着実なロシア、沈む欧米、中国の相対的台頭

相場日記(日々の全体相場観)

マスメディアの論調は総じて相変わらずのロシアは弱体化している。敗戦濃厚だ。プーチン大統領はガンで余命いくばくもないとまことしやかに喧伝活動が行われています。

日頃ロシアのデマに騙されるなと言いながら自分たちマスメディア自身がデマを流しているのですからまさにおまえが言うか状態ですね。

その中で米調査報道記者のシーモアハーシュ氏がロシアの海底パイプラインとなるノルドストリーム破壊に関して米政府の関与を示唆しました。

私がもう最初から認識していた通り、バイデン大統領によるウクライナ紛争であるということが一つ証明される事象となっています。ロシアばかりを非難する報道が日本を含むマスメディアでは常となっているわけですが、まさにそれがフェイクニュースであり、その裏ではしっかりとバイデン大統領率いる米国政府がロシアをけしかけてウクライナに侵攻させて現在の状況を作っているということが明らかとなっています。

安倍元総理暗殺にもバイデン大統領が一枚嚙んでいると私は認識しております。

こちらも日本では全く報道されなくなって統一教会の話に変えられてしまって真相は闇の中に葬り去ろうとしていますが、本来はこのような米国政府の関与を暴露した記者のようにこういった安倍元総理暗殺の真相を暴露するような優秀な記者がメディア界隈にいなければならないわけですが、実際にはそういう方々は皆無なのが日本の実情でしょうね。安倍元総理暗殺も明らかにおかしいのです。個人が簡単には手に入らない自作銃を作成して杜撰な警備体制を敢えて敷いて警察の怠慢で偶然が重なってたまたま殺害されたとするだけでは分析が浅すぎるのです。そんな状況が常態ならもっとたくさんの要人達が日本で殺されていても良いはずなのです。そしてさらに銃弾が無くなっているということも疑問であり、他にスナイパーがいた可能性もあるわけです。いずれにせよしっかりと調べて真相を究明すべきなのですが、マスメディアは完全に沈黙なのです。従って大きな力が働いている、米国政府の関与というものを私は疑っているわけです。何の根拠もなくただ思っているわけではなく一連の流れを見ていくとそこに繋がっていくと思考したということなのです。ウクライナ紛争に関しても同じような道筋で結論付けたことであり、実際それが正しいことが今になって分かって来つつあります。

もちろんプーチン大統領の肩を持つわけでもありません。彼は彼なりにロシアの国益を考えて冷徹にやったことだということです。感情的に英雄的な思考で狂信的に決断したことではないということです。ウクライナ大統領はその気がありますが、実際には元お笑い芸人らしいパフォーマンスであり、バイデン大統領の指示のもとに動いている傀儡政権であることが明らかです。

ロシアによる大規模攻撃が始まっており、このウクライナ紛争はすでに米露戦争であるということは我々一人一人が認識しておかねばなりません。核戦争とならないように表向きはウクライナを嚙ませているということです。

本来はマスメディアとなるテレビやラジオ、新聞などがこういったことを正しく報道すべきなのです。

ところがそうはなっていないのが実情です。

ただこれは日本に限った話ではなく米国でも同様ですから結局はインターネットを駆使して世界各国の真摯で真面目な真実を追求し続けている人、組織を探してその情報もしっかりと得たうえで総合的に判断していくしかありません。

私が述べていることももちろん一個人の分析でしかありませんから真実ではない可能性も十分にあるわけですが、コロナ風邪にしてもウクライナ紛争の米国バイデン関与説にしても後になって事実と分かってくるといったことになっており、そのことは相場師として時代の流れを読み続けて成功し続けてきた人間としての経験が成せる技かなと自負しております。

しかし謙虚にこれからも各種情報を鵜呑みにするのではなくしっかりと吟味し、自分自身にバイアス、偏った思考がこびりついていないか注意しながら出来得る限りの真理となる主張をしていきたいと思います。

どうであれ結局は時代の流れは多数決で決まってしまい、故に脱炭素やらSDGsやら阿呆な思想が主流となっているわけですが、こういったものも世界に喧伝して流行させて利益を得ようとしている勢力がやっていることであるということは認識しておかねばなりません。

つまりそんな主流となる思考に流されない自分自身でい続けるということですね。

流されやすい日本人は多いですからそれが良い面となることもあるのですが、悪い面に出てしまうとこういった偽善に、真理ではない事象に世界の誰よりも真面目に取り組んでしまうといった結果となってしまいます。しっかりと自分の頭で考えましょう。

相場は他人に依頼するのではなく自分の頭で考えるしか成功し続ける道はない世界ですから自然と私はそのような思考になっていきましたが、別に世の中を変えることは出来なくても少なくとも自分自身は真理を認識しているということは大事なことなのです。

戦争はいけないことなど誰でも分かっていることですが、そこで思考停止していてはいけないのです。その背景にあるものは何だったのか、どういう状況でどういう過程でそうなってしまったのか、きちんと考えなければならないのです。

いわゆる戦争絶対反対しか述べない方々が全く進歩がないのはそういうところです。

こういうことをきちんと考えなければならないのは当然同じ過ちを繰り返さない、戦争を再びする確率を低くするためなのですね。

ウクライナ紛争に関してはウクライナに侵攻したロシアが悪いと言うだけではまた同じ過ちを繰り返すだけなのです。その背景にあるものをしっかりと分析して認識して、バイデン大統領の仕掛けた戦争であり、米国に大きな責任があるということを理解し米国も同時に批判していかねば駄目ということですね。

