決断の連続

独活日記(相場を生き抜くために)

新型コロナウイルスパニックによって未曾有の世界的混乱が巻き起こりました。

今もなおそれは継続中ではありますが、学校もようやく6月1日から再開予定ですし、経済活動も再開し始めて元通りの生活へ向けて勇気を持って進んでいくのが人類のこれまでの歴史であり、これからも築かれていく歴史です。

こういった危機的状況においては多くの政治決断の連続となり、まさに指導者はリーダーシップを発揮できるときでその人物の真の真価が露呈する場面ということでもあります。

迅速な決断と実践をするか緩慢な決断と実践をするか世界各国宰相の日頃の発言と実際の実践の差の大小が色濃く表れた事象となりました。

商売においてもコロナショックにおいて客足が遠のいて運転資金確保さえままならないといった中小企業経営者も続出しており店じまいするかどうかといった厳しい決断を下さねばならない状況の方々も少なからずでしょう。

相場師は常に日頃からこういった政治や商売における戦時状態の日々であり、故に決断の連続が続いており、私自身こういったことには豊富な経験を持った熟達者ということになりますが、本当にとても決断することが相場では大事です。

今日はこのことを少し考えてみたいと思います。

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人生も決断の連続

決断することそのこと自体は実際のところ我々一人一人生まれた瞬間から決断の連続なのです。

赤ん坊はいつ泣くのか、決断の連続です。

生物的には本能的に行っていることであり決断しているわけではないのですが、しかしいずれにせよこの場面で泣くのか泣かないのかで例えば親がイライラが募って爆発してしまうリスクがありますし、緊急事態を悟って自分自身を病院に運んでくれて九死に一生を得ることになるのかもしれないのですね。

幼児、少年少女、思春期、若年期、中年期、老年期、それぞれあらゆる事象においてあらゆる決断を意識的にも無意識的にも我々一人一人決断をしながら最後の死を迎えるまで生き抜こうとしているわけです。

自分は優柔不断で何の決断もしていないと思う人もいるかもしれませんが、今あるあなたの環境はあなた自身の決断の連続によって導き出された結果なのです。

そういう意味で相場に限らず人生も決断の連続です。

まずはこのことをきちんと認識してください。

相場における決断というもの

相場における決断は人生全般における決断同様に決断は決断です。

日々売買を繰り返していく上で相場環境を生粋の相場師であるなら当然のごとく場中を眺めながらその情勢変化を機敏に察知しながら迅速に決断を連続させていく必要があります。

人生の決断と異なることはその迅速性です。

人生においての決断は迅速である方がよいとは限らず、じっくりと沈思黙考する時間を経た上で満を持して決断するといったことがよい場合もあるのですが、相場においては決断が遅れれば遅れるほど手遅れになります。

この迅速性が絶対的に大事であるという点が相場における決断というものの大きな特徴ということになるでしょう。

相場における決断は迅速性が大事であるということを理解してください。

迅速性の意味

迅速性という言葉を聞くととにかく一分一秒でも早く決断しなければならないといった印象を抱きがちです。

実際その通りの局面もありますが、ここで言う迅速性とは単なる時間的な迅速性という意味のみならず、感覚的な迅速性という意味も含まれています。

感覚的な迅速性とはこれが適切な仕掛けである適切な手仕舞いであるといった判断から実践までをつなぐ感覚的な部分を迅速に行うということになります。

この辺は上手く伝えがたいものがありますね。

相場においては単純に時間的に迅速に決断したから成功するというわけではありません。

待ちは投資家の至宝とこのブログでも以前述べましたが、何もしない決断、第三者から見れば仕掛けに躊躇している、手仕舞いが遅れていると見える緩慢な決断が適切な決断であったということになり得るからです。

不確実性の世界において適切と思われる迅速な思考形成を決断するといった意味における迅速性、これが今日も投資家に問われ続けています。

何を決断するのか?

決断の迅速性が相場においては大事であるということが分かりました。

では具体的に何を決断すればよいのでしょうか?

こちらはその理解そのものは容易です。

適切に仕掛け適切に手仕舞う決断を繰り返すこと。

まさに一言で終わります。

しかしこの決断をいかに継続していくかという段になると至極困難なミッションということになってしまいます。

あなたがこうだと思い決断したとしてそれが成功という結果をもたらすわけではありません。

つまり成功したから適切だったかどうかはわからないということです。

この意識が決断を鈍らせてしまいます。

果たして本当に自分は適切な仕掛け手仕舞いをしているのか?

