今年の反省

相場日記(日々の全体相場観)

さて今年一年読者の皆様はしっかりと良い仕事が出来ましたか?

大利を出しても大損をしてしまってもトントンくらいであったとしてもいずれにせよ反省することはとても大事なことです。

勝敗は時の運ですが、勝っても負けても引き分けても反省点は常に生じてくるものであり、そのことは自分自身しっかりと反省したうえで次に向かわなければなりません。

もちろん取引完了する度にその取引について反省をしているのが当然の話であり、私自身全取引において反省を終えていますが、今年一年を通しての反省をしておくこともまたもう少し俯瞰的な視野においては大事なことです。

従って今年も相場を振り返っていきましょう。

スポンサーリンク

高値もみ合い

まずは去年の来年の展望を振り返ってみます。

私は巷の評論家たちのように言いっぱなしで次から次へと話題を変えてしまう無責任な人間ではありませんので過去自分が述べてきたことに対して責任を常に感じながらたまに少しだけ述べ続けている、普段は現場での実践家です。

従ってきちんと毎年去年自分が述べたことを振り返っています。

そして去年末の時点においてはレンジ相場が一年続く可能性が高いと見て基本様子見姿勢、売り買い問わず実践継続して短期売買に徹するといったことを予測して実際その通りの一年となりました。

日経平均日足一年

珍しいこともあるものですね。

しかしまあ高確率事象ではありましたのでそのまま今年は高確率事象の結果が出たということになります。

一年を通して高値もみ合いとなり全体相場としてはどっちつかずとなり、短期売買に徹して小さな利益を積み重ね続けることが吉となる結果となりました。

コロナパニックに対しての国差

コロナパニックということに対しては国によって温度差が大きく変わってきています。

米国などはすでにコロナパニックからは脱しており、マスクをしている人など見かけません。

しかし我が日本では相変わらずマスクをするのが当たり前といった風潮が残っており、マスクをしている多くの子供たちの悲しい光景を見続けています。

この点においては新型コロナウイルスの社会的受容を成すことが出来ていない現状は完全に予測が不的中となっており大いなる反省点ですね。

日本人の気質としてマスクをしなくても大丈夫だとしてももし仮に自分が無症状でコロナに感染していて相手に移してしまったら申し訳ない、それは嫌だといった思いやりの精神からマスクをする人が多いということになりますから、結局は社会的受容をしてマスクを外しましょうと医師会などが大々的に啓蒙していかない限りもう一生マスクをし続ける生活を強いられることになるでしょうが、専門家もそれほど愚かではないと踏んでいた私が完全に見誤っている現状ということになります。

日本だけがコロナパニック長期化の主因は岸田政権にあり、依然としてまだ指定感染症を第五類にせず、多くの医療機関がコロナを安易に診られないように法律で制限している状況が続いています。

マスクをしてもワクチンを打っても感染を防ぐことは出来ないわけで、それは立場上絶対感染してはいけない尾身会長自身が感染したことで奇しくも明らかになりましたね。それよりも何よりもコロナに関してはインフルエンザ同様のウイルス風邪に過ぎないことがすでに判明していますので、もはや過剰に恐れる必要性は全くなくなっており、故に欧米などではコロナパニックを止める政策となっているわけなのですが、日本はいわゆる何かが起きてからつぎはぎのように法律を改正するといった遅々とした後出し政治ですからこんな簡単な第五類に変えればよいだけの話で、私ももう2,3年前からこのブログで述べていたことを今更やろうかどうか検討している段階でまだ実践していないといった体たらくとなっています。

すべて決断できない岸田総理の責任となります。

その一方でこれから世界的に景気後退が起こっていくという段階で、しかも低迷中の日本経済のさなかに大増税をするという決断は素早くしているわけですから圧倒的日本ラースト政策となり、完全なる売国政権となってしまっています。岸田総理と彼を動かしている財務省は本当に日本人が所属しているのかどうか疑わしいですね。

日本を衰退させたい外国勢力が支配している組織ではないのだろうかと思ってしまうほどに日本国民を徹底的に痛めつけるためには絶妙のタイミングでの大増税となります。

いずれにせよコロナパニックに対しての国差が激し過ぎる状況です。

中国などは政治的な思惑から敢えてコロナパニックを演出しているものが見えますが、日本においてはただただ適切な政策を打たねばならぬ政権やら専門家であるはずの医師会やらがパニックしている状態となっている状況ですね。

本来的には財務省役人も岸田政権も自己反省すべきなのですが、そういうことを一切しようとしない自己顕示欲だけの過去を反省しない傲慢な組織となってしまっているのは本当に残念な話です。日本経済を持続的成長させていてインフレが過熱して抑制していかねばならない現状というのなら増税は理解できるのですが、こういった結果を残していない、情勢となっていない段階で増税をやるというのは日本経済運営を経済素人がやっているようにしか見えません。

