200週移動平均線に再び達する米国市場

相場日記(日々の全体相場観)

新型コロナウイルスの世界的感染拡大によってパニック状況が続いています。

グローバリズムに邁進した結果として人類が招いた当然のリスク露呈に過ぎないと個人的には冷めた目でこの大騒ぎしている方々を眺めていますが、市場は素直に反応し続けています。

節目に来ておりますので今日もまた相場情勢を少し考えてみたいと思います。

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200週移動平均線に達したNYDOW

まだリバウンドには早いといった感じでNYDOWは再度200週移動平均線に達する下げを起こしています。

もう一度試してから底打ちということは良くあるパターンですが、今回はどうなるか節目にきました。

リーマンショック以降、200週移動平均線を突破してから200週移動平均線に達したことは今回で期間単位で考えると4度目となります。

最初は2011年後半、このときはリーマンショックによる大暴落から回復していく局面において当時における高値に近づいたための押しが入った時期となります。このときの200週移動平均線の攻防では細かく行くと3度タッチするも底堅い推移を示して支持となり反発して200週移動平均線が上向く上昇相場となりました。次は2015年夏の中国市場バブル崩壊時ですね。このときは200週移動平均線に触れたところで一気に急反発しました。そして一旦は高値に戻っていって2016年年初にもう一度下値を試していく展開が来てこのときも細かくは3度ほど200週移動平均線にタッチしながら攻防戦を繰り広げて支持され、反発し再びの上昇トレンド開始となりました。

そして今回コロナショックとしてよいでしょうが、4度目の200週移動平均線の攻防が現在始まっているということになります。

この行方がどうなるかはもちろん私にも皆目見当がつきませんが、何度か200週移動平均線にタッチしながら留まって支持されて急反発していくことが出来るかどうか目先大きな注目点となります。

ここを大きく割れてさらなる下げを呼び込むなら中期的上昇トレンドの終焉可能性が高まります。

テクニカル的には2018年末の安値近辺まで調整するリスクはあると思いますが、いずれにせよここまで圧倒的な強さの米国市場でしたからある程度の調整局面はあるべきであり、新型コロナウイルス騒動の株式市場における正の側面として素晴らしい健全な調整局面を招くことで長期的な米国市場の堅調期間は延びる確率が高まったということになるでしょう。

とにもかくにも世界市場を牽引する米国市場の200週移動平均線の攻防の行方は適宜注視し続ける必要性があります。

孤独な道を歩む中国市場

一方でこちらも何度も述べておりますが、現段階においても世界市場に連動して暴落することなくむしろ底堅い推移を示し続けている中国市場です。

これは中国が新型コロナウイルスの発生国であり、感染者数の伸びは完全に収束段階に入っていることで世界で唯一安心できる状況といった先行性がもたらしている市場の評価であると私は現段階においても変わらず考えています。

そして米国市場がさらなる暴落によって中期上昇トレンドが崩れる事態に仮になったとしても連動しないかどうかそのあたりに市場の考えがどういうものなのかを見たいと考えています。

日本市場も欧州市場も米国市場に連動した動きとなっている中でこの孤独な道を歩む中国市場はその行方をしっかりと注視していき、中国同様に他国も封じ込め政策が奏功し、ある程度の感染者拡大で収束への道筋が見えてくる段階となれば中国市場同様な展開可能性というものが見えてくるということになります。

このあたりがリスクばかりが煽り立てられている中での一筋の光明ということになるでしょう。

感染者が順調に拡大中の日本

日程的には中国における1月下旬段階といった日本ですね。

感染者は全国的にすでに生じており、そこから二次感染三次感染していっていることはもう間違いないことでしょうね。

ただイタリアのように一気に感染者数が生じていませんのでそのあたりは陸続きの欧州と海に囲まれている日本の地理的違いが影響しているのかもしれませんね。

検査態勢が整っていないというご意見もありましたが、とにかく検査、軽くても検査とかいったことをしてしまうと医療機関がパンクしてしまいますので確度高く疑われる人たちから徐々に行っていくことが大切ですし、すでに検査を実施した方は1万人を超えていますので決して全く検査していないわけではないですのでちとその意見は違うだろうと私は考えます。

