自己責任というもの

独活日記(相場を生き抜くために)

投資は自己責任が原則です

投資契約を結ぶ際にただし書きで下の方に小さい字で書かれているのですが最も大事な言葉です。

実際相場を張る上では絶対的な原則と言えましょう。

自己責任自己責任といった世の中は生きづらいといった言説も増えてきている中この自己責任というものに関して相場師の立場から考えてみたいと思います。

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社会における自己責任

例えば毎日怠けて呆けている自堕落な生活をしてきた人が年取って生活保護を貰って生きているとしたら皆さんは怒りを感じますか?

最近は薄まってきているようですが日本人の中にはまだまだ恥の意識があり、こういった人間を見ると自己責任であると断罪したくなる気持ちはわかります。

この人の場合は確かにその現状況に陥らせてしまったのはまさに自己責任ですね。

ただ生活保護を受けること自体を否定することは出来ません。

国は国民の最低限の生活を保障しておりそれが生活保護制度として法律が定められているからですね。

国は国民がどれほど若い頃自堕落な生活をしてきて酷い人間性であったとしても最低限の生活ができず働けない状況にあるなら救う義務があるのです。

そこに正義感やら人間性の善し悪しやら自己責任やらを持ち込んでは決していけないのですね。

国税で食わせるわけなのですが国民同士が富める者は他人より多く富を出し、貧しき者は他人より少ない負担とすることで同じ国民として助け合って生きるという相互扶助の精神で国というものは成り立っているということですね。

ここに理不尽を感じる有能な方々はしきりに市場原理主義やら生産性、効率性とやらを強調するのですが、私はその最たる相場の世界で生きてきているので一理あるとは思うのですが、それを国家として実践すると社会が急速に悪化して結果的に皆沈むことになってしまうのですね。

もちろん外国に住めばよいというグローバリストな方々には関係ない話なのですが私を含め日本を愛する日本に住むからこそ意味がある、日本に住むしかない多くの日本人にとっては社会的悪化は不幸な時代なのです。

社会における自己責任というのはそういう最低限の生活レベルではなくもっと上のレベルの話限定で自己責任でハイリスクを冒すことでハイリターンを目指し大成功を収めるかもしれないし大失敗を収めるかもしれないが、挑戦する自由があり、その結果は甘んじて自分自身で受け止めるしかないということになります。

どうやっても優勝劣敗は社会で生きる限り出てきますのでそういう点においては自己責任でやるしかないですねということです。

相場における自己責任

相場においては完全自己責任が原則です。

利益を出しても損失を出してもその結果はすべて自己責任なのですね。

最低最悪の結果となってしまっても当然国も補填などしてくれませんしすべきではありません。

本当に厳しい厳しい自己責任が原則世界なのですね。

だからこそ若くして何百億と稼ぎ出す大成功者も現れるわけですし、一夜にして資産破綻する大失敗者も現れるわけですのでハイリスクであるがハイリターンでもあるとある人にとってはやり甲斐のあるとある人にとっては博打に見える世界です。

相場師はどのくらいの資金をどの市場、銘柄にいつ仕掛けいつ手仕舞うのかをすべて自分で決めなければなりません。

その際に日経新聞のこの記事を参考にしたとある有名経済評論家の発言を参考にした、投資顧問の推奨銘柄となっていた、何か責任転嫁出来そうなものを持ってきて実践していたとしても最終決断したのは自分自身でありこういった物、者は別に売買しろと強制したわけではないという意味で責任は全くないのです。

物言う株主と称して株価の下落の責任を経営者に罵詈雑言することで晴らそうとしている愚かな投資家も依然として多いですね。こういう投資家たちは投資は自己責任であるということが全く理解していないのです。

株価の下落の責任の一端はもちろん経営者にもありますが彼ら彼女らもまた投資家に今日このタイミングで株を買ってくださいとお願いしているわけではなくその投資家自身が間違ったタイミングで株を買ってしまったから塩漬けになっているだけの話ですのでその自分自身の失態を経営者に転嫁している時点で投資家失格なのです。

私はこの厳しい相場の世界で何十年も自己責任で相場を張り続けてきましたので安倍総理支持者たちが財務省が悪いだとか党内財政規律派の圧力がとか言うのを見ていてしかしそれでも最終決断を下すのは総理大臣ただ一人でありそこにすべての責任があるとどうしても考えてしまうのですね。

故に消費税8%に上げた安倍総理の責任は重く、10月に10%に上げて日本国民の首を絞めた安倍総理の責任は重いと批判するわけですね。

その内部事情として様々な権力争い的なものがあるにせよ、結局は日本の各種政策遂行の最終決断をするのは総理大臣であるという意味でその立場にある人が全責任を負うのが当然だと思うのです。

相場における自己責任とは非常に重いもので、私自身それを何十年と自分自身に負い続けてきた相場人生を送ってきて今も相場を張れている自分があるのでこういう無責任な方を見ると情けなくなってきてしまうのです。

自己責任というもの

最後までお読みいただきありがとうございました。

自己責任というものを考えるときに難しいことは何かと言えば意外と自覚していない人が多いということです。

あなたが相場で仕掛けた瞬間からもうそれはあなたの自己責任なのですね。

自己責任であるということを心底分かっている方であるなら仕掛けた瞬間にすでに手仕舞い戦略は立て終わっており、予期せぬあらゆる事態を想定して適切に対処できるように怠りなく日々監視し続けて実践していくのですが、実際は結構いい加減にやっている方々は多く、拘りに固執している方々も多く、誰に何に影響を受けて投資してしまったとしてもそれを実際に行ったのはあなたでありその責任はすべてあなた自身にあるということを理解していないかのような言動を繰り返しているのです。

分かっていると思っているようで分かっていないような行動をしているということはあまりに多いですのでもう一度あなた自身は現在手がけているポジションに関してすべて自己責任であるということを理解しているだろう準備、対処を講じているかどうか再確認してみてほしいのですね。

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