来年の展望

相場日記(日々の全体相場観)

さて来年の展望です。

とはいえ私は評論家ではなく実践家ですので相場がどうなるこうなるといったことを予測することはありません。

評論家は予測や理屈が大好きですが実践家は結果や反応が大好きです。

事実を見て素直に反応するのが実践家である私翁の標語ですから今年も相変わらず淡々と展望を述べてみたいと思います。

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日経平均月足

滅多に見ることはないだろう月足です。

私も普段の売買判断には一切使っていませんが、いわゆる日本株式市場の大きな方向性、長期的な推移を見る上で月足は欠かせず、このブログでも毎年1回取り上げています。

その日経平均なのですが安倍政権発足以来の画像にしてみました。

このところは安倍政権批判が多い私ですが、実のところ彼が行っているグローバル政策は一定の成果を収めていると述べることも可能なのですね。

異次元金融緩和は本当に素晴らしかったのです。それまでちぐはぐな日銀の金融政策によって株式市場は徹底的に痛めつけられてきました。もちろんそれのみならず自民党内で総理がコロコロ代わることによって経済財政政策も変更され財政出動したり財政緊縮したりとちぐはぐな経済政策に終始していました。そのような政権と比較するとこの日銀の政策転換が非常に大きな英断となったのですね。

当然ながら株式市場はそれを素直に反応し、直近の菅、野田政権時の財政緊縮路線により売り叩かれていた反動もあって一気に急騰し妥当な水準へと駆け上がったのは記憶に新しいことと思います。

このときは財政出動も果敢に行い、まさにトランプ大統領に先駆けて日本が米国に先んじて世界経済を牽引する日本経済復活、持続的成長をもたらす可能性が高まりました。

デフレ脱却さえ出来ればそれまで長い低迷であったがために日本は世界の先導役となり得たのですね。

ところが安倍総理は財政緊縮を始めてしまいました。2015年のことでした。

株式市場はその失政に素直に反応する形で調整局面を迎えていることがこの月足チャートからもわかりますね。

しかしこのときは米国市場が絶好調となっており史上最高値更新を続けていましたので結果論的に良き押し目買い機会になりました。

安倍総理はついてるんですね。

自分自身の経済政策の失政が隠される結果となったのです。

その後も自由貿易協定をTPPやらEPAやら精力的に行いグローバル政策に邁進することによっていわゆる日経平均株価構成銘柄の多くがグローバル企業である故に国内経済を低迷させる政策をしていても上昇トレンドを維持したまま今日まで来ているということになります。

一番大きな要因は世界最大市場である米国市場が今日も歴史上最高値更新しているといった最高潮の環境にあるからではありますが、日銀の金融政策とグローバル企業を利する政策をしていくことによってそういった企業の収益は確かに上がっているということになりそれが株式市場において結果を出しているということになるでしょうね。

かつては円安株高円高株安だと相場の素人である経済評論家などが安易に述べていましたが、現在においては円安だろうが円高だろうが関係なく上昇トレンドといった様相となっています。いわゆる相関関係があったりなかったりするというだけの話なのですが、現在は円安株高円高株安の相関性はないということになりますね。

私の来年の基本姿勢

さて私は実践家ですから来年の相場はどうなるこうなるといったことを述べることはありません。

そんなことは誰にもわかるわけがないのですね。

そして相場師としての正しい姿勢はただ一つです。

上がるなら買い下がるなら空売る。

これだけでよいのですね。

そして私の来年の基本姿勢は容易です。

基本買い姿勢で年初取り組むということになります。

長期的に上昇トレンドが維持されているなら買うしかない。

それが素直な成功し続ける投資家の当たり前の姿勢です。

ただ短期的視点で買いということになりますね。

短期的な理由

まあ基本的に長々とポジションを保持し続けることはないのですが、来年は何より気をつけなければならない株価位置に来ているのです。

2018年の最高値を超えて上昇トレンドを築けるかどうか?

来年の日本市場における焦点はこの一点になるでしょう。

実際にこの水準では強弱感が確実に出てきますし売り方も真剣に取り組んできますので買い優勢だとはしても年初の段階においては短期的な買い姿勢でいくということになります。

基本的には米国市場次第となり、米国市場が大統領選イヤーということで史上最高値更新が相次ぐような年となっていくならある程度のおこぼれは日本市場も頂けることになり、無事一昨年来高値更新といったことになるかもしれません。

非常に大きな節目となりますので要注意であり方向性が定まれば上にも下にも大きく動く可能性がありますので買いのみならず空売り対応可能性も考えておかねばならないだろうとみております。

故に短期的視点であるということになります。

本質はいつも見えにくい

さて実践家の思考はどうでしたでしょうか?

評論家とはひと味違うでしょう。

我々投資家は経済がどうだこうだ株式市場がどうなるこうなるこの企業は成長する衰退するといったことを喧々諤々議論することが仕事ではないのですね。

資金投下して投下資金より大きくして資金回収することが仕事なのです。

そのためには相場が来年どうなるかなどどうでもいいのです。

どうなっても素直に反応して対処し、利益を出していくのが実践家なのですね。

相場の本質はいつも見えにくいのですが、それは相場の素人達が盛んに相場の玄人ぶって相場評論家をしているからです。

私は極々少数派の実践家ですから相場の本質しか言いませんが少数派故に世間においては全く目立たない存在となってしまうのですね。

多くの人は多数の人が言っているのだから正しいのだろうと思ってしまいますのでそれでますます我々実践家の思考は広まっていかないということになります。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

株式市場は世界的に歴史的に非常に活況な状況が継続しています。

来年も同様にそれが継続するでしょうか?

それは私には皆目見当がつきません。

相場師としての適切な思考は常にこの先行きなどわかるわけがないという思考でいるということです。

巷に横行している相場予想屋に翻弄されないためにも常にこの私の口癖を馬鹿にせず飽き飽きせずに反復してくださいね。

そのような思考で相場を張り続ける限り、どんな相場付きになったとしても適切な売買を繰り返せる素晴らしい相場師でいられるはずです。

私自身はそうやって長年生き残り続けてきました。

何にも頼らず誰にも頼らずただ一定の自己信頼を置き続けながら私自身にも盲信せずに、ただ市場の考えに従って損益状況がどうであれ仕掛けるべき時に仕掛け手仕舞うべきときに手仕舞うということをやり続けてきました。

そしてそれを実践する者だけがどんな相場環境であれ長期的安定的収益を出し続けるといった本物の投資家になれるのです。

あなたもぜひそこを目指して来年も頑張ってくださいね。

もちろん私も生涯現役で頑張りますし、来年も生命的に生き残っていればこのブログも更新し続けますのでご愛顧いただけたら幸いです。

それではよいお年を!

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