大谷選手のMVP落選は日本人としては残念でした。
しかし米国通の方によれば当然の結果と言えて実際ジャッジ選手の打撃成績は圧倒的でありMVP受賞は例年なら満票で獲得でしたから一応争えたというだけで十分なことなのでしょう。
どちらの選手とも本当に素晴らしい一年を過ごしました。ジャッジ選手にはただただおめでとうございますと述べるだけですし、大谷選手には来年は投手でも打者でもリーグ最高成績を出してしまって誰も文句なしのMVP確定といった前代未聞の活躍を見られる可能性が高まったと考えるのが建設的な思考でしょう。
どうであれ歴史的偉業であり、1000年後も同等の成績を出せる選手は絶対に出ないと私は思っています。
アリーグ本塁打記録更新は1000年後までには何回も更新されると思いますけどね。
従って稀少性の価値を最も重んじている価値観を持つ私のMVPは日本人選手だからということは関係なく大谷選手一択であることは変わりません。
来年も健康で一年を通しての大活躍をお祈り申し上げます。
サッカーワールドカップ間近
さて一方で現代においては人気を二分する、若い世代においてはこちらの方が大人気のスポーツとなるサッカーW杯が迫っています。本来の開催時期とは異なる時期ということで色々が変わってくる特異な大会となるでしょうね。
選手のコンディション状況が極端に変わってきますので普段のW杯よりこの時期にやるW杯の方がコンディションが整っている時期、つまりそれぞれの選手たちのレギュラーシーズン真っ只中においてのW杯となりそれは必然的に世界各国選手が疲弊していない、戦力が整った状態で熾烈な争いが出来る確率が高いということになるのでしょう。
サッカー通の方々によれば日本にとっては死の組であり、予選突破は難しいということですから日本代表選手たちにとってはやりがいのある挑戦し甲斐のある状況です。
ジャイアントキリング、下剋上は短期決戦では世の常ですからやってみなければ何も分からないというのが常識で日本プロサッカーも着実に歴史を積み上げ続けていますので一泡二泡吹かせることは十分に可能でありくだらない評論家たちの下馬評など見返して欲しいですね。
いずれにせよ一つの競技において最高峰のレベルまで技術を高めた人たち同士の熾烈な勝負ですから勝負師としては楽しみですね。
結局こういった最高峰の舞台での勝負では精神と運といった要素が絡み続けますので集中した安定した精神を保ち運をいかに引き寄せていくかというのが勝利への鍵となるというのが違う世界とはいえ同じプロの勝負師としての助言というのはおこがましい、提案といったことになります。
日本代表選手たちのご活躍を祈念しております。
相場もスポーツである
相場もいわゆる相場師、短期売買を頻繁に行う勝ち負けが冷酷に決まっていく勝負師という意味ではスポーツとも言えるのでしょう。
ある意味では俊敏な判断力でもって適切に売買実践をしなければプロにはなれませんし、そこで活躍し続けることも難しい世界です。
そのために基本反復を日々怠らないということもスポーツと一緒ですね。
スポーツは筋トレ必須の一方で相場師は確かに筋トレ必須ではありませんが、脳トレは必須です。
スポーツにおける筋トレは結局怪我のリスクを低下させるだとか、自分の思った通りの身体の動きを力強く出せるようにするための鍛錬といったようなものですが、相場においては脳トレは結局大損のリスクを低下させる、自分の思った通りの売買実践を継続できるようにするための鍛錬といったようなものになります。
どうであれ反復鍛錬が必要となるという意味で鍛える部位は違えど相場もスポーツなのです。
分かりやすい所では最近流行のe-スポーツ、テレビゲームの世界などとも一緒ですかね。
こちらも結局コントローラーをゲームの世界で適切に操作する技術が必要となります。
そのためには反復練習は大事となってきますね。
ただ身体を動かすことがスポーツという括りになるという考えは旧い考えとなる時代になってきているわけです。
そういう観点からは相場もスポーツであり、適切な基本的思考、基本反復によって日々適切な研鑽をし続けることが大事です。
勝負師が大好きです
最後までお読みいただきありがとうございました。
私は勝負師を見るのが大好きです。
どんな勝負の世界でも能書きを垂れている自分では表現できない多数よりも実際に表現できる今日も実践している少数の勝負師たちが大好きですしどうしても応援したくなってしまいます。
同調意識を持つのでしょうね。
相場は顕著に実践家が少ないのが実情です。
相場や経済をああだこうだと語る無責任な人たちは腐るほどいるのですが、実際に相場を張って生活出来続けている人は極々少数なのです。
その稀少性の価値は大いに誇ってよいものだと私は思います。
それ故にそれをどんな世界においても現実に見られる勝負師が大好きなのです。
大谷選手の凄いところは圧倒的成績を出しても決して奢らずくだらないテレビ番組などにも出演することなくマスコミ対応は最小限にして才能がありながら短命に終わるような夜に飲み歩くといった地堕落な傲慢な選手たちとは違ってストイックに自分の仕事である野球における成長、向上のために24時間使い続けているということです。
ここが本当に本当に凄いことなのですね。
私もまずまずの相場きちがいではありますが、24時間相場だけに集中しているわけではなく他のこともあれこれ考えたりやっていたりする時間がありますので超一流とはなれず、凡人相場師に過ぎないわけです。
一時的な大成功者などはいくらでも出てくるわけですが、それを継続できる、スポーツではどうしても肉体的衰えは避けられないという意味では20年くらい成功し続けることができる選手はプロの選手の中でも極々少数派なのです。
それは結局心の問題であり、いかにして子供のように自分のやるべきことに集中し研鑽し続けることが出来るか、それが出来た最高峰の勝負師を見ることはとても参考になりますし、その稀少性を同じ時代に目の前で見ることが出来ることは幸せなことなのですね。