引き続き出来うる限り感染拡大を阻止する、つまり指数関数的な伸びとならないように感染者と関わった人たちの調査を地道にしていく作業が必要となっていくでしょう。

担当者の方々のご尽力には感謝致したいと思います。そして引き続きよろしくお願いいたします。

日本市場においては残念ながら200週移動平均線を大きく割り込み19000円前後での攻防に移行しています。前回述べたとおりレンジ相場が怪しくなっていく状況であり、中期的下落トレンド転換可能性が増してきていますね。

こちらは新型コロナウイルスだけではなく、それ以上に消費税10%が影響しているということになり私も何度も苦言を呈し、緊急事態として消費税減税を提示することを提案していましたがここにきて自民党の一部の政治家から消費税を緊急避難的に0%にすべきであると政府に提言したといった報道が出ており、緊急避難的ではなく永続的に行うべきだと私は思いますがそれでもこれはまさに安倍総理に直言して安倍総理は大英断をしてほしいと思います。

これをすれば新型コロナウイルスなどものともしない経済環境が生まれてくることになるでしょうね。もちろん各国政府が緊急財政出動を検討、実践しているように、財政出動も同時に行う必要があります。

この動きが新型コロナウイルスに不安や恐怖を煽られる中での日本における一筋の光明と言えるでしょう。

日本市場はこのようなサプライズ実践がない限りはかなり厳しい情勢が待っていると考えています。

医療機関崩壊のイタリア

欧州全体で新型コロナウイルスは拡大してきています。

イタリアでは医療機関が崩壊し中国の武漢の初期状況と同様になってしまっていますね。

欧州共同体としてグローバリズム推進によって人の移動が完全自由となっていますので欧州全体に感染拡大していくのは必然です。国境の大事さを新型コロナウイルスによって思い知らされているということになります。

イタリアでは感染者数は10000人を超え、ドイツでも1500人弱、フランスでは1800人弱、スペインでは1700人弱、英国では400人弱と欧州全体ですでに日本の感染者数を大きく超える事態となっており、欧州共同体としての人の完全自由な移動によってまさに欧州共同体で新型コロナウイルスを共有するといった喜劇となっています。もちろん地理的要因として欧州全体陸続きですので仕方がない側面もあり日本と単純比較はできませんが日本よりずっと深刻な状況ということになるでしょうね。

欧州の最初の発覚国となってしまったイタリア40種株価指数は大暴落を継続しており、下げ止まる気配はありません。

イタリアにおいては北部で多く感染者が見つかってしまいましたが南部では幸い感染者は少ないようです。

迅速に北部を封鎖したのが功を奏しているのかもしれません。この辺は収束可能性の一助になるかもしれませんね。

いずれにしても欧州全体で感染拡大が拡がっており、この収束はまだまだ道半ばといった状況であり欧州株式市場は引き続き厳しい情勢が継続する可能性が高いということになるでしょう。

準備は悲観的に行動は楽観的に

最後までお読みいただきありがとうございました。

相場が急変動していますので私もせわしなくブログ更新せざるを得ない状況ですね。

WHOは世界的大流行、パンデミックであると認定したようです。

まあ当然の話ですね。

しかし当たり前のことですがWHOがどうであれ各国それぞれ自国民を守るために様々な方策を独自でやっていくのが当然でWHOが悪い、対応が遅いとか言うのはナンセンスであると私は考えています。

日本は初動が遅れましたがその後の対処は評価してよいと私は考えています。引き続き指数関数的な感染者数の拡大とならないように努めていただきたいと思います。そして仮にそのような情勢となってもパニックならずに感染者数の伸びを出来うる限り押さえていく作業を地道に続けていってほしいと思います。

先行指標としての中国が見本となっていますので確実に押さえ込むことが可能であることはわかっています。

そしてもう何度も何度も繰り返して聞き飽きていらっしゃるでしょうが、新型コロナウイルスCOVID-19は致死率が数%で、感染してもそのほとんどの人たちが回復していくウイルスであるということです。

このことを世界中の人たちの共通理解として認識しなければならないと思います。

もちろんそれは対処をしなくていいということを述べているのではなく出来る限りの対処はするべきなのですが、あなたが仮に感染したとしても回復する確率は圧倒的に高いということを一人一人が認識してこれからも生きていくべきであるということなのですね。

人生という意味でも適切なリスク認識をしっかりと持つ人が一人でも多く増えてほしいと思います。

相場は現状空売りが吉です。しかしセリングクライマックス可能性は日に日に高まっています。準備は悲観的に行うべきなのですが、行動は常に楽観的に適切なリスクを取ることを臆さずにいくことはとても大事なのです。

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