新しい視聴者を引きつける新規性、新奇性のあるネタを探し求めて彷徨い続けるというのがマスメディアの本質です。

非常に浅いんですね。

そして非常に短絡的です。

そんなマスメディアは無視しましょう。

新型コロナウイルスに関して我々大衆が知っておくべきことは致死率は数%に過ぎないということだけです。

ここに圧倒的な変化、つまり致死率が50%とか70%とかいったことにならない限り、不安や恐怖を感じる必要性は全くないのです。

そもそも何らかの病気、交通事故などの不慮の事故などで今日もかなりの数の方々が死んでいます。

もちろんいつかは自分がその番に誰しもがなるわけですね。

この辺の覚悟が出来ているか否か?

結局はそこに行き着くのです。

相場もいつも明けない夜はありませんでした。

長年の相場経験からこの例外事象は一つもありません。

相場師は売り買い問わず行きますので異常事態は大好物ですからこのブログをご愛用いただいている方々は問題ない状況でしょう。

ですから買いしかしない、出来ない投資家の方々にも多少不安を和らげる事実を述べておきましょう。

バフェットは買っています。

バフェットが買っているからもう下がらないというわけではありませんが、彼は淡々と自分の投資法に沿った行動を今日も行っており老いてもなお淡々とマスメディアに踊らされることなく自分のすべき実践行動をなさっているということですね。

彼もまた明けない夜はないということを長年の相場経験から分かっているということになります。

そして適切な機会が来たから買っているということなのでしょうね。

私は現状買いしかできない投資家の方々は投資せずに様子見姿勢に徹するべきであると以前に述べていますように投資手法という意味では全く相容れない雲の上の存在のような方なのですが相変わらずのご健在ぶりを知るのは嬉しいですし、その冷静かつ大胆な投資実践に改めて尊敬の念を感じますねえ。

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