風邪をカウントすることの愚かさ

相場日記(日々の全体相場観)

重症化率も致死率もインフルエンザより小さくなったのではないかといったようなコロナオミクロン株ですが、自己反省なきマスメディアは相変わらず過去最多の感染者数だと恐怖を煽っていますね。

普通の風邪であってもこじらせて肺炎などを引き起こして死ぬ人は一定数出続けているわけですが、普通の風邪は何人感染したなどと逐一マスメディアが報道することはありません。

確かに今日もコロナ以外の風邪をきっかけにして重症化し、死亡している人がいるのにその人は完全無視するわけですね。

愚かしいことです。

いったいいつまでコロナパニックを続けるのでしょうかね。

風邪を引いた数を一生懸命カウントして報道していったい何の意味があるのか皆目見当が付きません。

いい加減そろそろその愚かしさに気づきましょう。

新型コロナウイルスは目出度くその他無数の風邪と同様な存在となりました。

医学的にではないですよ。

社会的に人類存亡上のリスクが皆無のものであったということが確定したということです。

結局スウェーデン首相やブラジル大統領の感染阻止対策は何もしないという決断が正しかったことがここに証明されたわけですね。

私も最初からこの方々の決断が正しいと喝破していましたが、その通りの状況になってきたということです。

最終的に全国民が一度は感染して免疫を付けるしかありません。

早いか遅いかの話で高齢者はワクチン接種などでならしていくのが良いのは確かですが、それ以外のほとんどの人たちはさっさと感染して無症状なら気づかない内の感染で回復してしまったというのが大多数となり、軽症以降は検査を受けてしまったら発覚してまるで犯罪者かのように隔離されてしまいますが、もちろん重症化しないような対症療法を医師が適切に行うべきですし、感染拡大阻止よりもそこに重点的に力を入れるべきですが、いずれにせよ全世界全ての人たちが一度は感染して免疫を付けるという過程を遅かれ早かれ踏んでいきながら変異株にも適宜適応し続けることになります。

相場の真理に永遠に気付かない投資家も数多いですがこのウイルスというもののこの真理にも気づかない人たちはやはり数多いのは残念なことです。

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コロナパニック相場

相場はコロナパニック相場といったところでその基本はバリュー買いのグロース売り、大企業買いの中小企業売り、配当権利取りといった主題とコロナ変革バブル崩壊といった主題が同時に起こっており、私が去年の来年の展望で述べた基本様子見姿勢で売り買い問わず短期売買に徹するのが吉となる相場展開となっています。

オミクロン株の感染力によって感染者数という数字が過剰にも強調されて煽られることによって多分に影響を与えていますが、前述したようにオミクロン株はもう軽い風邪の段階にまで弱毒化していますから各国政府が誤ったメッセージや間違った政策をしていかない限り風化していくものであることが明らかとなっています。

専門家と称する素人が跋扈するのは相場の世界だけかと思っていましたが医学界でも少なからずいるということが今回分かったコロナパニック騒動ですが、そういった専門家たちの過剰な煽りによってコロナパニックというものが形成され、異常性を好む相場師としては大いに収益を上げさせていただきましたが、相場の大きな歪みというものを生み出してしまいましたね。

この辺の修正が現在入っているといったところです。

売り一色というわけではなくて高値更新まで買われているセクターもありますから単純にコロナパニック相場の修正が随所で行われている活況相場と言えるでしょう。

最終的にはコロナパニック脱却相場となる逆回転相場が起こる可能性も高まってくると思いますが、まだ各国政府の長は感染阻止対策というものを行っている愚かな国も少なからずですからどの程度でコロナパニックが終わるのかは現段階では未知数ですね。

金融政策、経済政策の変化

そういうわけでコロナは風邪が確定していますから実際のところはコロナパニックというものはいい加減収まっていくというのが私の見解ですし、遅々としてはいるもののその方向性へと時代も進む確率は高いと思いますが、それよりも株式市場にとっては何度も述べている通り、金融政策、経済政策の変化というものが非常に大事な点となっています。

ECBの利上げは元よりFRBも利上げ方向性へと進むことが予測されます。

インフレ過熱状況がどのくらいの数字を出していくのかといったところを見ながら利上げ程度、利上げ頻度が決まっていきその結果によって大なり小なりの影響を相場に与えることは間違いないということになりますね。

また米国政府が主となりますが、インフレ抑制に効果的となる増税を実践する可能性も高まります。

これは金融政策のみでは高インフレが抑えられないリスクというものが生じた場合には実践するのが適切ですが、上手くやらないと消費意欲や設備投資意欲を減退させ景気を急激に落ち込ませてしまうリスクがあります。

この辺の案配はいつの時代も難しく過去大きな失敗を何度も引き起こしていますから今回もまた気を付けて注視していかねばなりませんね。

いずれにせよ中期的にはコロナパニックがどうであれこの金融政策、経済政策の変化がありますので目先上値は重い展開が続く可能性が高いと見ておくのが大切でしょう。

本格的な調整局面が到来するのかどうかといったところが引き続き目先の焦点です。

市場の考えに従え

最後までお読みいただきありがとうございました。

さて年初における最初のくだらない相場予測をしたわけですが相場師としては相も変わらず上がるなら買い下がるなら空売るを淡々と実践継続してくださいね。

実際現状かなり素直な相場となっており、買いでも空売りでもしっかりと利益が出るような相場となっています。

このコロナパニック相場の修正がある程度進んだ後は素直でない上下運動を繰り返す難しい局面も来るかもしれませんが、今のところは高値更新安値更新いずれも継続的に起こっている段階ですからきっちりと市場の考えに従っていくと良いでしょう。

米国市場は上昇トレンドから高値もみ合い相場へと移行するかどうかといったところであり、日本市場はすでに高値もみ合い情勢で日経平均は28000円から30000円の大台での攻防戦二年目が引き続いているといったところですね。

米国市場が崩れると日本市場も一気に底割れリスクが出てきますし、米国市場が上昇トレンドを維持するような史上最高値更新していく展開となっていくなら日本市場も底堅い推移となる確率が高まっていくでしょうが、いずれにせよ比較すれば分かる通り日本市場は相対的に弱い展開であり続けていますから日経平均としてはレンジ相場が続いていく一年となる確率が相変わらず高い現状ということになります。

この辺の転換が来そうな段階においてまたこのブログでも提示致しますが、現状はレンジ下限に来ておりマザーズ市場などの新興市場が底打てるかどうかということも加えて新春へ向けての全体の相場付きを計りながら売買していくことになりそうです。

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