相場を張る上で精神論を述べると馬鹿にされることが少なからずです。
しかし勝負師というのはどの分野の勝負師でも精神というものが実はかなりの割合で重要となります。
その道のプロフェッショナルというレベルにおいて差がつくのは技術ではないことがほとんどなのです。
全く技術差がないとは言いませんが、プロの領域になるとそれは微差であることが多く、その争いの中で大きな差がついていくのは精神性、メンタリティなのです。
従って強靭な精神力の確立は勝負師にとっては必須です。
相場の世界も例外ではありません。
相場における誤解
相場はとある投資家の人生において時代が長期上昇相場で終えることが出来る時代環境に遭遇していれば余程のミスを犯さない限り一定の成功をもたらすことが出来ます。
現在の相場はそういう状況ですから本当はプロフェッショナルではない投資家なのですが成功している投資家が少なからずとなっていきます。
その他の勝負の世界とは異なる点がこの一点なのです。
時代がたまたま合えば素人でもプロ並みに大成功を収めることも可能となります。
普通はそれは絶対にありえません。
ゆえに相場における誤解が常に生じ続けるわけですね。
つまりどんな相場付きであれ良い仕事、つまり結果を残し続けることが出来る投資家であるのかどうかが大事となっていき、それが出来るためには精神力というものが最重要となっていくということになります。
精神論に合理性はないという誤解
精神論と言うとどうも根拠のない根性論というように考えてしまう人がほとんどなのですが、確かにかつては一理ある根性論的な精神論も少なからずだったのですが現在ではそういうことはまずありません。
精神性というものをきちんと系統立てて分類し、どのようにそれを形成していくのか科学的にも解明されつつあります。
ですから精神論に合理性がないというのは誤解なのです。
現代においてはメンタリティは勝負師にとっては必須事項の鍛錬となっています。
その合理的な鍛錬法というものは各勝負事の世界においては次々と開発されプロであれば当然のように実践されていることになります。
相場も全く例外ではありません。
精神的に強いとは何か?
では精神的に強いというのはどういうことなのでしょうか?
きちんと考えてみたことがあるでしょうか?
何事にも動じない、堂々としているというような漠然とした印象しかないのではないでしょうか?
しかし実際はそのような単純なものではありません。
私は相場師ですから成功し続ける投資家仕様の精神確立という言葉をよく使っていますが、その観点から精神的に強いとは何かということを述べてみましょう。
まず整理しなければならないことがあります。
それは自分で何とかなることとならないことをしっかりと分類するということです。
相場では常にこのことが分類されていることが大事となりこれを混合して混同することで投資家の間違いが起こり、精神的に弱いという表現が使われてしまう投資家になるということになります。
相場は結果という意味では常に運の要素が生じます。
どんなに合理的論理的に正しいタイミングでの正しい決断であっても結果が出ない、つまり損失となってしまうことがあります。
ここに介在するものはただただ運なのです。
私は運が良いといったとき、それは何故か分からないが私は色々が上手く行ってしまうという思いがあります。他人より特段優れているわけでもないのに、格別な努力をしているわけでもないのに、なぜか上手く行ってしまう、そんなとき人は運というものを用います。
しかしここで間違ってはいけないことがあります。
あの人はたまたま運が良かったから成功したという発想は大間違いであるということです。
順序を間違ってはいけません。
運が良い人は運が良いから上手く行ったのではなく、どんなときも運が良いと思っていたから上手く行ったということです。
つまり成功が先にあるのはなく運が良いと思っていることが先にあるということですね。
多くの人たちはここを間違えます。
自分の現在の不遇を見て運が良いと思えないのです。
しかしながら自分が現在不遇な不満足な現況になるのならそれは今あなたは運が良いと思っていない、過去自分は運が良いと思っていなかったということなのです。
この違いはとても大きいですね。
そしてこの違いが精神的に強いか弱いかという側面でもあります。
何故なら現在最悪な環境でも運が良いと思えるか?といったらほとんどの人たちは自分は運が悪いとは思いこそすれ運が良いとはとても思えないだろうからです。
しかし精神が強靭な人たちはこれが容易にできているのです。
つまり自分は運が良いとどんな環境にあっても思い続けているということです。
そしてそれを無意識的に生まれつき出来ている人たちをそうではない人たちが見て評価するとあの人は運が良い人だとなるわけですね。
つまりこの運が良い人と比較して自分は運が良くないと考えているという皮肉も言えることになります。
他人のことを言っている場合ではないのです。
あの人は私に負けず劣らず運が良い人だねと言えなければ駄目なのです。
そしてこれが出来る人が精神的に強い人であるということになります。
感情的起伏があまりないように見える
運を味方につけている人というのは精神が強い人、つまりどんな不幸な状況でも楽観的に考えられるし、どんな幸せな状況でも悲観的な考えを忘れません。
各事象に個人的な感情を過剰に付加し妄想を高めて各種思考してしまい多幸や不幸をもたらして勝負に負けるリスクを高めてしまうのです。
精神的に弱い人たちは総じてこういう余計なことを自分で自分にしてしまっています。
そういった人たちに私から言えることは思っているほど他人はあなたのことを見ていないし考えてもいないということと、誰にでも良いこと悪いこと起こっていますがその事象に対してそれをどう捉えるかでその人自身への影響度は変わってきてそれはあなた次第でいく様にも変わるということですね。
精神的に強い人というのはこれが本当に迅速処理なのです。
失敗してもその次の瞬間にはそれをコロッと忘れているかのように次の挑戦に向かいます。実際には忘れてはおらずその失敗から反省し分析して改善して次に向かうわけですが、その過程での感情的な起伏が非常に最小限で持続しないのです。
私はプロの相場師を自認していますが精神的に強いのでこれが出来、ご理解いただけるかと思いますが、目の前の取引で失敗してもそれにこだわらず次の取引に集中できてその過程で感情的な起伏持続がないのです。しかしもちろんその失敗取引の反省改善は淡々と行うわけですね。
従って精神的に強い人は何事においても感情的起伏があまりないように見える人ということになります。
反応しながら反応しない
最後までお読みいただきありがとうございました。
精神的な強さというものは居丈高に振る舞うだとかいった強者感が出るものでもなければ気丈に振る舞うだとかいった忍耐的なものでもありません。
そういった人たちはむしろ自分の精神的な弱さを隠している人たちということになります。
精神的に強いということと本来的な強さというものは必ずしも一致しないのです。
機械的な人間、冷酷な人間、無表情な人間のように見える人というのは精神的な強さをかなり持った人間になります。
実際には人間ですから感情的な起伏はあり、その事象に対して動揺することもあるのです。
ただそれが続かない、究極的には全く感じていないかのようにコンマ何秒という時間で処理してしまう精神性を保持しているということになります。
相場での継続した成功は精神の問題が9割以上だと私は考えていますが、それが真実ではないとしてもかなりの比重で重要であることは間違いない話なのです。
そうではないならどういうやり方でこういう結果が出るというのは簡単に分かる時代ですから同じようにやって同じように結果を出し続ける投資家ばかりになってもおかしくないわけですが、そういった話は今日も相変わらず聞かずその差は歴然であり続けていることが私の主張を裏付ける事実となっています。
私のブログもこの強靭な精神力を相場での持続した成功への最適化した仕様にするべくあるということになります。
日々コツコツと読み続けていると自然とそういった精神性の相場師になっていくように仕向けていますからまあ無料ですし騙されたと思って試してみると将来良いことになるかもしれませんね。
結局相場師は反応しながら反応しない精神性を確立できたかどうかがすべてなのです。
