今年の12月はめちゃくちゃ忙しい日々となっています。
今年は易しすぎる相場が最後まで継続しており、大利を出せた投資家の方々もかなり多かったのではないでしょうか?
プロの相場師として私も当然大利を出していますが、それを持って自分の実力を過信してはいけません。
かなり相場環境が容易な環境でしたからあまり実力というものの差が出ない相場だからですね。
新型コロナウイルスのおかげで世界各国緊急避難的な経済対策を打ち続けていますからその効果がしっかりと株式市場には出ているということになります。
もちろんコロナ禍で大打撃を受ける業界は徹底的に売り叩かれ、コロナ禍でむしろ高成長する業界は徹底的に買われる、まさに相場らしい富めるものはますます富み、貧するものはますます貧する弱肉強食世界となりました。
トレンドフォロワーである私翁は故に買いでも空売りでも存分に利益が出まくり、とにかく仕掛けタイミングが休む間もなく頻繁にやってきていますので前代未聞の多忙さとなっており、故にブログ更新も減ってしまっています。
この点は深くお詫びいたしたいと思いますが、まあこのブログの読者の皆様であればこれほどの易しい相場ですし、日々私のブログを読んで反復しなくても余裕で利益を上げ続けていらっしゃるだろうと思います。
本当に、本当に易しすぎる一年となりました。
今年の反省
勝って兜の緒を締めよ
ではないですが易しすぎる相場で大利が出続けてしまってもそれに奢ることなくしっかりと反省していくことが大切であり、言うだけではなく私自身自己反省したいと考えています。
まず今年の主役となった新型コロナウイルスに関してはここまでパニックが続くとは予想しませんでしたね。
どう見ても風邪ウイルスに過ぎないものであることが明らかになっても変異体だなんだと言ってまだ大騒ぎしており、インフルエンザでももう長年変異体が生じ続けていて世界的パンデミックになり続けているが何事もなかったように生活していた世界人類が今回だけはパニックになり続けているのです。
一度パニックを煽られるとなかなかそこから脱することが出来ないのが人間というものなのだなあということを今回学びましたね。ここは大いに反省点です。人間というものの評価を少し変えなければならないと考えています。
ただ相場としてはコロナショック時は淡々と空売りして大利を得て、リバウンドで買いをして大利を得てと一度に二度おいしいまさに私が口を酸っぱくして言い続けている市場の考えに従うという実践行動を私自身出来たという点は私自身高評価できるということになりますね。
私自身も日々このブログを読み返して自分に言い聞かせ続けていますのでいざ実践すべき段階で迅速かつ適切に売り買い問わず実践継続出来たということになりましょう。
平時にこうやって自分の精神をしっかりと鍛えておけばいざ戦時、といっても風邪にパニックしているおかしな状況ですが、どうであれ先入観を持たずに大したことはないという私の考えは無視して空売りできたことは良かったことですし、恐慌が起こるだなんだといった言に惑わされることなくリバウンドでしっかりと買えたことは良かったことですね。
前半戦のコロナショック相場は皆さんはしっかりと二度美味しく取れましたか?
