メルケルの失態、アルケゴスの悲哀

相場日記(日々の全体相場観)

ドイツのメルケル首相も新型コロナウイルスの社会的受容が出来ておらずコロナパニック症候群に罹っているということが判明していますね。

結局今回のコロナパニックは人災であると私は考えておりますが、政治家がどのような思惑にせよ何か新型コロナウイルス感染拡大を阻止することが善であるかのごとき過剰な対応をする者が多いのは総じてパニック症に陥っていると考えざるを得ません。

どこからどう見てもインフルエンザと変わらないウイルスであることが判明している現況でもなお何とか感染拡大阻止をしようとロックダウン、都市封鎖を試みようとするのですから結局風邪を引くことに過剰にも恐れているパニック状態に依然としてある人たちは多いということなのでしょうね。

即日でその規制強化撤回となったわけでメルケル首相の失態ということになりますが、今回の新型コロナウイルス対応において政治家がやるべきは何もしないということが大切ですね。

ロックダウンなどせず感染阻止は出来ない風邪ですから国民の皆さん社会的受容をしましょうと喧伝することが政治家がやるべきことでしょう。

しかしこれをやると自己反省なきマスメディアを中心に至る所から批判の嵐となる現況ですからそう思っている政治家たちも大きな声を上げて主張することが出来ないのが実情です。

メルケル首相は感染第三波を抑えるためのロックダウンだと相変わらずおかしなことを述べていますから全く反省している様子はありませんから、これからもいつロックダウンが行われてもおかしくないでしょう。残念ながら彼女は新型コロナウイルスの社会的受容をする気はさらさらないようです。

そうであるなら何故過去インフルエンザウイルスが猛威を振り続けてきた中で少なからずの死者が出続けてきていながら感染拡大阻止のためにロックダウンをしなかったのでしょうかね。

ぜひともメルケル首相にはお答えいただきたいものです。

言動の整合性がないのですね。

何故新型コロナウイルスだけを過剰にも扱ってインフルエンザその他、無数に変異種含めてある強い感染力のあるウイルス群が過去毎年猛威を振るってもロックダウンしなかったのか、論理的な説明が必要なのです。

それが為されない故に、私はコロナパニック症に罹っていると述べるわけですね。

他の多くのウイルスと違って新型コロナウイルスは一体どれほどの脅威、人類存亡上のリスクがある圧倒的致死率のあるウイルスなのかを科学的に説明してくれなければパニックに陥っているのではないのかと考えるしかないのです。

そして新型コロナウイルス以外の無数の新型ウイルスが発生するたびにロックダウンを繰り返す愚行を犯し続けるリスクがあるのです。

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相場は全く問題ない

相場は利益確定が入りましたがすかさず押し目買いが入っている底堅い展開です。

ここまで逆回転相場が続いていましたが、コロナの再感染拡大懸念とやらでその手の銘柄にとりあえずの利益確定が入ったということでしょうがしかしその押し目を待ち構えていた投資家たちが買いを入れる非常に強い循環となっています。

相場はすでにコロナパニックから脱却しており、意識されているのはインフレ懸念や長期金利でしょうが、それ以上にファンダメンタル要因が大きく、政治家たちがコロナパニック症で何とか感染拡大阻止しなければと無駄な足掻きをすることで人災となって再ロックダウンなどということが生じてしまうことでその経済対策としての緊急的金融緩和と財政出動の持続が米国を中心に実践され続けておりそれが大きな下支えとなって将来の経済はむしろより強くなる可能性を見ているということになります。

相場は常に現実社会より先を見て動きますのですでにコロナ後を意識した相場となっているわけですね。

こちらは引き続き逆回転相場を主軸に置きながら基本的にはバイデン銘柄が中長期的には物色されていく確率が高いのでしょうね。

民主党政権は偽善が大好きですからそして偽善を冠したビジネスは批判を浴びにくいですからそのような環境関連、オバマケアを意識したヘルスケア医療関連などが期待できるのでしょう。

まあ相場師としてはどうでもいい話ですが。

いずれにせよ3月期末を迎えた現段階において依然として相場は全く問題ないということになります。

新年度も引き続きこの流れが継続するのかどうかはもちろん日々の値動きの連続性を見ながら判断し続けるしかないのですが、現状は流れの転換可能性は見えていないということですね。

