安倍元総理暗殺に関しては私が述べた通りの表向きの真相はこれだというものがマスメディアで流され続けていますね。結局個人の恨みでやったこととして処理し、安倍元総理と統一教会との関係性やら奈良県警の怠慢さやらを報道する非常に浅いものに終始しており、またかといった落胆を私は感じるだけですね。今更政治と宗教のズブズブな関係を述べるのかといったことや警備体制のどこが杜撰だったのかといった検証よりも何故その体制が今回の安倍元総理による応援演説においては敷かれたのか、それを指示した背景にいる者は誰なのかといったことが最重要なのですがそういうことを検証してくれるマスメディア関係者は皆無といって良い状況です。ということはつまり真理は闇の中に置くということであり、日本の警察を動かし日本政府を超える権力を持つ組織の介入があるのだろうと考えることが真理となります。
まあこの辺で止めておきましょう。私の憶測はすでに述べておりその確信を日増しに高めて行っているということになります。
これからの日本政治の行方
そしてこれからどういう日本政治となっていくかと言えば、ネオコンバイデン大統領への従属を深めること、つまり反露を鮮明にしプーチン大統領との関係性の再構築を止めるということになります。
岸田総理が本気で日本のことを考えて安倍元総理を尊敬しているならロシアとの関係性は維持し、大事にした方が良いだろうと思います。プーチン大統領は冷徹な愛国者ですが、バイデン大統領のような酷い売国政治家ではありません。話せばわかる人物のように私には見えます。故に論理的にしっかりと外交交渉していけば利害の一致を正しく理解し実践してくれる人物でありそういう人物がロシアのトップにいる間に日本は関係性をしっかりと再構築しておくことが日本の将来のために大事であると考えます。
ただ岸田総理はそれを選択しないでしょう。従米の深化に努めると私は思います。安倍元総理も結局は従米で故に長期政権になり得たわけですが、その成功体験を岸田総理も必ず踏襲すると思われます。故に反露を鮮明にしているバイデン大統領の意向に唯々諾々と従っていくリスクというものが安倍元総理暗殺によってより鮮明になっていくものと思われます。
日本人の特性なのか日本はどうしてもムラ社会といったものを好みますね。
長い物には巻かれろを信奉してしまう人が多いということです。
善悪二元論に走る方も多くなりました。
自分が絶対正義であるかのように自分とは違う考え方というものを排斥しようと考えてしまいます。
右の反中、左の反米という私の見解ももう一度お読みいただけたら幸いですね。
『反』は道を間違いやすくするだけです。
全世界どんな国であろうとも日本は外交交渉をして関係性を構築していくべきなのです。敵味方関係なく、大事にしておく必要があります。何故なら将来の世界勢力均衡はどうなるかは誰にも分からず確実に変化し続けるからです。
将来どの国が味方でどの国が敵となるか分からないということです。
相場でも述べているように何事も起こり得るということなのです。
そこで特定国を善悪決めつけて従米になったり反中反露となったりしていると将来悲惨な国家となってしまうリスクが生じてしまいます。
それを避けるためには中国ともロシアともお付き合いし続けなければなりません。
何より両国とも米国とは違って日本にとっては隣国なのですからね。
米国とは根本的に地理的要因が異なりますので取るべき姿勢も異なってしかるべきということです。
その辺の事情を米国も理解してもらわなければならないのですが、それが出来る大統領もいればそれが出来ない大統領もいてバイデン大統領は後者かなと見ているので気を付けなければならないということになります。
世界経済情勢
世界経済は日本を除いて世界各国利上げ合戦となってきています。ECBは来週にも0.25%利上げ、9月に0.5%利上げ予測がされていますね。
米国FRBもさらなる大幅利上げが続くものと思われます。日本は安倍総理暗殺で勢力図の変化で日銀人事などに変更があれば分かりませんが現状では黒田総裁で異次元金融緩和継続ですから円安傾向は持続する可能性が高いということになります。ドル円は140円でも150円でも全く不思議ではないということになります。一方でドル高といったことも世界経済減速懸念が高まるにつれ起こってきています。以前は緊急時は円高といったことになっていたのですがそれは現在の世界金融政策状況からはあり得ないので次善の策としてドル高といったものがあると思われますね。こちらもその流れが中長期的に大きく継続していく可能性はあるでしょう。恐らく利上げ終了タイミングが米国が最も早いだろうと思われるからですね。
いずれにせよウクライナ紛争長期化によって資源高が維持されることが予測されますので欧米経済失速と資源を持つ国々のますますの繁栄、ロシアや中国などの台頭がますます高まっていくということになりそうです。
