多くの人たちは様々なことを良く学び長く経験をしていくとこれが正しいという固定観念を様々な事象で持つようになっていきます。
私はいつもこうならないように戒めています。
何故なら相場では致命的な大失敗を犯すリスクを高める人間的思考だからです。
巷ではこのような人たちで満ち溢れています。
老若男女例外なくこういった人たちは第一に相手の話を真剣に聞くことはしません。
多くは相手が話している途上で茶々を入れて批判します。
そして自分が絶対正しいかのように自信満々に自説を述べます。
自分がよく知っている、色々なことを成し遂げてきたということが表情に満ち満ちていることが明らかなので私から見ると典型的な自信過剰な人物で私の場合はこういう人と対するときには一切自分の考えは言わずに聞き役に徹します。
何故ならこういう人たちは自分の考えが絶対正しいということを認めてもらいたいだけで違う考えの人の話を聞いて自分自身勉強し向上したいという気持ちが皆無だからです。
これは話す人の表情を見ていれば誰でも分かります。
そしてどうしても左寄りな方にそれが多くなってしまいます。
何故なら自信過剰、自分の考え絶対主義者は要するに理性主義、合理主義、自分が納得できない事象は全く理解しないからです。左寄りな方々が信奉している理性主義、合理主義に非常にマッチする人間性なのです。
もちろん右寄りでもそういう人もおられるのですが、右寄りな人というのは基本縦軸を重んじる人が多いですから理性や合理ではわからない真理があることを理解している、要するに自分の考えも絶対であるわけがないという謙虚さを保持しているので話す表情が常に柔らかで上から目線や馬鹿にしたような視線をどんな相手でもすることがない方が多いのです。
しかし多くの人たちは自分の考えを否定されたり、自己主張を抑えつけられたりすると不快感あらわにしたり怒りを示したりして大抵は相手の話が終わる前に割り込んできてそれは違うと言い始めます。
私から言わせればその時点で自分の考えをもしかしたら修正できるかもしれないとワクワクして違う考えの話を聞いているわけではないなと分かってしまうということになります。
そういう姿勢ならそもそも話す意味がないのです。
しかしマスメディア以下、SNSでもどこでもこういった人たちで満ち溢れているというのが現状ですね。
相場ではとても危険なよくある人間性です。
市場はとある人の絶対的に正しいという思いなど興味がない
この当たり前のことを理解しなければなりません。
私の考えもあなたの考えも、どれほど合理的に論理的に納得行く、正しく思える思考戦略であったとしても今回の取引で成功するかどうかは未知数なのです。
それは何故かというと上記した見出し通りとなります。
市場は別にとある誰かのために動くわけではなくそんなことを考慮することは一切ありません。
好き勝手に動くだけです。
ですから割高でも半導体バブル相場を形成しますし、その逆も平気で実践します。
そこでとある自分の考え絶対主義者な投資家が相場を張ると正しかったときは良いですがそうではなかったときに何故なんだ何故なんだと解決できぬ非合理的非論理的な値動きに翻弄されて大損するまでこだわり続けてしまうわけです。
これは投資家として致命的な実践となります。
ですからまずは自分の考えなど些末でちっぽけな自分だけが正しいと思っているだけの論理的に見えてもただの妄想だと認識することがとても大事なのです。
自信過剰の愚
自信過剰の裏返しはただの自論への固執、狭い固定観念でしかありません。
私が相場において絶対的真理として毎年のようにこのブログで述べている相場の基本三原則ですが、本当に基本的なことだけでそんなの当り前だろうと馬鹿にする投資家も多いだろうことしか述べていませんが、私はこのことさえ自信過剰に絶対真理だと断言は致しません。
まあ概ね真理だろうという自信はありますが、大事なことは私自身の心の問題なのです。
どんなことでも絶対真理として捕えようとしてしまう人間性が相場を適切に張ることを阻む一因になってしまうので常に避けようとしているわけですね。
しかし多くの投資家たちはこれが出来ません。
特に直近大成功を収めていたりするとなおさら自信過剰になりやすいようです。
まあ人間としてはその気持ちは分かるのです。
そりゃあ大儲けすれば嬉しいでしょうし、自信にはなりますからね。
私もそういった時代もありました。
ただ今は大儲けしても自信になるという感覚はありませんし嬉しいという気持ちもありません。
そういう姿勢でいることの最大のメリットは次の取引と結びつけずに済むということがあります。
実際直前の取引と直後の取引に相関性は全くありません。
ですから直前で大儲けしたからと言って直後も同じになるとは限らず逆もまた真なりです。
そこで自信過剰な精神を保持しているとそこに相関性を持たせてしまうのです。
要するに取引の客観性を失いやすくなるということですね。
従って大儲けしても奢らず、大損しても屈せず、取引間に相関性を持たせない姿勢が大切になるのです。
自信過剰の愚を認識してください。
百害あって一利なしな人間性なのです。
自己主張より他人の話を聞きそれを糧とする人となれ
最後までお読みいただきありがとうございました。
マスメディアでもSNSでもどこもかしこも自分絶対主義な主張ばかりです。
年を取ると基本様々な知識や経験を経ていますからどうしても固定観念が付きやすく、自分の考えというものに絶対性を持たせてしまってそれを否定されると怒り狂う人たちが増えてきますが、若い人でこういう人がいるとその将来が心配になってしまいます。
もちろん自己主張を持つことは大事なことです。
自己主張出来るということは良く自分で物事を考えているからです。
問題は自分とは違う考えがあったときにそれを納得するために何故そうなのかという正答を即欲しがる人たちが多いということは気になりますね。
世の中そんな簡単なことばかりではないですからね。
相場も同様で、相場の神髄というものは生涯をかけて探求するものであり私自身も長年相場を張り続けながら未だ勉強中、研究中で、こういうものだなどと決めつけられる自己主張などほとんどありませんが、巷では相場はこうだ、こうなるああなるという主張ばかりです。
あなたがこれだと考えている自分の考えは今現段階でそれが絶対的に正しいと考えているだけであり、それは年を取っていくとともに変わっていくものであり、変わっていかないならそれは相当に真理からは遠い確率が高いものであるということになります。
要するに最初から正答を掴めるわけがないということですね。
この姿勢で自分の考えにはなかった考えを聞いた場合、それを上から目線で批判したり、自分の方が正しい考えだという想いから馬鹿にした表情をしたり揶揄したりしてしまうことはまずあり得ないのです。
私は孫と話すとき常にこのことに気を付けて話をしています。
決して私が一方的に話すことはありません。
決して孫の話を批判することも馬鹿にすることもありません。
孫だけではなくどんな人と話をするときも同様ですね。
それは何故かというと私自身未だ自分の考えが絶対などという考えはなく、日々勉強であり、老若男女、経歴など何も関係なく誰からでも学べることがあると信じているからです。
そしてその姿勢が結局私自身の成長につながり続けると考えているからです。
実際私が現在主張している様々な思考は多くの人たちの話を聞いて学んできた結果の現状です。
ですから私はいつもいわゆるお互い批判しあうものではなくとある人の考えをじっくりと聞くものを見るのが好きです。
まあそれだと視聴数が取れないことが多く、テレビでもYouTubeでも結局センセーショナルに断定口調で煽りまくったり、対立構図を作って罵倒しあう論破しあうものが評価される、儲かるということで巷ではそういうものばかりですが、個人的に全く興味がわかないというのが実際です。
まあ変わった人間なのでしょうが、それはまあ相場師という稀有な仕事をやっている人間ですから当然なのでしょうが、仕事上でもその姿勢を保つことが有効であるということになります。
