何度でもやり直す

独活日記(相場を生き抜くために)

どうしても多くの投資家たちは自分のポジションというものにこだわります。

自分の選択銘柄というものにこだわります。

そこに潜む心理はやはり自信過剰で自分がここぞというタイミングで仕掛けた取引で失敗するわけがない、自分がじっくり吟味して選択した銘柄で儲からないわけがないといった強い想いが適切な見切りというものを阻害してしまうのでしょう。

この人間心理の克服が成功し続ける投資家としての精神確立の一端ということになるわけですが、今日はこのことをじっくりと考えてみたいと思います。

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失敗を恐れることなかれ

一度失敗したら終わりの世界というのは大変なものです。

本当に開催するのか疑問である東京オリンピックの選手たちなどはそのような人たちですね。

たった一回の機会で成功し勝利しなければならないからです。

そのプレッシャーたるや想像に難くないと言えるでしょう。

失敗したらどうしようとなってしまうのはそういう人たちは理解できますし4年に1回しかない機会において成功しなければならないわけですから本当に大変です。

しかし相場ではこういった心理を持ち込む必要性はありません。

相場はいつでも開いています。

今日失敗しても明日成功すれば良いのですね。

つまり失敗を恐れることなど全くありませんし、小さな失敗を繰り返したところでいつでもそれは取り返せるのです。

ですから今回この取引この銘柄で絶対に成功しなければならないとして失敗を恐れているかのごときポジションへのこだわりを持つ必要性は全くないのです。

失敗を恐れることなかれ

相場ではまずこの意識を持つことが大事です。

相場では失敗して当たり前なのです。

失敗から学び失敗を繰り返さないようにするのだが

相場では特定銘柄に全力信用二階建てするだとかいった資金管理の素人のような売買をすることない資金管理さえしっかりと行っていればいくら失敗しても取り返せる世界です。

現在のような易しすぎる相場ではとかくもっともっととなりがちですが、そういった博打を打っていては総合的な大成功を収めることは決してありません。

明日も相場は開いているわけですから今日何としてでも成功しなければならないわけではないといった謙虚な姿勢で売買をこなしていかねばなりません。

この謙虚な姿勢で売買をこなしていると当然ながら小さな失敗を繰り返すことになります。

失敗から学んで次は成功するように誰しもが学ぶわけでそのこと自体はとても大事なことです。

しかしここで分かって欲しいことはたった一つです。

失敗から学び失敗を繰り返さないようにするのだが、それでもやはりまた失敗してしまうということです。

何十年も相場を張り続けて生き残り続けている私翁も今日も相変わらず失敗を繰り返しているのですね。

それは単純にいつまでたってもおまえが下手くそなんだよと仰る天才トレーダーの方々もおられるかもしれませんね。

そういう方々は頑張ってくださいとエールを送るだけなのですが多くの投資家たちは総じて成功と失敗を繰り返していてその多くが長期においては失敗>成功となってしまう総合的結果となってしまうのです。

現在のような易し過ぎる相場ではとてもそんなことにはならないとお考えになられている方々も少なからずかもしれませんが、実際はそれが現実なのです。それは将来の厳しい相場局面で身に染みて理解していくことになると思います。

ですから分かって欲しいたった一つのことはどんなに研鑽を積んでも失敗することを避けることは出来ず、いかにしてその失敗を小さくして成功を大きくするのか、具体的には損小利大に全取引における総合結果において成すかといったことが唯一集中すべき相場戦略なのですね。

ここに気づいて欲しいのです。

明鏡止水の心

明鏡止水の心で相場に取り組む

一言で述べればこうなります。

明鏡とは一点の曇りもない鏡のこと、止水とは止まって静かにたたえている水のことです。

つまり例えを二つ使って表現していてそのような鏡、水のような心の状態でいるということが明鏡止水の心ということになります。

私がいつも述べている言葉で言うなら要するに市場の考えに従って淡々と売買せよということなのですが、具体的にいけば自分がどう考えているか買いなのか売りなのかといった考えに関わらず、相場を見ていて絶好の機会が来た時には恐れず躊躇せず仕掛け、株価の値動きがどうなろうが手仕舞いの適切な機会が到来するまでポジションを維持し、まさにその絶好の機会、やるべき機会が来たときにはポジションの損益状況がどうであれ利益を失いたくない損失を出したくないといった自分の思いがあっても関係なく淡々と手仕舞える心を形成して相場に取り組むということになります。

オリンピック選手とは違って勝利機会は無限にあります。

機会は何度もあるのです。

従ってまさにあなたがただいま仕掛けているその銘柄でタイミングで大成功を収めなければいけないということはないのです。

その認識による安心感が明鏡止水の心を形成します。

何度でもやり直す

最後までお読みいただきありがとうございました。

相場師の圧倒的優位性は何度でもやり直すことが出来ることです。

この認識を深く持つことがとても大切です。

相場の方向性が経済の方向性が金利が何だ経済がどうなるこの銘柄あの銘柄といったことを述べていることほど愚かなことはありません。

相場師は相場を語る評論家ではなく相場を張る実践家だからです。

偉そうなことをあれこれ述べながら自分自身はそれを実践できていない人たちでこの世は形成されています。

だから相場においては銘柄推奨や相場分析、経済分析などが相変わらず日々無数の今日も大利を出せていない適切な実践が出来ていない人たちによってもたらされ続けているのでしょう。

私は上がるものを買い下がるものを空売り続けなさい。

このことしか述べていませんね。

そこに潜む大前提は相場では何度でもやり直すことが出来るといった圧倒的優位性が燦然と輝いてあるという一点なのです。

難しいのはいつも自分の考えにこだわり自分の選択銘柄にこだわり、含み損拡大やら追証やらにかかってそれが間違っていますよと市場は事実として結果として示しているのに拘り続けてしまう投資家の心の問題への対処なのです。

そのためには何度でもやり直せるという圧倒的優位性の認識が必須です。

今日の文章を何度も何度も反復し続けて下さいね。

市場は明日も開いています。

まさにただ今今日この瞬間にあなたが選んだ銘柄タイミングの取引において絶対に大成功を収めなければ投資家として成功できないわけではないのです。

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