米露トップがどちらもウクライナ紛争長期化を目論んでいるわけですからこの紛争はまだまだ停戦することは難しいというのが現状認識であり、日本としては当然米国に停戦を求めることが出来るか?ということになり、まあ日本政府では不可能でしょうが、もっと対岸の火事である欧州が危機感を持って停戦を促していかねばなりません。英国が米国にべったりですからドイツやフランスなどが主導して停戦合意に導いて欲しいものですが、残念ながらその動きは今のところ見えませんね。イスラエルやインド、トルコなどが動いていますがやはりまだ力不足なのです。

欧州大国の英断を期待したいところです。

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中国の相対的台頭

中国は漁夫の利ではないですが、米ロがウクライナを使って代理戦争して互いに疲弊している中で非常に有利な状況となっています。

習近平支配体制は確立し、後は沈みゆく米国を追い抜いて世界支配へ向けて進むのみといった勢いですね。

現状においては米国の属国である日本としては脅威的な存在です。

防衛費増額した程度では抑え込めないでしょうね。

結局は米国のお古の武器を高い金で買うので効率が悪すぎるのです。

それでなくても日本経済は財政規律大増税で沈みゆく経済方向性となっていますからそれを財務省岸田政権が大転換しないなら経済成長しないということですからまさにガンガン大増税して消費税は50%くらいにしなければならなくなるでしょう。

質素倹約は大好物な日本人ですからいかに消費を抑えるかは得意な国民かもしれません。

国家は消費税を絶対増税しかしない税目と決めていますから消費したら罰金を取る、消費するなと国民に訴えて国を亡ぼす手助けをまさに政府の人間がやっているわけです。

まったくマゾ国家です。

従って最終的には中国に支配されてしまうのが落ちでしょうね。

その前に上手く中国を丸め込んで取り込む戦略を立てられるかどうかといったことが米国がこのままバイデン政権の方針を継承し続けて衰退し続けていく限り日本が考えて行かねばならない方向性になるでしょう。

中国の相対的台頭が着々と進んでいるということを認識しましょう。

日本は単なる感情的な嫌悪感だけで中国を見る幼稚な発想からは脱却しなければならない時代となりつつあるということを我々一人一人が厳しく認識しなければなりません。

相場概況

相場は現状意外と底堅い推移と言ったところですね。

米国市場がまさにそのような感じで、といっても上値は重い感じではあるのですが、高インフレ継続、景気後退リスクが高まっていると考えられている割には底堅いので日本市場も同様といったところです。

金融相場と少子化対策関連相場の二軸はしっかりと継続しておりそこに鉄鋼相場なども加わってなかなか良い相場付きですね。

まあ相場師としてはどうでもよいことですが、日銀総裁人事が黒田総裁退任は確定しており、次期総裁がリークされていましたが、まだ確定というわけではないようですから誰になるか、そして最も大事なことはそのなった人が何をやるかということになります。それ次第で金融相場の行方は決まっていくのでしょう。少子化対策関連相場に関しては前回も述べた通り、過小評価し過ぎの修正が入った現段階でそこからコロナパニック脱却で都会に人口が再流入していく流れとなっていくなら待機児童問題もまたぶり返すこともあり得ますし、何よりも大事なのは少子化対策予算をどの程度の規模でやってくるのかというところですね。子ども予算倍増したいとか口が滑った岸田総理ですが、いずれにせよ4月に発足するこども家庭庁から6月の方針策定といった政治日程において相場としても常に注目し続ける息の長い主題となる可能性は高まりつつあるというのが現段階での判断です。

私はお金だけの問題ではないと思うので少子化阻止とはならないと見ておりますが、しかし子供を育てやすいインフラ環境作りの確立には大賛成ですので巨額予算を設定して国家百年の計で長期的継続的に財政出動していくものを作り上げて欲しいですね。そうすれば相場としてもその手のものが大飛躍を遂げることになるでしょう。新春から夏にかけて楽しみですね。

個別ではこういった流れは作られる可能性がありますが全体的には利上げ方向性、大増税方向性といったことに変化が無ければ日本経済衰退方向性にあり、それは長期的日本売りになるという意味では円安方向性といったことを相変わらず取り上げておきたいと思います。

こちらは米国の状況によっても変化するものですが、現状の大きな政策方向性から見ると円売り方向性になってしまうという現実は認識しておかなければならないと私は考えています。

私個人は楽観的である

最後までお読みいただきありがとうございました。

ここまで散々悲観的なことを述べてしまいましたが私個人は楽観的です。

明日は明日の風が吹くの精神で日々生きております。

それはひとえに子供の頃の貧困時代を生き抜いた経験が生きているように思えています。

当時はとてもそんな風には考えられない悲惨な現実の中で苦しんでいましたが、今振り返るとあれがなければ今が無かったなと思える自分がいるわけですね。

ですから今苦しい状況にある人たちも心だけはいつも楽観的に生きてくださいね。

経済的には苦しい、社会的にも苦しい、様々な苦しみが連鎖している環境にあってもなお楽観的な心を保てるか。

これが人間修行の醍醐味です。

私がそのような環境にあるときはいつも下を見ていました。

身体は胸を張って上を向いていましたが、思考はいつも下を見て、自分は確かに最悪な状況下にあるように思えるけれど世界を眺めるともっと酷い状況下にいる人もいるよなあと思うことでもう少しやってみるかという意欲がわいてきました。

上を見ても切りがありません。

そういった人を羨んだり妬んだりするとそれが自分に返ってきてしまいます。

常に自分より下を見ること

逆境下ではいつもその心が大切だと私は思います。

相場でも常に順境下で奢らず、逆境下で挫けずの精神でいることが大切です。

それを維持するための具体的実践は下を見ることです。

ぜひとも実践してみてくださいね。

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