高市氏の弁舌の素晴らしさは他の候補者を圧倒的に凌駕していますね。
総裁選の情勢
その辺のところは思想では異なるまともなリベラル派の方々も評価が高く、インターネット上での人気の高まりは圧倒的であり、議員票も三分する勢いになっており、党員票だけが残念ながら情勢報道では河野氏が圧倒しており、この意味するところは自民党員はネットをしっかりと見る人たちが少ないと言うことなのでしょうね。
私は河野氏の反原発、女系天皇容認といったリベラルより左な左翼的な主張に共感することは出来ず、とはいえ経済的な側面だけで基本判断すべきと考えるとしても彼の著作から過去の発言の流れを見続けてきてその本質を考えると市場原理主義者であり、改革大好きなグローバリストといった経済政策を好むと見ております。
従って経済政策的にも支持は出来ないということになるわけですが、自民党員というものを考えていくと実はグローバリストが多く、実際安倍元総理もそうであり続けて長期政権となりましたから今回も同様にその構成に変化なしといったことになるのかどうかというところですね。
私は年寄りですから様々な人生経験を積んできていますから手放しで喜んで絶賛して盲信していくことは出来ませんが、高市氏の弁舌は際立っており、政策も個別具体的にあらゆる分野において自己主張を述べておられ、曖昧で具体性のない他候補者たちと比較して総理大臣に相応しい人物であるように見えることは間違いないことです。
こういう各種意見を拝見したうえで高市氏が選ばれないようであるならやはり自民党は市場原理主義のグローバリズム追求といった方向性は変わらないのだろうと見ております。
岸田氏も確かに市場原理主義でグローバリズム政策からの脱却を訴えているのですが、では具体的にどんな政策をするのかといったものが何も提示しておらず曖昧なところが判断しがたいところということになりますね。
敢えて彼の肩を持つならバランスを最も重視しており、様々なところへの配慮をすると具体的なところはまだ言えないという現実的な判断をしているということなのでしょう。
真面目に堅く考えていくならこの行動は正解であり、故に予想としては私も岸田氏が決選投票で勝利といった可能性を見るわけですが、高市氏の清々しい程の具体性、総理大臣になったらやりたいことを遮二無二表現していくそのやる気、気概といったものを見せつけられると見劣りしてしまうのは否めません。
そういった中で彼女の功績として大きいのは中国共産党による中国経済共産化の方向性への指摘でしょうね。
中国経済共産化傾向
習近平はいわゆる共産党員が三人集まったら組織を作って共産党のために働かねばならないとする法律を制定しています。三人寄れば共産党の知恵といったようなところですが、これを国内企業のみならず外国企業も含めて、要するに我が日本企業も子会社でもなんでもその中に中国人共産党社員が三人以上いたら否応なくその中国人は組織を作らねばならず共産党の指示に従って動く、要するにスパイ活動となる行動をすることを強制されてしまうことになるというわけです。
私もこのブログですでに述べたように中国経済共産化傾向へのリスクは当然のごとく知っていたことでしたが一般的には周知されておらず、このことを高市氏がしっかりとマスメディアを使って総裁選を機会に述べて下さったことは本当に感謝してもしきれないというところですね。
新総裁になれなくてもこれを述べてくれた高市氏の功績はすでにかなり大きいものであるし、中国への警告でもあったということになります。
いわゆる日本端子の大株主である河野一族の中国との親密な関係は今に始まった話ではないのですが、中国製太陽光パネルに使われる部品が日本端子で作られているということもあり、反原発という主張にも一致してしまうといった問題がネット上では話題になっているわけですが、こちらはマスメディア上では一切報じられていないものですね。
別に以前から分かっていた事実でしたから逐一取り上げないとも言えますが、総裁選なのですからこの辺についてもしっかりと説明しておくべきことなのですが、全く出てこないのは不思議な話です。
今回の総裁選では河野氏は反原発を封印し、女系天皇論も封印していますが、所々でその本性は出てしまっており、基本的な思想に変化はないと思います。
情勢によってすぐに日和見する確固とした自己主張がないと見るのか、それとも上手く風見鶏で世渡りしている強かな人物と見るのか、それは自民党員の選択次第ということになるのでしょうが、中国が経済共産化を進めている現状にあるという認識からは中国との深い関係性は政治家にとって大きなリスクとなる時代が到来しているということを強く政治家たちは認識しておくべきだろうと思いますし、河野氏にもいち早い中国からの脱却、変節を期待したいところですね。
私を捨て国民を想う代議士というもの
最後までお読みいただきありがとうございました。
さていよいよ本日総裁選が行われて新総裁が誕生します。
インターネットでリアルタイムで全中継されるということで良い時代になりましたね。
とはいえ昼間ですから仕事があるほとんどの国民は見られませんけどね。
そう、忙しい自分のやるべきことに邁進しなければならない我々国民に代わって政治家たちが国家の行く末を決めていく代議制というシステムが日本が現在採用しているシステムであり、私を捨て国民を想う代議士であるべきという自覚を持って議員の方々は自分の仕事をしていただきたいと思います。
今回は確かに自民党員といった特定の国民だけによる選挙ですが、結局そのまま総理大臣になることになる人物を選ぶわけですから自民党員ではない我々国民にとっては適切な選択をして欲しいと思いますね。
私は右寄りの思想の持ち主ですから高市氏を支持するわけですが、間違ってはいけないのですが、右寄りの思想が正しく左寄りの思想が間違っているとなんでも決めつけてはいけないということですね。
一部のネット界隈における間違いはこの辺の右寄りはすべて正しく左寄りはすべて間違いとする発想です。
そうではなく日本の問題は愛国左翼が少ない、左寄りな方々に反日が多すぎるということなのです。
靖国問題を見るだけでそれは分かります。
河野氏野田氏は総理として参拝しない、岸田氏は時期を見て検討、参拝すると力強く公言したのは高市氏のみなのです。
靖国参拝はどうでもいいと言う方々は多いのですが、確かに我々国民の生活向上には別段何も役に立たないのですが、政治は常に愛国右派と愛国左派で政策論争をしていくことが健全な政治なのです。
しかし現状はそうなっていないのが現実であり右派左派ともに愛国であるなら靖国参拝は自民党候補者全員、いやいや国家に忠誠を誓うべき政治家すべてが当然のごとく自分たちの諸先輩方となる政治家の方々も眠っている地にお参りにいくのが当然の責務となるはずなのです。
しかし現実は今回の総裁選でも高市氏だけであるというところに日本ファースト政治に決してならない本質があると私は見ております。
靖国参拝は我々国民にとっては確かに信教の自由といったもので行くも行かぬも自由なのですが、政治家にとっては自分たちの先輩方に尊崇の念を感じてその眠る地に当然のごとくお参り出来るかといった日本を真に想う政治家であるのかどうかを占う試金石なのですね。
故に私は政治家が靖国参拝をしているかどうかということはとても大事なことであると考えているわけです。
いずれにせよ一応保守政党であるはずの自民党が今回どんな選択をしていくのか楽しみですね。
私には選ぶ権利はありませんのでただただ見守るしかなく新総裁が誕生したらそれを淡々と受け入れるしかなく、その方が述べること、実践することを見て、支持、不支持を決めていくだけのことなのは私の政治家に対する常に変わらぬ姿勢です。
相場も新総裁が誰になるかで大きく動くことになる可能性はありますので今日は場中もしっかりと注視して適切に実践していかねばなりません。