世界は激動の世の中となっていますね。
その中で日本は相変わらずの平和ボケでその激動の世の中での一つのピースとなっている安倍元総理暗殺の真相は全く検証されることなく統一教会バッシングによる政治と宗教批判に興じています。
まあ日本のマスメディアの低俗さ低レベルさは個人的には諦めていますが、それよりも何よりも一番大きいのはこれでしょうね。
NYDOWはいよいよ底割れとなって下落トレンド形成時代に入りつつあります。
この大きな原因はバイデン大統領による誤った外交政策と内政における間違ったインフレ抑制政策の数々ですね。
インフレ抑制のためには外交政策としてはウクライナ紛争即時停戦へ向けて進ませなければならないのですが、残念ながらネオコンバイデン大統領はそのネオコン組織の意向に従った戦争を煽る武器商人といった役割を果たし、ウクライナ紛争長期化を目標として成功裏に収めています。最終目標はプーチン大統領を世界で孤立させて体制崩壊させるということですから、いかに欧州にロシアと対立させて出来得れば戦わせていくかといったところが現在の目先の目標といったところになっており故にウクライナNATO加盟申請といったことを米国の傀儡政権となるウクライナ大統領が宣言するといった最新の情勢が明らかになっているということになります。すべてが裏でしっかりと繋がっており、基本的に現状バイデン大統領の思惑は成功裏に進んでいるということになります。問題はこれが米国民のためにならない、要するに米国経済破壊につながる実践であるということで故に米国市場の大暴落、下落トレンド転換につながってしまっている現状ということになります。
米国市場の行方
米国市場は基本的に下落トレンド転換したと考えておくべきでしょうね。
下値の目途がどの位置になるかがこれからの注視すべき点ということになります。
バイデン大統領の失政によってFRBはインフレ抑制のために一人で立ち向かわなければならず、そしてパウエルFRB議長は断固としてそれをやり抜く意思を示していますのでそれはつまり過剰な利上げを敢行して景気後退深化してでもやり遂げるということであり、それは当然株式市場にとっては余計なマイナス材料ということになりますので現在の下落状況は当然といえば当然の経過ということになりますね。
バイデン大統領は本当に愚かな大統領です。
彼が大統領であり続ける限り、FRBへの負担は過剰にも大きくなり、しかしFRBとしては適切に実践せざるを得ませんから、インフレ退治が出来たとしてもその代償はかなり大きいものとなってしまうことでしょう。
米国市場の行方は混とんとしてきました。
ウクライナ4州ロシア併合宣言
プーチン大統領によるウクライナ戦略は概ね成功裏に収まったことを裏付ける併合宣言となりました。
欧米のマスメディアはロシアがやばいといった愚かな報道ばかりですが、プーチン大統領は本当に強かだなと思います。
ロシア側の言い分はウクライナに住むロシア系住民の保護ということにありましたが、それももちろん確かに長年にわたる欧米メディアが一切報道しないドネツク州などへのウクライナ軍による無差別砲撃など酷い状況があり、それを救うということには一定の理解すべき理があるわけですね。
ただプーチン大統領の本音はそれはさておきといったことで狙いは世界の権力体制の変更で実際それを成し遂げつつありますね。米国一極支配からの開放を狙い、それは目出度く成就したと私は考えています。今回のことで欧米経済は着実に崩壊しており、特に欧州は厳しい情勢でウクライナのNATO加入申請でそれはなかなか認められないとは思いますが認められるとなった場合にはロシアと戦争をしなければならなくなりますのでウクライナ紛争長期化は確定的です。
欧州の本音はロシアのウクライナ4州併合でもう終わって欲しいでしょうが、表向きにはそんなことは言えませんので当然断固反対といったことを主張せざるを得ませんのでますます欧州経済衰退が確定していきます。相対的にロシアの力が高まってプーチン大統領としては万々歳ということになります。本当に強かな戦略です。
ただし資源高が止まり資源安の方向性へと向かう兆しも見えていますのでこのあたりの相場の先見性から考えると欧州の本音が成就するシナリオ形成に今走っている勢力が暗躍している可能性というものは考えておくべきなのでしょう。まあ世界的景気後退局面における需要減を見ていると見るのが常識でしょうが、世界情勢シナリオは目まぐるしく変化していきますので常に別案も考慮していかねばなりません。
いずれにせよプーチン大統領によるウクライナ4州併合宣言によってウクライナ紛争が長期化確定した、それはつまりプーチン大統領とバイデン大統領の一致した思惑が達成したということになります。
これは世界にとっては不幸ですが、それが現実ということになります。
意外と底堅い日本市場
その中で相対的に日本市場は底堅いと言えるでしょう。
日経平均株価を見てもまだレンジ相場の下限と言える状況です。
もちろん今週以降底割れしていって全体的にも下落トレンド転換となってしまうリスクは高まっていますが、すでにそうなってしまっている米国市場と比してまだ底堅さがあると考えてよろしいのでしょう。
その理由は単純で日銀の異次元金融緩和維持です。
要するに日銀が買い支えしているということですね。
ただそれも限界があり、最終的には日本も政府の経済政策次第ですし、米国経済の影響を受けますし、連動せざるを得ない状況にあります。
岸田政権は残念ながら財政緊縮派として内需拡大する気は全くない状況ですから日本国内経済の成長はあり得ませんので長期的に衰退方向性にあるということが不変であり、現状では日銀がいわゆるコツコツ難平買いしていく方向性が見えてしまっていますね。
いずれにせよ米国市場がさらに大きく下落し続けていくならさすがに日本だけが独歩高と言った展開は期待できませんからその方向性に日本市場も沈んでいく可能性が高いと考えて売買実践をしていくべきであるということになります。
激動の世界
最後までお読みいただきありがとうございました。
激動の世界となっており世界の権力軸が変更されようとしています。
日本はもちろん蚊帳の外で、平和ボケとなる一宗教団体を叩いているだけのお気楽な状況ですが、基本的には何度も私が述べておりますが、欧米対BRICSという時代に向かっており、いわゆる欧米対中露といった反共といった構図ではない新たな世界権力図となりつつあることはしっかりと認識しておくべきでしょう。
その中において投資家としてどう立ち回れば良いのか?
それは相変わらず市場の考えに従いなさいといった答えになるわけですが、大事な点は世界各国利上げ競争に興じていくこと、日本だけは例外であること、過剰な利上げは当然リセッション深化につながるということ、この辺をこれからの数年における基本戦略として根底においておくと良いでしょうね。
後は自分で考えてそれぞれの行動に向かっていけば良いだけです。
どうであれチャートが方向性を確実に示していきますので相場師である私としては簡単ですね。
その相場の流れを注視していくことで世界の動きは確実に見えていきます。
相場で利益を出しているということはそれはつまり世界情勢の先行きがしっかりと正しく見えているということでもあるわけですね。
もちろんこの言葉で誤解しないでくださいね。
先行きが分からなければ相場で利益を出し続けることが出来ないわけではありません。
ただ相場で利益を出し続けていると結果論的に、当然ながら世界情勢の正しい先行きに沿った行動となっているのでそれが見えてしまうということです。
ここは注意して余計な知識で売買実践に偏ったバイアスをかけないようにしてくださいね。
一つ一つを丁寧に優しい私翁でありますが、それはすべてこのブログの読者たちが成功し続ける投資家となり、それを維持できることが主眼にあるからです。
すべてがそこにつながるために何を語っていてもそこを阻害することのないように注意しているわけですね。
では今週も相場を適切に張っていきましょう。