優位性と納得

独活日記(相場を生き抜くために)

相場を張る上であなたがきちんと確立しなければならないことはこの表題通りとなります。

この二つを確立すればどんなやり方でも問題ないですが、この二つを確立していないならどんなやり方でも問題あります。

ですから今日はこのことをきちんと考えてみましょう。

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まずは優位性

どんな売買をするのか?

投資家にとって永遠の課題であるかのように巷では100万円を1億円にした私のやり方とかカリスマトレーダーの売買手法とかいったことが今日もあちらこちらで話題になり続けています。

しかしこのことに関してはもうどうすべきかは決まっていて優位性のある手法を使い続けるしかないということが分かっています。

優位性がなければいくら続けても継続した収益を出すことは絶対に出来ません。

本当にこれだけの話なのでまずは自分のやっていることは優位性のあるやり方なのかどうかを過去を検証し現在で実践検証しながら未来へと繋げていかねばなりません。

ただこの優位性のある手法はそこら中に無数にあるのでどれでもいいし、自分で売買していく中で編み出していってもよいし、いずれにせよ過去の検証で必ず利益が出続けていることが分かりますから誰でも容易に見つけることが可能です。

ただその作業をきちんとやるのかやらないのかというだけの話となります。

納得

そして次に最も大事なことがあります。

それはあなたの納得というものです。

どんなに素晴らしい圧倒的プラス期待値を誇る売買手法であってもあなたがそれを正しく継続できなければ意味がないのです。

そしてそれを正しく継続できるためにはあなたがそれを納得しなければなりません。

これをやり続ければ自分は確実に収益を上げ続けることになるということを納得できなければならないのです。

この納得というものを疎かにする投資家が多いのです。

私の売買手法はトレンドフォローで勝率はわずか2割となります。日々損切の嵐となる取引ばかりとなり理解は容易な手法ですがきちんと私が納得をしていなければ決して継続することは出来ません。

何故なら損切り貧乏になってしまうのではないだろうか?

こんなに負け続けて本当に総合的利益が出るのだろうか?

そういった不安が日々生じて正しく継続できない自分を形成してしまうのです。

どんなに優れた手法でもあなたがそれをどんな途中経過でも継続できる精神確立が出来ていなければならずそのためには完全に納得しなければならないのです。

従って私の真似をしてもあなたが同様な結果を残せるかはわからないということになるのですね。

人間とは面白いものなのです。

AIでは決して間違うことはない誰がやっても同じ結果となる事象を人間がやるといわゆるヒューマンエラーを何らかの論理的感情的間違いによって犯してしまうことで異なる結果を導き出すのです。

そしてそれを分ける投資家の違いは納得しているかどうかのみなのですね。

要するに何度もこのブログで繰り返している通り成功し続ける投資家のための精神確立がすべてであり、それが出来ていれば優位性のあるどんな手法でも成功し続けるし、それが出来ていなければどれほど優れた手法でも成功し続けることが出来ないのです。

優位性と納得

最後までお読みいただきありがとうございました。

本日は相場を張る上できちんと確立しておかねばならない、具体論としての優位性、精神論としての納得というものを取り上げました。

優位性のある売買をしないということはどんな相場付きであれ成功し続けることが出来ない投資家であることを意味し、それは資産推移も大きなアップダウンを繰り返して最終的に良い相場環境で死ぬことになれば結果は良いものとなりますが、死ぬ瞬間に相場環境が悪化した状況であったら結果は悪いものとなってしまう、要するに素人投資家であるということになります。

相場環境が良好であれば素人投資家でも問題なく圧倒的利益を出したりすることは出来ますのでそれは現相場環境で実際に証明されているわけですが、問題はそれが永遠に続くのかどうか?少なくともその投資家自身が命尽きるそのときにもそれが続いているのかどうか?といった運否天賦に自分を委ねるということになるわけですね。

それはプロの相場師を目指すあなたに追求してほしい姿勢ではありません。

プロとはどんな相場付きであれ一貫した結果を残し続けることが出来る売買技術を確立している人のことを言います。

そして売買技術といったときにそれが単なる机上の相場知識、経済知識ではないということです。

ここを理解できない人たちで満ち溢れているのが今日もなお溢れている自分が出来ない技術がないだけの話なのにモメンタム売買などを批判する大きな理由となっています。

売買タイミングがすべてです。

上がる銘柄を買わなければ利益を上げ続けることは出来ないし、下がる銘柄を空売らなければ利益を上げ続けることは出来ないのです。

至極当たり前の論理なのですが、残念ながら下げたら買いで上げたら売りだと考えている人たちがほとんどですね。

優位性のある本物の逆張り手法は実は下げたら買いで上げたら売りだといった短絡的な思考とは違うのです。

あくまで時間軸の調整における逆張りであって結果上がるものを買い下がるものを空売っているのですがまあこの辺の技術的な話は長くなってしまうので今日は割愛しておきましょう。

いずれにせよ優位性と納得という二つの言葉を覚えてご自分の手法にしっかりと取り入れて売買実践継続をしてください。

頑張ってくださいね。

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