アルケゴスの悲哀

アルケゴス・キャピタル・マネジメントの巨額のポジション強制決済が日本においては野村證券に大きな打撃を与えていますね。

投資は確かにフルレバレッジでやっていけば一時的大成功をこのアルケゴスを経営しているビル・フアン氏のように成し遂げることが可能なのですが常にその成功は一時的な物になり最終的には破綻してしまうことがほとんどです。

私は常に資金管理こそが大事であり、どんなに今この瞬間が圧倒的可能性のあるタイミングであると判断してもフルレバレッジで相場を張ってはいけないと述べているのはこれが理由です。

一時的大成功を収めても最後に破綻したら意味がないのです。

投資家としては素人なのです。

しかしながらこのビル・フアン氏も同様に自分自身の心の問題を解決することなく自信過剰に増長していったのでしょう。

これだけの大相場ですからもっともっと行けると思っても人間心理上仕方ないですし、自分の心の問題を第一に考えて対処してない投資家がほとんどですから一時的大成功に浮かれてしまってもっとレバレッジを効かせても大丈夫だろうと考えてしまったのでしょうね。

野村證券は自業自得であり、その辺のリスク管理はしっかりやっていて当然で、会社としては一時的大損失は出ますがまあ長期的には問題ないでしょう。

ただ結局投資での継続した成功は常に投資家の心の問題がすべてであり、どのように売買するかといった自己規則も大事なのですが、その自己規則をどんな相場付きであれどんな損益状況であれ、どんな自分の想い入れがあろうとなかろうと関係なく淡々と継続できる心の形成が最も大事なことなのですね。

いずれにせよちょっとした値動きで追証になってしまうような資金管理をすることは止めましょう。

確かに現在易し過ぎる相場ではありますが、それでも決してやらないことです。

アルケゴスの悲哀はただただこの相場環境であまりに傲慢になっていたというだけの話なのです。

成功し続けるための精神確立

最後までお読みいただきありがとうございました。

引き続き個人的にも多忙な日々が続いています。

とにかく売買タイミングが頻繁に生じている大相場ですので仕方ありません。

淡々と市場の考えに従って適切に売買を繰り返すだけです。

こんな易し過ぎる相場で相場を張れていることに感謝しながらしかししっかりと利益を叩き出し続けて下さいね。

いずれはこんな相場も終了しますがその変化の兆しが現れたら出来るだけ早くこのブログでお知らせしますのでご安心ください。

もちろん私が述べるまでも無く自分で私同様に対処した上でこのブログでお知らせして再確認するといったようなプロの相場師にあなたがなることが私としては一番嬉しいことですね。

それを最終的には目指しながら今は私翁の言をヒントに利用しながら着実にプロの相場師へ向けての道を進んでくださいね。

元証券マンだから相場のプロではないのですよ。

証券アナリストだから相場のプロではないのですよ。

元ファンドマネージャーだから相場のプロではないのですよ。

相場を張ってどんな相場付きであれ利益を出せる、最低基準としてはベンチマークを大きく越える成績を10年以上毎年継続して叩き出すといった結果を出して初めて相場のプロと言えるのです。

現在のアベノミクス相場以降から現在までの大相場となっている10年間では本物かどうかは判断しがたいのですが、この最低基準はやはりしっかりと出してからプロと称して欲しいものです。

まあこのプロの定義ではほとんどのファンドマネージャーが相場の素人となってしまいますがね。

しかし完全実力主義結果主義の相場の世界においてはその事実だけがすべてです。

いくら深い知識を持っていようが分析力を持っていようが結果を出していないならそれは全て机上の空論となる厳しい世界が世界中の相場の実践家たちが集まって切磋琢磨する相場の世界なのです。

このことは決して忘れずに現在の相場環境に感謝しながらも来るそうではない厳しい相場環境でも生き残れるようにしっかりと心の準備をし続けて下さい。

私がこのブログの読者に求めていることは成功し続ける投資家であるための精神確立です。

それだけです。

そしてそれが本当に確立しているかどうかが分かるのはフアン氏のような現在の易し過ぎる相場環境で増長してレバレッジを高めてしまって破綻してしまうような資金管理をあなたはしていないかどうかということなのですね。

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