空売り実践、トランプ関税の本質

相場日記(日々の全体相場観)

私が前回の相場日記にて述べた通り、空売りが効く展開がやってきていますね。

淡々と空売りが出来ているでしょうかね?

出来ていないなら相場の素人ということになります。

巷ではトランプ関税と称してトランプ大統領批判に興じていますが、財務省主導による石破政権の財政緊縮増税志向と財務省による日銀支配による急進的利上げリスクといったものが非常に大きな要因であるというのが私の見立てです。

しかし相場を張るうえではそんなことはどうでもよく私は自分の直感に従って売り玉を積み増し続けたというのが実践経過です。

相場のプロと称する素人たちは相変わらず後付け講釈ばかりで良い買い場が来た問題ないとか無責任なことを言うのでしょう。

しかし本当のプロはここでしっかりと空売りが出来ている相場師のみです。

買いのみの投資家ならバフェットのようにしっかりとキャッシュポジションを積み上げていた投資家だけがプロといえますね。

いずれにせよこの世は理屈ばかり毎日ダラダラと語ってるだけでお粗末な売買実践しかできていないプロと称する素人投資家たちばかりなのです。

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相場の見通し

相場の見通しは誰にもわかりません。

もちろん私には皆目見当も付きません。

ただ日経平均株価という意味では30000円の大台という切りの良い数字は意識されることは間違いなくこの前後で短期的リバウンドする可能性は十分にあると考えておけばよいのでしょう。

私自身の実践思考としてはかなりの値幅調整とみて来週にも利益を出しておくことになるだろうとみております。あくまで場中の雰囲気を感じたうえで最終判断することですが長年の実践経験から恐らくそうすることになるだろうと思います。

米国市場は短期バブル相場崩壊して割高が修正されることでバフェットなども再び買い始めるだろうと思いますから問題ないですし、日本市場はもともと割高ではなくむしろ割安性を示す水準に達することで常識的であれば買いが入ってくるはずであるからです。

しかし短期的値動きというのはそういうことも完全無視で行き過ぎることもありますので常に場の雰囲気を感じながら臨機応変に対応するしかないというのが私の正直な言葉ということになります。まあ相場のことは相場に聞けということですね。決して自分の考えに固執してはいけませんよ。

相場に関しては市場の考えに従うこと。

上がるなら買い下がるなら空売りを淡々と実践継続すること

間違ったら見切ればよいのだから間違っても間違ってもこの通りにやり続けること

そうすると幸運にも今回のような局面にて私同様空売りで圧倒的利益を出すことになってしまうわけですね。

まあまだ利確しておりませんから私自身まだ確定していないことですが、忍耐強く節目において騙されても騙されても空売りし続けてきた結果なので当然の報いともいえるわけです。

相場は自分の考えに拘らず、忍耐強く正しいタイミングで仕掛け手仕舞いし続けることができるかどうかがすべてです。

もちろん相場の見通しが的中できることが大事なのではありません。

トランプ関税について

トランプ関税と称して米国ファーストとなる関税を他国に各種多様に設定したわけですが、これがトランプ流のやり方ということになります。

トランプ流というよりビジネス交渉の常とう手段といったところですね。

互いに吹っ掛けてそこから交渉して妥協していくということです。

日本も例外なくやられて輸出産業が大打撃だというわけですがそれほど大きな影響はないんじゃないかあと私は見ております。あくまでディールの最初段階といったところですからこれからの交渉次第でどうにでもなっていくからです。

いずれにせよトランプ大統領の思考はシンプルで外国企業もウェルカムだがあくまで米国内で雇用を生み出しながらやらないと関税をかけて不利になるよということですね。

そのための関税であり、相場は短期的に扇情的に反応していますが、冷静に相場を眺め続けている人間から語るならトランプ関税が問題なのではなく単純に米国株式市場は短期バブル相場にあったということであり、私が言うのでは信頼できないならバフェットがキャッシュポジションを相当に高めているという事実を提示すれば容易でしょうが、いずれにせよ業績と比して超割高水準に向かわせていたバイデン政権の後始末を今やっているのでトランプ大統領に責任を押し付けるのは時期尚早ということになります。

これからどんどんと米国市場が大暴落し続けていくならトランプ大統領の政策責任も問われていきますが現段階では前政権の後始末に過ぎないとみておくべきでしょう。いずれにせよトランプ関税に関して過剰にも反応していることは間違いないことでしょうね。

特にグローバリズムに染まった国境なき無国籍思考の人たちにとっては嫌なことなのでしょう。

関税というものは上手く使えば国益になるということをトランプ大統領が証明しておりこれはグローバリズムではない米国内経済というものの繁栄につながりそれがそのまま米国民の繁栄につながるということであり米国にとって適切な実践行動ということになります。

他国もどんどん報復関税を課していきそしてきちんと米国と交渉して妥協を勝ち取ってみよということです。

石破政権にそれができるかははなはだ疑問ですが、トランプ大統領は厳しいながらも真っ当なディールをしているということになりますね。

この世は口だけの人ばかり

最後までお読みいただきありがとうございました。

この世は口だけの人ばかりなのです。

YouTubeを見てもXを見ても各種SNSにてただ述べているだけの人たちで満ち溢れていることでそれは証明されています。

実際にやる人が本当に少ないのです。

相場においても空売り批判をする人は多く空売り規制も激しいですが、空売り無くして相場は成り立たないのです。

そして日銀や政権が経済を壊すような行為をするならその批判の意味でも空売りすべきであるというのが私の見解です。

そして実際今回も空売り実践を淡々と敢行しております。

ここ10数年は空売りでは騙されることが多かったですが、それでも自分の意志を貫き通して実践継続しています。

日本という意味では石破政権の財政緊縮増税政策、日銀の利上げ急進化リスクというものが根本にあっていわゆる日本国内経済衰退方向性にあるからこその株安という意味もあるということを決して忘れないようにしてください。

トランプ大統領だけに責任を押し付けようとすることは大間違いなのです。

日本市場は米国市場におんぶにだっこですから米国市場次第で日本市場も上げ下げするわけで物色セクターでさえ同じになってしまうわけでそこは情けない限りなのですが、日本国民は総じてそういう長い物には巻かれろ的な国民性がありますので日本の投資家も結局米国市場の真似っ子となってしまいます。

もう一つはドル円の動向となって円安なら株高傾向、円高なら株安傾向になるということになりこちらは日本国政府が円高誘導志向ですからこちらにおいても株安方向性にあるということになります。

いずれにせよあなたは口だけ番長になることだけは避けてくださいね。

リバウンド狙いの買いでもいいですし、さらなるたたき売りを敢行してもよいですが、いずれにせよしっかりと適切に実践しようと試みてください。

相場は幸い間違ったら見切ればよいのです。

何度でもやり直しがきく世界です。

ただし間違ったら見切らずにとんでもないやり直しがきかないような大間違いを犯してしまったら終わってしまう世界でもあります。

ここを忘れずにトランプ大統領に倣ってしっかりと実践継続していきましょう。

それが相場師の生きる道なのです。

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