今年の反省

相場日記(日々の全体相場観)

今年も早いもので終わりが近づいてきました。

ここ10年くらいは非常に容易な相場が続いており投資家として成功している人もかなりおられることでしょうね。

私個人的にも同様な結果とはなっているわけなのですが、私の場合は困難な相場環境も過去に何度も経験してきているので現在の相場付きはつまらないなあといった感想を持ち続けています。

もちろん多くの投資家たちが成功している相場環境が続いていることは祝着なことなのですが、そういった局面が長く続けば続くほどそうではない相場局面において手酷いことになる投資家も多く輩出してしまうのでもちろん弱肉強食の世界ですから仕方がないのですがそういったことまで思いやる故にそろそろ本格的な調整局面くらいは来ても良いのではないかと自分勝手に思っています。

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日経平均日足一年

今年の日本市場は底堅さを示したと言えるでしょう。

その大きな要因は日本国内経済の衰退傾向、消費税増税などによる消費抑制がありながら世界最大の市場である米国市場が史上最高値更新を繰り返しており全く調整局面なく年末まで迎えたということが全てということになります。

来年は大統領選挙年であり上昇確率は7割であるといわゆる相場の素人である相場関係者たちは喧伝するわけですが、そういった煽りには動じない精神を確立してくださいね。

もちろん確かに7割くらいはその可能性は高いと思われ、実際そこら辺の経済評論家が述べているようなバブル相場ではないですのでその点に関しては安心してよいでしょうね。

ファンダメンタル的には割高ながらバブルではなく長期的なインフラ投資を米国内で行われ続けており、米国回帰している米国企業も多く米国経済は底堅い推移を続けています。

翻って日本は残念ながら消費税10%に増税してしまい、消費意欲は大いに抑制されてしまいました。

米国と真逆の日本ラースト政策ここに極めりといった感じで我々日本国内に住む国民は食い物にされたわけですが、日経平均株価構成銘柄、つまりはグローバル大企業たちは安倍政権によるグローバル推進政策によって大いに繁栄しもちろんそういった企業だけではないために昨年の高値更新さえできない相対的弱さは示しながらも大暴落するわけでもないといった推移となったわけですね。

本当に市場はいつも正しいです。

いわゆる財政出動

さてここにきて景気対策と称して財政出動が行われました。

たちどころにマスメディアなどはこれを叩き、財政規律がなんだかんだと使い古されたデマを喧伝しています。

私はこのことに関しては正しい政策であると考えています。

安倍政権を批判し続けてきておりますが、私は別に安倍総理がやることは何でも批判でもなく何でも賛成でもありません。

客観的に日本経済の将来にとって良いか悪いかだけで判断していますのでこういったことになります。

ただし手放しで賞賛するわけでもないのが残念なところですね。

よく言われるアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる政策だからです。

消費税増税によって消費が落ち込むことなど誰でもわかる当たり前の話です。だからやるべきではなかったのですが、それをやった上で景気対策のために財政出動をするといったいつものちぐはぐな一連の政策という点では相変わらず批判せざるを得ないのですね。

つまり財政出動をやらないよりやった方がよいに決まっているのだが一時的小規模では気休めにしかならないということなのです。

つまり正解は消費税を減税した上で財政出動を長期的大規模に行い日本の各種インフラを更新し世界最強の近未来な国土にすることこそが今もっとも将来の日本人たちのために行っておかねばならない政策であり、かつ減税して消費意欲を喚起し、日本で物を売ると売れるといったことを世界各国の企業にも認識させて向こうから頭を下げて日本に参入してくるような環境を作ることが大事なのですね。仮に外国企業が来なくても素晴らしい各種インフラが日本国土に揃っていればそのインフラを大いに利用して世界に羽ばたく新しい日本企業が次々と生まれていくはずなのです。

従って今回の財政出動は正しいですが、談合批判やら政治家との癒着やらの報道にめげずに来年以降も一時的に終わらずに長期的に行い続けることが出来るかどうかが日本経済の浮上にも大きく影響していくということになります。

個人的な反省

最近は知恵袋的なブログが多いですね。それはそれで便利なのですがブログとは公開日記といったものであったはずであり、私はそのような認識で基本的にはいます。

ということで個人的な反省を綴っておこうと思います。

お忙しい方は飛ばしてください。

相場としては基本的には買い姿勢でいた一年ということになりました。

期間的には短期中心でしたね。

全体的には横ばい相場で年末にかけて上昇基調となっていましたので当然の話というところでしょうが、買い仕掛けから行けばよいものが多かったものの長続きはしないことも多かったといった印象を持っており実際私自身の売買記録の統計を取るとそのような結果となっています。

皆様はどうでしたかね?

手法によって印象は変わりますのでこの辺は主観になってしまうものですね。

売買は概ね適切にやっており、奢ることもなく卑下することもなくいつも述べているように市場の考えに従って資金管理自己規則に則って淡々と売買を繰り返すことが出来ました。

老いて感情的になってしまわないか、そんな脳の行動が起こってきたら相場師引退かなと考えていたのですが今年はどうやら大丈夫だったということになりそうです。まだ僅かな日数ですが張る機会がありますので油断は出来ませんがまあ大丈夫でしょう。

皆様もぜひともご自身の反省をなさってくださいね。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

今年儲かっていようが損していようが反省することはとても大事なことです。

反省が猛省となりネガティブな思考に陥ってしまってはいけませんが、自分がやったことに対して結果がどうであれどうだったかを検証しておくことはあなたの投資家としての成長に確実につながっていくということを私翁が保証いたします。

誰にも何にも頼ることない投資家になってくださいね。

私もこのブログを綴っていくことによってあなたの投資家としての継続した成功の一助となるべく頑張っておりますが、多くの人たちは私より若い世代となってきており私が先に死ぬ確率は相当に高いと客観的に分析しております。

ブログ移行さえも億劫に感じてしまう状況で未だ慣れずにあまりブログ更新できない状況ですが、まあ同じことを繰り返し述べているブログでしたので重複せぬように時折更新という頻度で十分なのかもしれませんねえ。

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