いつまでコロナを特別扱いするのか?モノの時代の象徴としての金、強い米国市場

相場日記(日々の全体相場観)

新型コロナウイルス新規感染者数過去最高突破!と相変わらず自己反省なきマスメディアはやっていますね。

いつまでコロナを特別扱いするのですかね?

ワクチンが完成するまでですかね?

インフルエンザは今日も一切感染者数を報じることはありませんが、着実にどこかの誰かが感染していて潜伏し続けているわけですね。

そうでなければ毎年毎年世界的パンデミックになるはずがないからです。

ウイルスというものはそういうものであり、致死率が高いウイルスにおいては宿主が即死んでしまうためにパンデミックとなりにくくなりそういったものはまさに感染拡大阻止のための都市封鎖が有効となるわけですが、致死率が低いウイルスにおいては宿主がなかなか死なないために世界的パンデミックになってしまうわけですね。

この感染力と致死率の反比例の法則を世界中の人たちが知る必要があります。

別に専門家ではなくても常識的に推理すれば誰でも行きつくはずの簡単な論理なのです。

ウイルスは自分だけでは生きられないのです。宿主に寄生して初めて生きられると言った悲しい運命にあります。

従って宿主を殺してしまったら自分も死んでしまいます。

ですからウイルスとしては自分たちが生き残るためには宿主を生かさず殺さずに感染拡大させていかねばならない上手い案配に自己調整しなければならないのです。

従って今日も変異を繰り返して試行錯誤を繰り返しているわけですね。

つまり新型コロナウイルスCOVID-19は世界的パンデミックになった時点でもうインフルエンザ同様の扱いにすべきなのです。

無症状者や他の風邪と変わらない症状しか出ないほっといても治る軽症者は逐一隔離せずに風邪薬でも出して家に帰し、医療は重症者だけを集中的に治療するといったインフルエンザウイルス同様の対処をする体制に整えなければならないのです。

政府が今やるべきことは一つだけです。

指定感染症指定を外すことです。

そうすることで新型コロナウイルス感染者というだけで無症状でも軽症でも入院させてベッド数を圧迫させたりホテルに監禁させるといった恐怖を患者に与えることがなくなります。

いわゆる専門家の罠というものなのですが、専門家の方々のご意見は本当に貴重ではあるのですが、その専門的な正確性故に、いわゆる感染症学的には正論でも一般社会で生きる上では正論とはならない現象が今の新型コロナウイルスに関しての誤った対処なのです。

感染症学的には新型コロナウイルス感染拡大阻止のためには感染者を特定しその経路を特定して潰していく作業が大事であり、感染者は無症状でも隔離してさらなる感染拡大阻止をしていくことが必要なのです。

しかしそんなことを無尽蔵にやっていけば医療体制がもたないですし、我々国民側としては感染していると分かってしまえば隔離されて自由を奪われてしまうといった恐怖心から人との接触をなるべく避けて感染リスクを低めるとともに検査を受けたがらなくなりますから仮に感染している疑いがあっても隠したくなるのが当然の人間心理です。

実際コロナいじめコロナリスクに晒された人たちへの誹謗も少なからず起こっている状況ですから余計にそういうことになっていきます。

いわゆる専門家故の誤謬なのですが、まさに専門家としての専門分野だけを考えた場合には正しさを示していてもいわゆる総合的判断が必要となる政治的、社会的判断としては大きな誤りとなってしまうといったことになるわけなのです。

専門家の方々のご意見は本当に貴重なのですが、それが我々が生きる上で正しいものを提示しているとは限らないということを早急に理解してその過ちを正さねばならないのですね。

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モノの時代の象徴としての金

コロナ禍で緊急的な平時では過剰な金融緩和が行われることによってカネからモノへの時代変化が急激に起こっている現状です。

その象徴としての金価格の最高値更新間近ということがあります。

金価格はいよいよ2011年の金バブル最高値更新しようかといった勢いになってきていますね。

金相場に関しては私ももう去年の6月21日に保ち合い上放れ可能性タイミングを提示してから何度も繰り返し述べておりますが、相変わらずそのシナリオに変化はなく、基本買い姿勢で良い状況ですね。

金週足

史上最高値更新し1オンスあたり2000ドルの大台に乗ってくるのかどうか現状の環境からはかなりの高確率可能性ということになります。

コロナ禍でリスクオフ通貨の緊急的ダブつきのファンダメンタルが盤石な状況ですからここに変化が生じない限りは底堅い展開は続くということになります。

株式市場もモノですから基本的に底堅い推移であると考えられるわけですが、こちらは金とは違ってコロナ禍でリスクオフといった側面はマイナスですのでコロナ禍でむしろプラスとなるインターネット関連銘柄などが限定的に持ち上げられてはいますが全体的には高値を追っていくことは難しく二極化がより広がっていく状況となっています。

