あなたは一体何者か?

独活日記(相場を生き抜くために)

あなたはあなたのことを分かっているでしょうか?

あなたはどんな性格でどんな人が好きでどんな人が嫌いでしょうか?

あなたはどんな長所があってどんな短所があるのでしょうか?

こういったことを聞かれて即答できる人は少ないものです。

あなたは意外と正確にあなたを理解していないのです。

相場でも同様、あなたはどんな相場の張り方をしているのか理解せぬままにこちゃまぜになって適当にやってしまっている人たちが結構多いのですね。

それは大きな将来的リスクとなってしまいますので改善していかねばなりません。

従って今日はこのことをよく考えてみたいと思います。

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あなたは相場をいかに張ろうとしているのか?

相場においてもあなたはあなたがやっていることを理解しなければなりません。

スキャルピングをしているのか、デイトレードをしているのか、スイングトレードをしているのか、ポジショントレードをしているのか、長期投資をしているのか。

ファンダメンタル投資なのか、テクニカル投資なのか、メンタル投資なのか、その組み合わせなのか、組み合わせ比率はどのくらいか。

順張りなのか逆張りなのか。

こういった相場を張る上で自分がどんな基本姿勢で臨んでいるのか即答できなければなりません。

多くの投資家たちは面白いほどにこれがぐちゃぐちゃでデイトレードのつもりで仕掛けたが長期投資に変更したり、100%テクニカル分析によって仕掛けながらファンダメンタル分析を考慮してテクニカル分析からは見切りタイミングであるのにポジションを解消しなかったりとちぐはぐな売買に終始するのです。

それはつまり結局あなたは相場をいかに張ろうとしているのか正確に自己把握が出来ていないということを意味しています。

あれもこれもと手を出すべきではない

長期投資をする一方で短期売買もしていく、順張りをしたり逆張りをしたりもするといったことをやるといったあれもこれもと手を出すべきではありません。

その大きな理由は取引間で一貫性がないことで混同しやすくなるからです。

どういうやり方でもきちんと過去を検証して優位性のある手法であるなら何でも良いですが、まずは一つに集中して実践することが大事ですね。

それで成功し続けることが出来ていない段階で他のやり方にも手を出そうとするのは傲慢ですし、安易です。

人間は基本的に同時に多種のことを処理するマルチタスク処理をすることは大きく脳に負担がかかりますので判断ミスも犯しやすくなりますからやはりあれもこれもと手を出すことなく一つことに集中することがお勧めです。

一つに決まればあなたがすべきことはシンプルになる

一つに決まればあなたがすべきことはシンプルになります。

それはあなたが一体何者かといった命題解決に役立ちます。

これをやればよいということが決まるとあなたが相場で何をやるべきで何をやるべきではないということがはっきりとして、それがそのまま適切な売買の継続可能性を高めることになり成功し続ける投資家のための精神確立に繋がっていくからです。

二兎を追う者は一兎をも得ず

といった諺通り、欲張らずに一兎を追えば良いのですね。

というよりそれだけで十分満足行く相場での成功は果たせるのです。

多くの投資家たちは今日もあれこれ余計なことをやって総合的成功を阻害しているのが現実なのです。

あなたは一体何者なのか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたは一体何者なのか?

今日も相場であなたに問われていることはこれだけです。

それなのに多くの投資家たちはこの問いへの回答を無視してあの銘柄がいいこの銘柄がいいあっちの手法がこっちの手法がと何兎も追い続けているのですね。

自分が一体何者なのか全く分かっていない人たちの典型例です。

相場での継続した成功は常に投資家の心の問題です。

要するにあなた自身の心の問題を解決しない限り不可能なのですね。

そのためにはあなたは一体何者なのかということを聞かれたら即答できるほどに腹の底に理解させておかねばなりません。

私は勝率20%の手法を使って日々売買しているトレンドフォロワーの相場師です。

これ以外の何者でもありません。

それが心底分かっているからこそ私はこれ以外の余計な誤った取引を犯すことは決してありません。

上手く行きそうだと思ったとしても決して色気を出して仕掛けることはありません。

結果的にそれが成功裏に収まったとしてもそれは誤った成功体験であることを理解しているので実践することはありません。

私は相場において私が何者なのか、しっかりと正しく理解しているということになります。

きちんと現場でこのように実践継続して初めてあなたは一体何者なのか、あなた自身が理解したということになりますのできちんとそれが結果として残せるようになるまで自問自答を繰り返してください。

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