今年の反省

相場日記(日々の全体相場観)

今年の相場もいよいよ終了の刻が近づいてまいりましたね。

私もしっかりとキャッシュポジション厚く、また来年は変なポジションへのこだわりを持つことなく一から新たな気持ちで適切な売買が出来るような状態にすでに整えています。

来年株価が上がろうが下がろうが何の影響もない状態にして年末を迎えるということですね。

こういった一つ一つの自分への配慮がとても大事です。

今年の相場は相変わらず米国市場の圧倒的強さによって易しい相場が続きました。

大利を出していることはプロを自認するなら当然のことですが、いずれにせよ歴史的に見ると易しい相場でありましたね。

しかし易しい相場であっても細かいところではミスもあり、その反省をしっかりとしていくことが大切です。

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日経平均としては高値もみ合いの一年

典型的なレンジ相場

チャートが詳らかに語っていますが、日経平均株価としては一年を通して高値もみ合いの一年であったということになりますね。

そういう意味では全体相場がトレンドが出来ていないという意味では難しいのではないかと思われますが、確かに日経平均先物を手掛ける場合は大利を出せない難しい相場が続いたということになりますね。去年の来年の展望で私が語っていたことを検証してみると色々と述べながら結局は高値もみ合いの一年となる確率が高いとしておりその高確率事象が教科書通りに適用された一年だったということになります。逆にもう一つの懸念点として挙げていたバブル相場がやってくることはありませんでしたね。

こちらは引き続き来年もリスクとして一応心の片隅に置いておかねばならないことですが、ちょっと私自身が気にし過ぎていたかなというのは反省点ですね。この懸念は日本市場よりも上昇トレンドが続いている米国市場の方がリスクが高いと見ておくべきなのでしょう。

個別相場

全体相場的にはこのようにレンジ相場の一年でしたので結局主題を次々と変えながらの個別相場が続いた一年ということになります。

いわゆるコロナバブル相場が完全崩壊して関連銘柄の株価は元の鞘に戻りました。

散々ニューノーマルだなんだと騒ぎ立ててデジタル時代が一気に到来としてコロナ変革バブル相場と私が名付けた相場も来ましたがこちらも現在崩壊中です。人間というのは基本現状維持を好むものですから、そう簡単には行かないということです。特にオンライン診療などはナンセンスでやはり医師と患者が対面してコミュニケーションを取ることによって医師としても分かることがあり、患者にとっても医師への信頼が沸いてくるものなのですね。補助的な緊急的な道具としてオンライン診療を利用することは全く否定しませんがそれを主流にすることは絶対に駄目であり、それは医療の衰退をもたらすだけです。

もちろん医療に限らずコミュニケーションが大事な事象に関してはどうやっても人対人の身体を互いに近づけた状態でのコミュニケーションが大事なのです。コロナウイルスはその人間の特性を見抜いて人間に巣食っているわけですが、やはり人間というのは手紙だけ、メールだけ、ZOOMだけのコミュニケーションでは生きてはいけないですし、ストレスを感じ、孤独感を感じ、幸せを得ることは出来ないのです。

互いに面と向かってコミュニケーションをするということが老若男女で常に大切なオーラとオーラの触れ合い、互いの一体感を感じられる、真に分かり合える可能性の高い唯一の手法なのですね。

そういうわけでこの手の銘柄群もバブル崩壊しているところですが、ただこちらはデジタル化の流れ自体は漸進的に続いていく、要するにコミュニケーションが必要とされない事象に関してデジタル化が進んでいくことで効率化合理化に貢献しますので一定の成長はこれからも続いていくということで元の鞘にはなっておりませんし、これからもある程度のところで底打ちする可能性は高いでしょうね。