買いだと思って買ったが下がってしまった売りだと思って空売ったが上がってしまった。

こういったことが現実に起こると決断の迅速性が失われてしまうのです。

結局は訓練していくしかない

相場師には適性というものがやはりあります。

値動きを見てあまりに感情的に売買を繰り返してしまう人というのはどうしても成功し続けることは出来ません。

人間としては感情豊かな人物として評価される可能性はあるのですが、相場においては非常にハイリスクで不適格な性格ということになってしまうのですね。

ですから天才トレーダーのようにもう最初から感情的にならずに淡々と売買を繰り返すことが出来る人がいる一方で何度も何度も同じ過ちを繰り返してしまって感情的売買を繰り返し一時的成功を収めては失態を犯し、また一時的成功を収めては失態を犯すといった人たちが今日も多く存在しているわけです。

こういう人たちはきちんとした訓練を積んでいないということになります。

まずは人として適性があるかどうか、具体的にはあまり感情的にならずに淡々と売買を機械的にこなせるような性格の持ち主であるのかどうかといったことを自己判断した上で適性があるならもうそのまま継続していってもらえばよいですが、そうではないとなったときにそれでも相場を張って成功し続けたいとなった場合には適切な訓練をするといったことが大切となってきます。

そしてその具体的訓練とは実際に売買実践をするということですね。

さらにただ闇雲に売買を繰り返すだけではなく、きちんと一つ一つの売買において検証をしていくということです。

ここでいう検証は優位性のある手法を使っているかどうかといった数学的な話ではなく、そんなものは当たり前の前提とした上で、あなたの心の検証をしていかねばならないということになります。

あなたは売買において何を思ったのか?

仕掛け手仕舞う。

投資家がやることはわずかこれだけです。

どういうタイミングでそうすべきかというのは手法が決まれば自ずと客観的には決まります。

その適切性までは検証する人は少なからずなのです。

しかしそれだけで留まってはいけません。

もっと大事なことはその売買過程においてあなたは何を思ったのか?

このことを詳細に自己分析する必要があります。

私を含め天才でない人は訓練によって売買においてその値動きで感情の起伏が大きく起こることはまずないようになっています。

コロナウイルスショックであっても私は全く動じることなく淡々と市場の考えに従って適切な売買を心がけました。

もちろん最初は値動きが自分の考えと逆に動くたびに感情を大きく揺らして怒りや失望や恐怖などを大いに感じてしまってそこに大きく影響を受けてしまう売買をしてしまっていました。

そのような状況から現在の状況に至るまでに仕掛けでは自分はどんなことを考えたのか?もう少し待った方がよいのではないかという不安の感情を抱いたのか、どんどん上がっていてもうそろそろ下がるのではないだろうかと恐怖の感情を抱いたのか、保有している間はどんな値動きでどんな感情を抱いたのか抱かなかったのか、手仕舞いではどうだったかといったことを逐一詳細に思い出しながら記録していきました。

その積み重ねによって自己分析が進んでいき、自分はどういう相場環境でどういった感情を抱き、どういった間違いを犯してしまうのかといったことを詳細に自己把握していきます。

これが適切な訓練となって最終的に私に最適化した手法、感情抑制が容易な思考といったものを身につけていったわけです。

ですからあなたは売買において何を思ったのか?

このことをよく自己分析してみてほしいのです。

決断の連続

最後までお読みいただきありがとうございました。

決断の連続をどんなときも適切に行い続けることは精神的に非常に大変です。

しかしそれをやらねばいつか必ず相場でやられることになります。

私もこれまでのところは上手く行き続けていますが将来のことは何も分からないわけですね。

それでも決断の連続が続きます。

ですから結局は自己分析を進めるしかないのです。

自分は相場を張る上で何をしでかしてしまいがちなのか?

どんな局面でどんな感情を抱いてしまうのか?

こういったことは私には分かりません。

わかるのはあなただけ、分析できるのはあなただけなのです。

そしてそういったことが分かれば自分だけの対策というののが見えてきて、それを施していけばあなたも投資家として成功し続けるための精神確立を成し遂げることが可能なのですね。

天才トレーダーにとっては何でそんな当たり前のことが出来ないんだということになるのですが、世の中には私を含め天賦の才はないが相場を張りたい人間も少数ながらいるということです。

絵の才能はないけど絵を描くのが好きだというような人と同様ですね。

相場を張るのは決断の連続ですからこれを適切に継続する精神確立が必須です。

もちろん成功し続けない投資家になるのは誰でも出来ますので投資家になること自体は容易なのですが、やはり好きなもので成功し続けたいという強い想いがある私を含めて相場きちがいな方々は今日も自分の売買における自己分析を丁寧に行い続けてほしいのです。

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