プーチン大統領の初めての北方領土訪問

相場日記(日々の全体相場観)

ロシアのプーチン大統領が初めて北方領土に訪問して批判を浴びていますね。

しかし私はむしろプーチン大統領が日本に助けを求める状況となりつつあるのかなと見ました。

確かにロシアはウクライナに侵攻してから4年が経って、ドローン攻撃などでロシア国内にも限定的ながら反撃にあっていることで色々と厳しい状況となっており、中国経済も厳しい情勢ですから中国からの支援も衰えていることで日本を利用したいと考え出したのだろうかなと分析しています。

政治というのはその事象そのものの是非よりもその背景にあるもの、なぜこのタイミングでそれをやったのかということの方がずっと大事で、表向きとしてはプーチン大統領が北方領土を訪問してそれに対して高市総理が抗議するというところまでが一連の演出ですが、その裏にあるもの、その本質は何なのかということを考察することがとても大事となります。

私のロシアに対する基本的な思考は関心が生じる、助けてもらいたい、利用したい情勢になったときに日本にこういうことをやってくるというということで実際過去の歴史がそれを証明しているかなと考えています。

結構プーチン大統領としても厳しい情勢となりつつあるのかなとこの事象を見て思いましたね。

マスメディア以下では反露を煽ってプーチン大統領は酷い、ロシアは酷いといったことを煽り続けておりそれに煽られている方々も少なからずですが、私はそういう短絡的な発想はどんな国に対してもしませんので反露というものにはなりません。それよりもプーチン大統領のこの演出の意図を探る方に関心を向けます。

こういう向こうから仕掛けてきた場合は日本としては良い交渉、有利な交渉が出来る可能性が高まるので高市総理はその意図を汲んでプーチン大統領と会談をする段取りまで持っていけると良いですね。

安倍総理以降、完全にロシアは日本を無視でしたからここにきてのプーチン大統領自らの北方領土訪問は非常に意図的なものを感じます。

ロシアは北海道を介して隣国ですからどうあっても付き合わないわけにはいかない敵国です。米国にとってのロシアとは違って日本にとってのロシアは非常に重要な国なのですね。

ただプーチンは酷いというだけではお粗末なのです。出来得れば高市政権で交渉を始めたいところです。首脳会談が出来れば最良ですがその辺は高市総理の手腕次第ということになります。

現状では全くの未知数ですが、これからの第二報、第三報に期待ですね。

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日本国内経済はあまりよろしくない

日本国内経済に関しては現状あまりよろしくないという評価となりますね。

これは日銀の急進的な利上げが大きく影響しているということになります。利上げは確かに物価上昇率を全体的に抑えることは間違いないのですが同時に景気を全体的に冷やす効果もあるわけです。

ですから基本的にはインフレターゲットとして2%を最良な状況としてそこから大きく乖離したときに利上げ利下げを敢行するというのが基本的な金融政策のイロハということになるわけですが、現在の日銀の発想はそうではなく2%を超えさせることのないように1%台の段階で予防的に利上げするというのが理屈となります。この最大の悪影響は日本国内経済の悪化ということになりそれがじわじわと出てきつつあるというのが現状です。これからさらに急進的に利上げをしていくことが日銀委員の発言などから推測出来ますからそれが敢行されると酷い状況になるリスクは高まっていくことでしょうね。インフレ率2%前後で推移している場合は基本何もしなくてよいというのが国際常識ですから日銀は独自性のある特殊なガラバゴス金融政策をしているということになります。

NYDOW日足
日経平均日足

非常に細かい話となりますがNYDOWと日経平均の日足チャート比較となります。

基本的には米国市場を見て日本市場が動くという連動性があるということになるわけなのですが、直近米国市場が新高値更新しているのに対して日本市場はそれが出来ていないという現状があります。米国内経済は相変わらず好調ですが日本国内経済は不穏な状況となりつつあるということを先行的に織り込みつつある相場を形成していると捉えることが可能かもしれないということですね。

今年の4月から高値までの相場で日本市場が米国市場より値幅大きく動いたと考えることも可能ですから絶対的な思考ではないのはご理解いただきたいところですが、気になる点として一応上げておきたいと思います。これからしっかりと連動してきて新高値更新と日本市場がなってくることももちろんあり得ますからそうなれば杞憂だったということになりますが、しっかりと国内経済の違いを示している可能性もあるということです。

