新年あけましておめでとうございます。
反省も展望もなく新年を迎えてしまいましたね。
なかなか人生ままならないものですが、そもそもビジネスでやっていることではない趣味の領域である以上そこに大きな責任は生じないというのが事実です。
とはいえ私事によってブログ更新が不定期になることを楽しみにしてくださっている読者の皆様には深く謝罪いたします。
去年の反省
去年は新NISA相場となって新高値更新し続けてきましたがいわゆる日銀ショックによって一時的大暴落を引き起こして年初の水準を一時的に割れた後日銀が火消しに動いて一気にリバウンドして事なきを得たものの、その後米国市場がバブル相場を形成していく中上値が重い展開が続いて結局新高値更新ならずに日銀ショックの整理が続いて年末を迎えたといったことになりました。
結果論ではこのように解説をすることは容易なのですが実際その瞬間でどう売買できたか利益を叩き出せたのかといったことが大事であり、日銀ショックの瞬間が多くの投資家たちが少なくとも肝を冷やした瞬間だったようですね。このときが大きな機会でもあるというのもまた事実ですがどうであれこれはすべて結果論でありこの日銀ショックがきっかけで下落トレンド転換した可能性も存分にありその場合はこういうときこそ買いだとして買い向かった人たちは大損失となっていたわけです。ここは常に注意しなければならない点です。今回はよい買い場となりましたがこの成功体験によって次回もそうなるだろうと確信してはいけないということですね。ここが本当に大事な点で儲かった人も損した人もしっかりと自己反省して次の機会に生かしてほしいと思います。
いずれにせよ大事なことは米国市場と比して相対的に割安なのだが買われないといった事実が今年も継続しているということです。この理由は別段難しいことではなく世界のグローバル投資家にとって米国市場だけがメジャー市場であるからということに過ぎません。そしてもちろん米国はこれからも持続的に長期的に成長し続けるだろう国であるということも大事ですね。日本は石破政権となり大増税時代が到来していますので日本国内経済はさらなる衰退へと進むことが確定的です。日経平均株価としてはグローバル大企業中心故に米国で活躍するその手の採用銘柄の好調によって米国市場に一定程度連動する可能性は存分にありますが、その条件としての円安といったものは財務省が害悪視して常に円高介入を目論む売国奴状態ですから常に大きなハイリスクとなります。要するに日本では政治家も官僚も国民の敵である故にたんなる少子化で人口減少ということだけではない国としての悲しき将来が待っている現状となっているということが結局日本市場がマイナー市場であり割安なままに推移する可能性がこれからも高い最大の理由となります。
個人としては自分の売買記録を振り返ってみて自己反省することがとても大事です。
己を知ることは相場知識経済知識を深めることよりも何百倍も大切なことです。己がいかなる相場師なのかは去年一年のあなたの売買歴によって明確になっています。どんな銘柄をどのくらいの資金でどこで仕掛けどこで手仕舞ったのかそしてその間どんな感情を抱いたのか抱かなかったのかその全売買記録があなた自身の相場師としての癖を露呈しています。長所短所が詳らかに分かってくる唯一の教材なのです。どんな銘柄が良いかどんな売買手法が良いかそんなこと些末な話なのです。あなたが相場を張る上でどんな人物なのかが最も大事な話であり、それをきちんと正確に把握することこそが適切な売買を継続していく上でのカギとなりそのために去年の売買歴をしっかりと自己反省してください。私ももちろんそれをすでに終えています。
やってもやらなくても今年も儲かるかもしれないし損するかもしれませんが、しっかりと自己反省することの大事さは同じ過ちを繰り返さないようにするうえでとても大事な検証です。巷でやっている今年の一押し銘柄はこれだなんだなんていうくだらない情報など見ている暇には自分自身を見つめてくださいね。
今年の展望
ああだこうだと屁理屈を述べる必要性は全くありません。
それが巷に無数にはびこる評論家たちとは違う相場の実践家としての姿勢です。