私はさすがに今年はもうコロナパニックから脱すると予測していましたので日本においてはそうならなかったという点で見誤ったと反省しています。

偽善時代の進行

偽善時代、要するに発達障害の少女を喧伝役に使いながら脱炭素、SDGsといった偽善を述べていく時代に進んでいるのを一時本当にそれは真理なのかと疑う者が出てきた中でバイデン大統領は再びその進行を進めてしまいましたね。

こういったエネルギー権力争いにおける誤った進行への反発としてのロシアプーチン大統領のウクライナ侵攻であるという側面を述べる識者はほとんどおらず、ただただ戦争ダメ絶対、侵略ロシアは悪だ酷いの大合唱となってしまっており、マスメディアがそうなるように仕向け続けているのは基本的にあるのは偽善時代を着実に進めていき、偽善ビジネスで儲かるグローバリストたちのさらなる繁栄を狙っているのでしょうね。

私は御承知のようにこの手の偽善時代に否定的であり、生物にとっては暖かいことより冷えることの方が死のリスクが高まり、生物存亡の危機となるリスクがずっと高いのではないかといった真っ当な感覚的経験的思考を持っており、理想主義的な偽善を掲げていくことはただただ偽善利権が生まれるだけで生きにくい世界となるだけだというのが現実主義的な基本思考を持つ私の考えです。

しかし時代は偽善時代の進行といったことに今年はなってしまいました。ただ予測としては偽善時代の進行となると述べておりましたので的中している状況であり反省することはないということになっています。バイデン政権が継続する限り、相場においても来年以降も主題の一つとなり続けるのでしょうね。相場師としては淡々とその手の銘柄を手掛けていきますが、人類の一人としては残念な時代へと着実に進んでいることを悲しく思います。

誤りの反省

そして私は故に来年以降どこかの時点で基本売り姿勢に転換すべきときが来ると予測していましたがそれは今年はやってきませんでした。

ここはちょっと先走り過ぎたかなと反省しています。

ただ来年以降と述べている通りいずれ来ることであることは間違いないことであり、それはヒシヒシと迫りつつあることは確かでしょう。

しかしながら誤りは誤りでありここはしっかりと自己反省したいと思います。

現状ではまだまだそういった状況にはなっておらず普通に買いでも利益が出た相場となっていますので基本売り姿勢に転換した局面も個人的にはあったものの、そのどこかの時点というものは少なくとも今年は来なかったという意味で去年はまだ述べるべきことではなかったと反省しています。

ドル円の状況

もう一つ直近の話ですがドル円の事もしっかりと述べておかねばならないでしょうね。

ドル円月足

基本的には長期的円安方向性に変わりはありませんが、短期的には乖離収束の強い円高が生じましたので円買いすべきだった状況となっており、ちと円安方向性で間違いないということを強調しすぎたかなと反省しております。財務省への失望からかなり感情的に言葉が出てしまっていたようです。

まあ自分の考えがどうであれ市場の考えに従いなさい。円安になるなら円売りし円高になるなら円買いしなさいと反復することも忘れずに記述しておりますから大丈夫かと思いますが、それでもやはり言い過ぎたことは反省しております。

圧倒的流動性がある市場ですから別に私が何を述べようが何の影響もないのですが、自己には常に厳しく律していくのが私の主義ですからしっかりと反省していきたいと思います。

そしてドル円に関して述べるなら巷で言われている通りFRBの利上げ幅が小さくなってきて上げ止まり再び下げていく方向性になるといったことを楽観的に先走って相場が動くことでドル安が起きたことによって円高も起きているというのが正しい現状把握でしょうね。決して財務省によるものではないことは実際この間財務省は介入していないことで証明されます。

短期的には常に目先の思惑で動きますのでいやいやまだまだ利上げは続き高止まりでしばらく続くといった様相となっていけば再びドル高が圧倒的に進んでいきますので円買いしている方々は注意しておくと良いでしょう。バイデン政権の経済政策を見ていると米国のインフレはそう容易く収まっていくものではないと個人的には考えていますのでFRBの利上げが高止まりとなっても引き下げに移行できる経済情勢になる確率は現状の市場が考えるほど目先の事ではないと思われます。

相場師としては圧倒的ボラティリティによって一度に二度美味しい圧倒的大利を出させていただいておりますのでただただそのきっかけを作った財務省には感謝しかありませんが、相場に対しての自己主張としては反省点があった事象となりました。

自己反省が成長を促す

最後までお読みいただきありがとうございました。

今年の反省と称して今年も自己反省しました。

私の場合は相場を張るという意味ではもう反省しなければならないことというのはありませんので自己主張に対してそのまま言いっぱなしで次の話をするのではなくしっかりと振り返って検証、反省致しました。

しかしあなたは反省しなければならない取引があったかもしれませんからそういうものがあったなら何故そういった売買を犯してしまったのかよく自己反省してみてくださいね。

そういう一つ一つの丁寧な反省が次の売買における成功確率を高めることに繋がっていきます。

相場師は日々勉強ですし、日々経験ですし、日々成長していかねばなりません。

私もいまもってなお未熟な相場師です。

まだまだ成長し続けなければなりません。

あなたも今年どんな結果となっていても変わらず自己反省してみる時間を作ってくださいね。

タイトルとURLをコピーしました