いずれにせよこのファンダメンタル環境が急変するタイミング、要するにコロナパニックがいつ収束するのかしないのかといったところがこの相場の流れの転換点となるでしょう。

強い米国市場

米国市場は強いままですね。

NYDOWは日足において長短移動平均線が収束して株価はそのすべての線の上に位置しており、保ち合いからの上放れ可能性を示しています。

チャート形状がすべてを占うわけではないですし、予期せぬ事態によってチャート無視となる値動きとなることが結果論的に分かることは当然ありますから断定は出来ないわけですが、大統領選へ向けて緩やかに全値戻ししていくような底堅い展開に現段階においてはなっております。

そしてナスダックは上昇トレンド継続中であり、圧倒的に強い展開となっています。

コロナ禍が続くとより業績向上が見込まれる大分類においてはインターネット関連銘柄、細かくいけばコロナテック銘柄が先導していくことによって史上最高値更新を継続しています。

コロナはいい加減社会的受容をするべきだと私個人は考えているわけですが、世界環境はそういう方向性には向かっておらず、むしろ依然として第二波、第三波を恐れて感染拡大が続き再ロックダウンしている国などもあり、まだまだパニックが続いていく様相ですのでそれは全体経済的にはより厳しくなっていくといったマイナス面があるはずなのですが、前述したモノの価値の緊急的向上とともにコロナ禍でむしろより業績向上が見込める一部の企業が圧倒的に評価される相場によって全体も押し上げられているといった状況ということになりますね。

日本では第二波が第一波より大きくなっているということで国内経済の一段の悪化が見込まれており、残念ながら国内事業中心の代表格となっている例えばこの銘柄などは新安値更新に沈んでしまっているといった展開になっています。

米国や中国などは圧倒的財政出動をしているからよいのですが、日本ではそういった国々と比して相変わらず小規模にとどまっていますので相対的に日本経済は弱まっていく方向性が見えている故に国内経済次第のところがある企業は世界的な株式市場の底堅さがある中でもこういった圧倒的に弱い展開となってしまっているということになっています。

私は日本人ですからこういった国内企業が浮上するような展開が来なければ意味がなくグローバル企業だけが繁栄する時代は日本の株式市場的には良くても日本経済全体、日本国家にとっては良くないと相変わらず考えております。

私が逆回転相場の指標として取り上げている業界はグローバル企業という意味では日本国内が駄目でも海外があるという意味で相対的には新安値更新はせずにいる現状ではありますが、急反発する強さもないですからやはり日本市場も歪なコロナパニック相場が続いていていわゆる大分類におけるインターネット関連銘柄だけの二極化相場が続いているというところでしょうね。

単純なカネからモノへの緊急的なファンダメンタル要因だけで大きく動いていくのは無理があると私はやはり考えています。もっと大規模に持続的に財政出動を繰り返すことによって初めて日本経済は国内、内需から力強く立ち上がっていくと思いますが、財政規律派が多数派なのか依然としてその規模感がしょぼく見えてしまっているのが残念です。

ただまあ相場的には米国市場次第ですからそこに変化がない限り株式市場は相対的に弱いながらも連動性を示す確率は高いということになりますね。

特別扱いを止めるために

最後までお読みいただきありがとうございました。

新型コロナウイルスCOVID-19はここまで本当にマスメディア以下、多くの医療関係者たちも含めて特別扱いされ続けている現状です。

実態は新種の風邪に過ぎないわけなのですが、要するに多くの専門家も含めて相変わらず多数がパニック状態にあるということなのでしょうね。

人間は一度恐怖を植え付けられてパニック状態になってしまうとそこからなかなか抜け出すことが出来ません。

環境が変わっても事実認識がされてきてもそれを素直に受け入れられなくなるのです。

最初の殺人ウイルスとしての未知なる新型コロナウイルスCOVID-19といった呪縛から抜け出せなくなってしまうのですね。

人間心理が最重要な相場の世界ではよくある話でその対処が完成している私から見れば容易に理解できてしまうことなのですが、残念ながら多くの人たちはこういった対処をする訓練が成されていない世界で日々生きていますので仕方がない側面もあるのでしょうね。

同類のものであるのに何故か特定のものを特別視してしまう、相場においては特定銘柄に過剰にも拘ってしまう人間心理なのですが、その克服は本当に難しく、相場においては手痛い大失敗を犯して初めて分かる人がほとんどなのですが、新型コロナウイルスに関しては手痛い大失敗など犯すべきではなく、何とかパニック症状から抜け出す人たちが一人でも多く増えて今を生きることを始められるように本質を分かっている人たちが愚直に反復して啓蒙していくしかないのでしょうね。

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