今年も相変わらず基本買い姿勢でよいでしょう。
米国大統領はトランプ大統領となりこれで米国経済は安泰です。イーロンマスクが片腕となっているということは相場の個別の主題を定めるという意味では良いでしょうが、どうであれトランプ大統領にはすでに実績がありますからいわゆるアメリカファースト政策となり、国内減税、米国への工場誘致優遇などによって米国で経済活動するものであれば世界各企業優遇する政策を打つことになります。逆にモノだけを他国から売るだけの企業に対しては高い関税を課していくことになりますね。それはすべてアメリカの繁栄のための政策でありそこには一貫性があります。いずれにせよここから導き出されるものは実はドル高だろうと見ています。トランプ大統領自身はドル高批判をしてはいますが、優先順位としてはドル安誘導を敢行することよりも関税を課していくことによる米国繁栄を考えてドル高容認姿勢とする方向性を採用すると私は見ております。従ってその観点からは輸出企業が中心となる日経平均採用銘柄群にとっては円安がさらに進むということで日本市場も上昇可能性が高いのだろうと思えますね。ただし米国市場はそのあたりを先取りしたトランプラリー的なものが生じてしまいましたので直近調整局面に入ってきていますがもう一段値幅調整する可能性もありその際にはしばらく株式市場が停滞局面に入るかもしれませんね。しかしいずれにせよトランプ大統領が健在で一期と変わらぬ姿勢で政策を進めるなら米国経済の繁栄は間違いなく米国内企業業績の好調さによって株式市場は中長期的上昇トレンドは間違いないだろうと思います。日本の総理大臣とは格が違う米国の大統領であるということはしっかりと述べておきましょう。巷の反トランプを隠しもしないマスメディア連中に巣食う評論家風情たちに騙されないようにしてくださいね。
私も口先だけでなく年初から基本買い姿勢でいくことになります。
月足的にも乖離調整が入りそうな状況ではあり30000円の大台までの押しが今年のどこかの時点であってもおかしくはありませんが、それはいつも述べている通りの結果論でありそうなるかもしれないしそうならないかもしれない戯言でしかないのです。実践家はどうであれリスクを認識しても行動し続けなければならない者たちですから現段階においてはどうであれこの長期上昇トレンドが継続している以上買うしかないというのが事実となるわけですね。
相場の真理
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログ更新も不定期となってしまって誠に申し訳ありません。
まあそれほど多数の方が楽しみになさってくださっているわけではないのですが、一人でもそういう方がいらっしゃる限り私もまた何とか更新し続けなければならないと自分勝手な自己満足でやっていきたいと思います。
今年はどんな相場付きとなるでしょうか?
私には皆目見当がつきません。
日本においては日本政府が国民の敵となって財務省による売国行為となる円買い介入や日銀の拙速な利上げなども行われるタイミングがやってくるかもしれないという意味で少なくともまた愚かなボラティリティを権力者たちが作ることは間違いないのでしょう。そんな瞬間においては我々何にもこだわらない相場師たちは華麗に良い仕事をしてしまうということになります。
最低限の知識は必要ですが必要過多な知識は適切に相場を張るのに邪魔になるだけであるということに相変わらず気づかずにカリスマ投資家やら証券アナリストやらなんやらの情報を貪り続ける投資家たちで満ち溢れている現状は永遠に変わらぬ間違いなのでしょうが、私翁は愚直に相場の真理だけを述べ続けていきたいと思います。
相場の真理にどんな銘柄が良いかどんな売買法が良いかなどというものは一切ありません。
この真理に多くの投資家たちは気づかずに生涯を終え、少数の気づける投資家たちも気づくまで何十年とかかってしまうようです。
故にどんな相場付きとなっても結果を残し続ける相場師は今日も相変わらず少数派であるということになります。
今年もそんな少数派も目指して日々精進していきましょう!