この二つの相場崩壊に関しては私は的中させており、その自己主張に反省点はありませんが、つまりはこのように主題を変えて個別相場が続いていったということになります。

もう一つは逆回転相場の到来可能性を私は何度か述べましたが、こちらは残念ながら来ることはありませんでした。この要因はやはりコロナパニック継続にあります。現在も弱毒化したオミクロン株に大騒ぎで自己反省なきマスメディアが大仰に取り上げていますので故に私が提示した代表銘柄のチャートを見れば分かる通り力強い逆回転相場というものは来ていません。ここはちょっと早く可能性を示しすぎたという意味で反省しています。私は自己主張絶対主義で過去の自分の発言を検証し自己反省しない評論家ではありませんのでしっかりと自分が述べたことを検証していきます。私の考えとしてはコロナパニックの脱却、新型コロナウイルスの社会的受容が今年行われるだろうと見ていましたので逆回転相場といったものを考えてしまいましたが、結果社会はまだまだコロナパニックをしていくよといった風潮ですので逆回転相場の到来が遅れていると考えておくと良いでしょうね。しかし人間は世界中を短時間で動ける道具を無くす選択は絶対しませんのでいずれは確実にやってくる相場ということになりますので来年も引き続き注視してタイミングよく述べられたら嬉しいなあと考えております。

そういった中で強さを示し続けているのはやはり脱炭素相場、バイデン銘柄なのでしょうね。

私は脱炭素に否定的であることはこのブログでも偽善時代と称してここで述べておりますが、一方でこれが時代の流れであり主力主題であり続けるとも述べており、実際その通りとなっていますが、それは現段階では来年以降も強くあり続ける可能性が高いものということになります。

発達障害の少女を利用して偽善時代を作ろうとしているこの時代形成は私は苦々しい想いしか抱きません。私は温暖化よりも寒冷化の方が生物全体にとって総合的存亡リスクが高いと考えていますので脱炭素へ向けて人間が頑張れば頑張るほど生物的に生きるのが辛い環境になっていくと見ております。実際この辺は世界の権力争いの側面もあり、グレタさんは極寒の国、スウェーデン出身ということもあり、この辺もグレタさんの矛盾として極寒の中で生まれ育った人が何故に温暖化を危惧できるようになったのか不思議であると皮肉を言えることもできますが、いずれにせよそこが繋がって欧州主導で脱炭素というものが提唱され動いているといったことがあります。実際これをやられて最も困るのは米国と中国なのです。炭素をたくさん出している国は米国と中国ですからね。

日本は一生懸命に省エネやら環境対策やら行って今では世界的には大して炭素を出していない国になっているのですが、それでもマゾな日本は脱炭素に乗って生真面目に実践しようとしています。

一方で中国や米国は表向きは賛同の意を示しながら実際に実践することは決してありませんし、将来的にもしないでしょう。

何故なら脱炭素は経済破壊の側面があるからです。そしてもちろんこの二国は権力争いに中心国ですから欧州へ様々な策謀をしていくものと思われるからです。

従って相場としては息の長い主題となりそうですが、この欧州と米中との争いの経過を注視しながらみていくべきでしょうね。

とまあ長々とくだらない私の主張をしたわけですが、そういう私の考えは関係なく、相場においてはこの主題が主軸になるとして淡々と売買していったということになります。この点に関しては反省はなくしっかりと自分の考えでなく市場の考えに従い続けることが出来ました。

反省の喜び

最後までお読みいただきありがとうございました。

私の場合は結局このブログで述べたことに関しての検証、反省といった形となってしまいましたが、大事なことはあなたが今年やってきた売買において反省点は無かったのか、あったならそれはどういったものかをしっかりと見つけ出して反省改善をしていって欲しいということになります。

過去を振り返ることは時に自分の間違いを再考するといった心苦しい恥ずかしい思い出したくないことであったりもしますが、その結果を導き出したのは自分自身なのですからしっかりと検証してくださいね。

成功よりも失敗の中に多くの成長の糧が眠っています。

従って今年大損してしまった人は大きな学びがあったということであり、総合的利益を出せなかった人は来年大きな成長を果たす可能性があるということになります。

成功してしまった人はその成功は喜ばしいことですが、そこに学び、成長する糧はあまり眠っていないので実は来年は成長しにくいということにもなるのですね。

私は売買実践において全取引にて適切に売買するという意味では自分へのこだわり、特定銘柄特定銘柄にこだわってしまうといったことは一切なく今年もほぼキャッシュポジションにして来年は改めて一から始める状態にしており、しっかりとこだわりなき姿勢を具体的に正しく実践できているわけですので、実のところ成長可能性に乏しいという残念な結果となっているとも言えるわけです。

反省点があるということはとても喜ばしいことです。

今年結果が出た人も出なかった人も奢らず諦めずにしっかりと反省してください。

その一つ一つの積み重ねがさらなる優秀な相場師への道筋なのです。

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