自民党総裁選の行方

徒然日記(相場以外の話題も)

自民党総裁選が行われていますね。

候補者が出揃いそれぞれの主張が明らかになってきています。

選挙と言ってもあくまで自民党内での選挙ですから実質的には総理大臣を決める選挙とはいえ国政選挙ではありませんので私の選択肢を述べても良いでしょう。

とはいえこのブログの読者の方々は容易に推測できてしまうかもしれませんね。

そう、私の選択肢は高市早苗候補です。

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女性初の総理大臣の可能性ということはどうでもいい

彼女自身はっきりと述べておられましたが、男性であるか女性であるかはどうでもいいことではないでしょうか。

大事なことは性別年齢関係なくどんな主張を持っているのかということです。

さらに大事なことはそれを実践できる政治的手腕があるかどうかということにもなるわけですが、まずは誰にするかを選ぶ段階ですから私は基本自己主張と最も近い人を選ぶといった思考です。

そういう意味で高市氏は右寄りな思想を持つ私にピッタリとあっており、経済思想もアベノミクスの間違いを修正するものを提示していて、靖国神社も総理になっても参拝すると公言しており、述べていることはまさに素晴らしいということになりますね。

右翼だとかいう批判をなさる方々も多いですが、それは右翼というものを分かっておられない発言でしょうね。

本物の右翼の方々に失礼です。

高市氏は主張をすべて拝見したところでは私同様右寄りな思想を持つ極端ではない思想と考えるべきでしょうね。

とまあ手放しで称賛しておりますが、もちろんマイナス点もあります。

一つには消費税減税をする気は全くないようである、つまり消費税というものは必要な税と見ておられるという点ですね。

増税に関しても資産税的なものの導入を考えておられるようですが、これはやっても効果が小さい割に労力だけは大きいあまり良くない税です。ただ彼女によればその前にインフレ率2%達成することが優先でありそれまでは増税など考えることなく財政出動に邁進するということのようですから整合性はあるということになりましょう。

いずれにせよ女性初の総理大臣の可能性などということはどうでもいい話であり、私は私に近い意見の持ち主の政治家が総理大臣になってくれることが何よりも嬉しいということになります。

安倍総理の前例

9年近くの長期政権となった安倍政権は完全に従米政権であり、高市氏が総理大臣になった場合にはこれは踏襲されるということになりますね。実際高市氏自身の経歴を見ても米国とのつながりは深いですからいわゆる親米保守にとっては願ったり叶ったりな人物なのでしょうね。

安倍総理も最初は三本の矢として同様な経済政策実践が期待されていましたし、靖国神社参拝なども期待されて戦後レジームからの脱却、憲法改正にまで踏み込んで大いなる期待感がありましたがふたを開けてみればどれもこれも出来ることなく終わってしまって結局は規制緩和ばかりで移民推進政策や水道民営化、種子法改正等々酷いグローバリズム政策の追求に邁進したということになりました。

要するに言行一致しないのが総理大臣であり、敢えて肩を持つなら仲間内からの引っ張り合いや外交における外国との関係性などが様々にあって妥協せざるを得ないということになりますが、それを理由にしても日本国内破壊の酷い政策のオンパレードでしたから高市氏も結局は実行力、政治力があるのかないのかといったことが問われてくることになるだろうと見ております。

そういう意味では高市氏を選択するが過大な期待は抱けないというのが実情ですね。

他のリベラルから左翼かのような主張をする候補よりは全然ましなのですが、結局政治家は何を主張しそしてそれをきちんと実践継続できるかどうかといった相場師においても問われ続けている口先だけでない実践力が問われます。

安倍総理の前例を見ていると結局はその政治家の胆力、気概といったものが感じられるかどうかでしょうね。

高市氏には現状ではそのような精神がありそうな雰囲気はありますが、いざ総理大臣になったら豹変してしまうことも多々あることですのでこればかりはなってみなければわからないということになり、それは他候補においても同様ということになりますね。