日本は衰退していく側に従属していく方向性を取ることで共に衰退していく方向性に進む確率が安倍総理暗殺によって高くなりそうです。本来的には人口世界最大国と最近なったインドとの関係性を深化させて中国を挟み撃ちにしておく計を施しておくことが日本の平和、繁栄にとって大事だと思いますが、BRICsの結束がむしろ強まっており、かつ実際に岸田総理がやったのは廃れ行く英国に出向き米国を出迎えているところからもそのような遠謀のある総理大臣ではないことが露呈していますね。しかし同情票を集めて自民党が圧勝したわけですから日本国民の選択は岸田政権支持であり、基本的には従米路線に突っ走ることになりそうです。
これからは欧米対BRICSという構図となってきて今までの民主対共産つまり中露だけを見て反共として対処しようとすると間違えるということを認識できるかどうかということが大事な点だと思います。
したがって私はBRICSの一角となるインドをいかに取り込むかが大事であると述べているわけですね。
BRICSの台頭、繁栄、支配といった方向性に進んでいるという現実を理解しておくとよいでしょう。
相場概況
円安が続いていますね。ドル高も強くなってきていますので必然的にドル円は一本調子の動きとなりがちです。
135円台では売り買い交錯してもみ合い形状となってきましたが時間の問題で上抜けてきてしまっているというところです。次は140円の大台で一服できるかどうかといったところでしょう。
何度も繰り返していますが現状認識からするとファンダメンタル的にはドル円に関しては円安ドル高しかあり得ないといった状況です。相当に強い円安トレンドが継続する可能性が高く相場師としてはこの機を逃す手はないといったところでしょうね。この流れはもうしばらく継続するのではないかと思われます。まあ冗談です。
一方で株式市場は米国市場が上値が重く引き続き大暴落リスクがありますね。バイデン大統領の方針が転換しておりませんので少なくともバイデン大統領が大統領で無くなるまでこのまま米国経済衰退方向性に進む展開となっていく可能性が高いからということになります。
相場師としては必ず自分の考えではなく市場の考えに従っていればどんな世界情勢となろうとも関係なく良い仕事が出来るのは経済成長し株価が上がらなければ利益を出し続けることが出来ない投資家とは違うところですね。
私は市場の考えに従って円安が続くと思っていても円高になるなら円買いしますし、米国市場が大暴落リスクがあると思っていても株価が上がるなら買います。
相場実践に自分の考えを持ち込むことは一切ありません。
ここは気を付けて私の相場概況を読んでくださいね。
もちろん述べていることは自信を持って述べていますし、実際そうなる可能性が高いと確信していますし、直近でもマスメディアがロシア劣勢だ悪だと述べている中、ロシア優勢だウクライナ政府が悪であると述べて今になって実際にはその通りとなってきていますし、以前の話ではいち早くコロナは風邪であると断じ、指定感染症は5類に変更せよと述べ続けていましたが、ようやくここにきて東京都医師会長などが5類変更へと検討しても良いのではないかと言い出しましたね。そういうことで色々が当たるほどにきちんとどんなことも学んで真理だけを掴み発信しているつもりですが、相場ではこういった自分の考えへのこだわりが墓穴を掘りますので決して実践につなげることはないのです。
私は私の考えを無視して市場の考えに徹底的に従い続けます。
長々と語ってきましたが、これがあなたに何よりも言いたい一言となります。
安倍元総理国葬の本質
最後までお読みいただきありがとうございました。
安倍元総理の国葬が決まりましたね。
どうであれ長年総理大臣をやってきたのだから国家として国民の血税で弔うべきであるといったことが多数派となったということですね。
私は国葬であるべきかどうかの議論、安倍政権がやってきた政策に対してのお人よしなのか無知なのか多くの国民が関心を持たずにただただ殺されて可哀想といった同情論に陥ってしまっている愚鈍さはどうでもよく、これが決まるということは安倍元総理の影響力は政界においてはまだあるのだなと感じました。このことが一番大事な点で、つまり政策の方向性は基本変わらない方向性でグローバリズム追求、売国政権継続となるのかなと見ております。
米国議会でも安倍元総理の功績を称える決議案が出されたということでやはり徹底して従米だったということが裏付けられたわけですが、この従米路線が日本政治における長期政権をもたらす最重要な要素であるという成功体験がこれからの日本政治においても脈々と続いていくことになるだろうと思います。
これはこれからの政治家にとっては大きな足枷になってしまうことが危惧されますね。
マスメディアでは一切こういったことは論じられませんが、大事なことは表向きの事象の垂れ流しではなくその事象の背景にあるものは何かをしっかりと考察することなのです。
私は今日までの一連の事象の流れを見てこんなことを考えましたが、あなたは何を考えたでしょうか?
一つ一つが相場に役立つということを分かっていますか?
日々こういうことを考えていることで自分の知らない、自分とは違う様々な考えを持っている人がいるということが分かり、要するにあなたが買いだと思ったタイミングで売っている人がいるということの理解が深まっていくようになるのですね。
ですからぜひとも今回のことをご自分で自分なりに考えてみる時間を作ってみてください。