ドコモの完全子会社化によって菅総理大臣の成果としたい携帯料金の大幅値下げが実現したということなのでしょう。
通信インフラ事業は半分は国策でもありますから政府が関わることは当然ですが、莫大な設備投資をしなければならないからという理由から料金が大幅に値下がりすることはなくその間ずっと暴利を貪り続けてきたのは通信大手三社の営業利益を見ていれば容易に分かります。
したがって今回のNTTによるドコモの完全子会社化から菅総理が求めた携帯料金の大幅値下げの実現までの過程は政治圧力によるものと考えて良いでしょう。
基本的にインフラ事業は大切な国策で安定性、継続性が必要ですから電力などもそうですが潤沢に設備投資して維持する必要性があります。
従ってそのためにある程度の利益を出し続けることは認められるわけですが、この根幹部分まで民営化してしまった結果として利潤追求になってしまった弊害が今までずっと家計を圧迫し続けてきたというわけですね。
何でもかんでも民営化すればよいわけではないという典型例となります。
私はあらゆるインフラ部分は国有化すべきだと考えており、それは鉄道も航空も通信も電力もいわゆるインフラ部分は国が請け負い、サービス、運営などは民間に任せるといった形にするのが良いと考えています。
国と民間の役割の基本をしっかりと分けることによって赤字でもやるべきことをやれてなおかつ民間はインフラ維持的な言い訳できずにそこを気にすることなく利潤追求に走れるからです。
しかしまあ今更一部国有化といった話を進めていくのは難しいでしょうし、政治家もグローバリストばかりとなっていますから無理でしょうが、いずれにせよahamoの登場によって他社も追随せざるを得なくなり、携帯料金はようやく大幅値下げの方向性へと進んでいくのでしょうかね。
本来インフラは赤字でそこに乗せていくもので勝負するというのが本来のビジネスの当たり前の状態ですから、通信インフラに関してもそのようになっていくのが当然の話です。
ドンキホーテ元社長取引推奨で逮捕
上場会社関係者は元より、証券会社にしてもマスメディアにしても個人でも内部情報を知れる立場の人間が銘柄推奨してしまうインサイダー行為は逮捕されるといったことになります。
あちらこちらで今日も買い煽りされている状況でまさに歴史的な逮捕ということになるでしょうね。
過小資本銘柄を煽って値を吊り上げていく行為をしている将来を語るなどと称している人たちもガンガン逮捕して欲しいものです。
健全な相場の世界にするためには煽り行為は断罪していかねばなりません。
もちろん企業分析をしているだけなら問題ないですが、自分が買っておいてから有料会員に紹介しそして間をおいて無料サイトに掲載していくといったことをやっている輩はどんな綺麗ごとを並べていても株価つり上げ行為をしようとしていることに変わりはありませんのでどんどん逮捕されていって欲しいものですね。
それでも無くなることはないでしょうが、私は相場を愛していますのでこういう小賢しい連中は全ていなくなって欲しいと今日も考えています。
ドンキホーテ元社長の逮捕によって少しでもインサイダー行為、煽り行為が減っていくといいですねえ。
NYDOW終値で30000ドル大台達成
相場はそんな些末なことをしなくても労せず儲かる易しい相場が続いています。
バイデン大統領は新たに大幅な公共事業投資をすると表明しており、元々大きな政府志向の民主党政権ですから当然ですが、どうやら経済政策においてはトランプ大統領の政策を踏襲するようで米国内に生きる米国民にとってはひとまず祝着ということになるでしょう。
米国の問題はやはり対外関係でしょうね。
バイデン大統領はトランプ大統領ほどの反中ではなく、むしろ親中ではないかと疑われているくらいですからRCEPなどでアジア支配を着々と進めて世界覇権を狙っている中国を抑える役割としての米国がむしろ中国と共同支配体制に入っていくことを志向するリスクというものが生じてきています。
ここは日本人としては大いなるリスクとして認識しておくべきでしょうね。
中国は米国のようには日本を見ません。
米国も大概ではあるのですが、それでも一応日本を認めて経済搾取はしておりますがある程度生かしてはくれていますが中国が支配していく時代には日本は徹底的に叩き潰してくるでしょう。
その大きな理由は反日といった単純なものではなく、共産党政権ということだけでもなく、要するに日本は核保有国ではないからです。
中国の論理は非常に単純明快ですから弱いものは徹底的に叩き潰すことをしてくるはずです。
核保有していれば一定の配慮せざるを得ない国となりますので交渉の余地がありますが、そうではないところに哀れみである程度で許容するといった対処はしてこないと覚悟すべきでしょう。
相場はそういうわけでトランプ大統領の国内経済政策を踏襲することになりそうということで底堅い推移が続くことでしょうね。
ただし物色傾向はトランプ銘柄からバイデン銘柄へではないですが変化してきており、その辺は注意しておかねばなりません。
以前にも何度か述べており言うまでもない些末なことですが、売電銘柄、要するにクリーンエネルギーといった環境関連銘柄とオバマケア連想によるヘルスケア医療関連銘柄に変化していますね。目先はその手の銘柄を手掛ければ容易に利益が出ていく展開が続くのでしょう。
菅総理大臣も従米らしく脱炭素のために補助金を出すと表明しており安倍総理が従米こそが政権を延命する最高の方策であるということを証明しましたから菅総理もそれを踏襲しているということでしょうね。情けない話ですし、脱炭素とあまりに二酸化炭素を敵視した発想は私は間違いだと思うのですが、発達障害者である少女グレタさんを利用した温暖化絶対主義がビジネスになるということなのでしょうね。
私はグレタさんの本質と題してすでに述べていますが、二酸化炭素は植物にとっては生きるための必須の元素であり、脱炭素はやはり人間の傲慢な発想だと思います。
いずれにせよ相場師としては簡単です。
上がるものを買い下がるものを空売る
上がると思って買ったが下がったら見切る
下がると思って空売ったが上がったら見切る
上がり続けるものは保持し続ける
下がり続けるものは保持し続ける
この基本姿勢を全取引でこなし続けていれば容易に儲かる相場ですのでこのブログの読者の方々は全く問題なく何のこだわりなく売買を実践なされていることでしょうね。
現在の相場局面はそういう局面ですから当然のごとく利益を積み重ねていきましょうね。
いずれは難しい相場も到来しますがその前にしっかりと蓄えておくということです。
現在の相場でも追証になるような素人売買、資金管理をしていては決していけませんよ。
実践とは当てもの売買ではない
最後までお読みいただきありがとうございました。
相場環境は良い状況でありこういう相場では利益が出ていて当然、プロを自認するなら相当な大利を出していなければなりません。
もちろんこんな相場が永遠に続くわけではないですが、そういう相場が続く限り淡々と利益を出し続けるのが当然の義務なのですね。
ほとんどが上がる前に推奨銘柄的中したと誇ってばかりで実際に売買実践をしていない評論家なのです。
相場は当てもの売買ではないということを理解しましょう。
現在の相場ではどんな銘柄が上がるかなど誰でも高確率で的中する相場環境なのです。
問題はそれで実際に十分な玉を仕込めて利益確定出来たのかということなのです。
ここが相場の実践家と評論家を分ける一番の分水嶺です。
歴史的に素晴らしく易しい相場を謳歌出来ていることは祝着ですが、やはりあの銘柄が的中したなんだとやっているのではなく相場がどうなるこうなると予測するのではなく、何を実践し圧倒的結果を残し続けているのかどうかといったことに集中してくださいね。
私も奢ることなく粛々と利益を出し続けることに邁進する多忙な日々を過ごしております。