期待先行の相場

相場においては期待先行で上がっており日経平均株価も30000円の大台に乗せています。

基本的には米国市場が上昇トレンドを継続中ですからある意味では遅すぎる上昇とは言えますが、日本国内がコロナパニック状態で厳しい情勢ですから上値が重くなるのは仕方がない側面もあったと考えるべきですが、そのような閉塞感の中で新しい総理大臣になれば変わるのではないかという期待感が醸成して現状は米国市場に連動しなかった分が連動してきたというところですね。

こちらはまさに新総理大臣の政策大転換次第でしょう。

グローバリズムを止めて日本ファーストの国内経済への圧倒的投資を行えるかどうかが鍵です。

高市氏は日本には素晴らしい技術があるとしていくつか例を出してそういうところに投資したいと述べていましたが、私は日本には素晴らしい技術があるということに関しては同意しますが、政府が勝手にこの技術が将来性があると取捨選択することは大間違いであると考えています。

そういうこと関係なくあらゆる分野の研究投資を一律に政府投資して欲しいと思います。

どんな分野から日本経済を支える技術が現れるかは誰にも分からないのです。

ですから広く浅く手広く投資していくことがとても大事です。

その多くが一見無駄になるような結果に終わってもいいのです。

私の相場師としての投資手法同様、数打ちゃ当たるといった発想で、実になるかならないか分からないが多くの分野の研究に政府として満遍なく支援をして欲しいと思います。

そのことが同時に官僚による恣意的な選択というものが無くなるという効用もあります。

特定の研究技術だけに政府投資するとなるとその選択に置いて官僚の裁量権が生じてしまうのです。

それが談合や利権などを呼び込み、あらゆる可能性を阻害してしまうことになりかねません。

この辺のところは政治家は誤解しないで欲しいのですね。

専門者会議を開いてどこの研究に金を配るなどということをやるべきではないのです。

すべての研究技術に一律に分け隔てなく投資することがとても大事です。

いずれにせよ期待先行の相場はとりあえず総裁選が終わるまでは継続しそうですね。

相場師としては相変わらずの易しい相場でこんな状況で大利を出すことはプロとしては当たり前の結果ということになります。

日本の将来の行方

最後までお読みいただきありがとうございました。

総理大臣を決める選挙であるが故に自民党総裁選は非常に重要な選挙となります。

誰が総理大臣をやっても同じと達観なされている方々も少なからずですが、そんなことはあり得ません。

誰が総理大臣をやるかで日本経済の将来、日本国家の将来が決まっていきます。

今回は総選挙も控えていますから自民党としても選挙で勝てる候補は誰かと言うことをよく吟味して選ばないと駄目でしょうね。

正しい選択をして総選挙に臨むなら国民をそれを確実に支持してくださるでしょう。

私は自民党員でもなんでもありませんから、選挙権を持っていませんので高市氏が良いと述べることが出来ました。

しかし総選挙においては誰に入れるべきとかどの党を応援するということは一切言えません。

それはもちろんインターネット上でどうであれ意見を述べている人間であり、その場合特定候補を支持すると述べればそれがそのまま煽り行為になるからですね。

今回は実質的には総理大臣を選ぶ選挙とは言え個人的には選挙権はない選挙ですので具体的な候補者を支持する形で自己主張をすることになりました。

あなたも自民党員であれば当然のごとく自民党員ではなくても将来の総理大臣になる可能性がある人物たちですから彼ら彼女らの主張をよく聞いて自分ならどの人物を選ぶのかよく考えておくと良いでしょう。

人を正しく選ぶということは本当に難しいことですが適切な政治家を選ばないと日本国家が衰退する、要するにあなた自身の生活を脅かす、あなた自身に危険が及ぶリスクを高める時代形成になってしまうのです。

私は高市新総理大臣が一番まともであると判断しましたが自民党員の選択がどうなるかそして自民党の政治家の選択がどうなるか結果が出るまで要注目ですね。

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