株式市場というただ一点では米国市場がしっかりしてさえいれば日本市場も問題ない、要するに日本のグローバル大企業が米国で活躍させてもらうことで日本経済を押し上げますので日本国内経済が低調になっても総合的には問題ないという状況にはなり得るということになります。

その米国市場はトランプ大統領の適切な経済政策によってすばらしい経済繁栄時代に入っていることがすでに圧倒的な業績推移数字に表れている企業も少なからずとなっていますからこれが長期的に持続していくことで問題ないだろうというのが投資家視点では言えます。

とはいっても日本国内経済を財務省率いる日銀がぶっ壊していって大量に円買い介入して短期的でも円高に無理やりにもっていくなら日本の輸出産業の業績の伸びも鈍化して日本経済だけが世界比較で酷くなるリスクというものは相変わらず一定程度あるということは述べておかねばなりません。日銀の適切な金融政策も半分くらいは大事であるということですね。

後は高市総理が日銀に見切りをつけて積極財政に邁進して景気を引き上げるということを実際にトランプ大統領に負けず劣らず敢行した場合、日銀の失策を埋めて余りある経済効果となる可能性もありますので買いしか出来ない投資家の方々の命運は高市政権次第ということになります。

エネルギー政策の一環としてのロシア

最後までお読みいただきありがとうございました。

プーチン大統領の北方領土訪問は彼が余裕がなくなってきているということの裏返しです。

日本と話したいということをアピールしているわけですね。

なぜこういうやり方なのかと言えばむしろそうではないやり方などないというのが国際常識です。

我々日本人の方がこういうことに無知なのですね。

個人的な要件にまで落として例示するとすれば要するに買い物交渉で吹っ掛けるやり方ですね。

あり得ない数字を提示することで交渉していき妥協を有利に持っていくということです。

日本人の多くがこれをやることもあまり好まず提示されるがままに買い物することが常識であるとしてどの店に行ってもあまりもう少し安く出来ないかと交渉している人を見かけることなく最近はセルフレジで愚直に値札通りに自ら買っていく人ばかりとなっていますが、外国ではこれは非常識なのです。

1円でも安くするために様々なテクニックを使って交渉するわけでその最初の段階の吹っ掛けがいわゆるプーチン大統領の北方領土訪問ということになります。

国際的には当たり前のように行われ続けている外交戦略です。

ロシアの場合は顕著に分かりやすく日本を利用したいと考えているタイミングでこういうことをやっているというのが過去の史実ですね。

それに対して政府はもちろん怒りを示し抗議をすべきではあるのですが当然ながら裏では交渉したいのかなとロシア側に探りを入れている現段階ということになるでしょう。

我々国民もいわゆるロシアは酷い、プーチン大統領は酷いという短絡的な子供じみた発想にはならないで冷静に大人な思考でこの時期にこういうことをしてくる意図は何だろう?と考えてほしいと思います。

プーチン大統領は強かですから別に日本を威圧して煽りたくてわざわざやっていることではないということをいい加減気づかなければなりません。

日本にとってはエネルギー政策の一環としてのロシアの天然ガスや石油などの輸入は大事な要素となります。依存するのは駄目ですが一定割合で敢えてロシアからも買うということは良い外交政策となります。相手も買い主に対してあまり無碍なことは出来なくなるということです。商売をやっていれば誰でも分かることですね。

ただ中国同様、敵国ではありますから過去やってきた中国依存となるような状況に持って行っては駄目で、関係性は保つが深くはならないといった一定の距離を保つことが大事なのですね。

続報があれば高市総理による進展があったということになるのでしょう。

相場には特段影響はないですが、日本の将来という意味ではロシアは中露離間の計をする上でも大事な相手となります。

反露を煽る媒体は右寄り界隈でも少なからずであり、確かに過去の歴史を紐解くと酷い史実があるのですが、そういうことと外交は異なり、感情的になっては決していけない相手ということになりますね。

この辺は気を付けておいた方が良いでしょう。

相場は高市総理が消費税減税を実践し、責任ある積極財政を実践して言ったことを実際にやっていける体制を政治的に整えることが出来ればその実現に応じて上昇トレンド形成していく可能性が高まっていくということになるのでしょう。日銀リスク、財務省リスクは常にあるものの財務省をあざ笑うように市場は短期的円高にはなってもすぐに長期円安方向性に戻ってくる現状を示していますから市場の方が正直で正しいことが理解でき、総合的にはまだ大きな危惧を抱く必要性はないかなというのが私の現段階での思考です。

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