圧倒的ボラティリティでしたから自分の考えに固執しなければ上手く取れたのではないかと思います。
大統領選
後半は大統領選が焦点でした。
ここでの私の反省点はトランプ大統領再選となるだろうと客観的に判断していたが結果そうならずにバイデン新大統領が誕生してしまったということですね。
ここは大いに見誤りました。
基本的に米国内経済政策は満点政策で実際コロナ禍を除けば経済は非常に好調に推移していましたのでコロナ禍があってもそれはトランプ大統領の責任ではなく、きちんと政策を見て判断するなら経済政策においては満点だったトランプ大統領が普通に再選されるだろうと踏んでいたからです。
しかしその判断は間違いとなる結果となってもちろん反グローバリズムに走るトランプ大統領を嫌うグローバルマスメディアたちは盛んにコロナ禍をトランプ大統領の責任として押し付ける喧伝をしており、その影響もあったわけですが、私はそれでも米国民の過半数はトランプ大統領のやってきた正しい経済政策をしっかりと見て判断するだろうと見ていたので残念に思うとともにまだまだマスメディアの影響力が大きいことを再確認したということになります。
本質的にはこのトランプ再選ならずのきっかけは新型コロナウイルスがもたらしたと言って良いのでしょう。
トランプ大統領もさすがに予期せぬ未知なる風邪ウイルスがこれほどのパニックを呼び、自身への圧倒的打撃となってしまうとは思ってもみなかったでしょうね。
実際彼自身高齢者でありながら新型コロナウイルスに感染したわけですがあっという間に回復して現在は何事もなかったようにケロリとしています。
これが感染したほとんどの人たちにもたらされる結果、つまり風邪に過ぎないものなのですが、米国でもすでにパニック症状を患っているひとたちが多数派となっており、その傾向はワクチン接種が始まってもまだ残り続けている状況ですね。しかし社会的受容へ向けて進むことは間違いなく、時間が解決することになるのでしょうね。
来年はバイデン新大統領がどんな経済政策を実践してくるか注視しなければなりません。
現状では大規模公共投資をすると述べており、それはつまりトランプ大統領の経済政策を踏襲するということですからそうであるなら米国内経済にとっては適切であり評価できるということになりましょう。
しかしトランプ大統領のように言ったことをその通りに実践しようとするかどうかはバイデン大統領の言行一致度合いを測らなければなりませんので現段階ではまだ未知数です。
ここは来年のリスク要因になるということになりますね。
相場としてはバイデンご祝儀相場が到来して買えば普通に利益が出ていく易しすぎる相場が年末まで続きました。
その中で物色変化が起こっており私がいつも述べているように特定銘柄にこだわらない姿勢でしっかりとその変化に対応出来たかどうかといったところは反省しなければならない投資家は少なからずだったかもしれませんが、そこをしっかりとこのブログを反復して精神確立に勤めていた投資家であれば上手く対応してしっかりと手掛けることが出来て大利を得られただろうと思います。
当然私も大利となりましたが、特定銘柄にこだわり続けるなどといった素人売買は私はまずあり得ないほどの精神となっていますのでこの辺は個人的には全く問題ない状況でしたね。
皆さんはバイデン新大統領ご祝儀相場を満喫できましたかね?
易しすぎる相場でしたからまあ大丈夫だろうと思いますがこういう相場環境で大利を出せていない方々はしっかりとそれが出来なかった原因を反省して次は正しく実践できるように改善してください。
反省は常に大事である
最後までお読みいただきありがとうございました。
反省することは大事なことですね。
従って私自身の反省点を詳らかに語らせていただきました。
私は評論家のように自分がすべて絶対的に正しいとした自分の発言の過去を検証して反省するといったことをしない言いっぱなしの無責任な俗物ではありませんので自分の言葉に責任を持って常に検証し反省し続けて改善すべきは改善しようと努力しています。
その反省の中身という点では実は相場を張るということ、相場師としての反省は特にないというのは祝着でしたね。
易しすぎる相場故に起きたことかもしれませんが、素直に喜びたいと思います。
コロナパニックの収束時期といった社会的なことや大統領選の動向といった政治的なことに関しての発言において反省すべきことが生じたのは当然私は社会学者でも政治学者でもない素人であるということなのでしょうね。
まあその手の方々がしっかりと先読みできている人ばかりではなく、間違っても華麗にスルーして次の発言をしている人も多いという意味ではそのような肩書を持っていても偽物であることが多いということを実証しているのでしょう。
私自身の反省を総括すると社会的人間の行動、パニック症状における適切な行動の喪失、このあたりをもう少し学ばねばならないなと思った一年でした。
皆さんも投資家として今年一年どんな相場を張ってきたかどう考えどう実践してきたか振り返ってみてぜひとも自己反省してみてくださいね。
大利を得た人も大損してしまった人も皆必ず反省する時間を作ってみてください。
今年はコロナ禍で鎖国状態となり、国民総閉じこもり推奨年末年始となりましたのでこれを良い機会として一人じっくりと自室に籠って静かに反省してみると良いでしょう。
そのような丁寧な一つ一つの反省がきっとあなたの将来における適切な相場実践に繋がることを私翁が保証致します。