強い日本市場、少子化対策政策、円安

相場日記(日々の全体相場観)

しかし相場は強い展開が続いていますね。

その基本にあるのは円安株高であり、それを阻害する勢力が日本の敵となる勢力であると考えておくと良いでしょう。

円高株安を狙った行動をしてくる勢力が日本人だろうと外国人だろうと日本国民が敵と見なして排除していかなければならない勢力であるというのが非常に分かりやすくこれから見えてくるだろうと思います。これからの将来をその観点から眺めてみると面白いでしょう。

個人的にはもうお腹一杯といったところです。

まあこれだけ短期的に全体的に急進すれば当たり前の話ですが、いずれにせよしっかりと結果を出せたことは良かったことです。

今年はもうお終いでよいといったところですね。

バフェット相場は本来長期投資家であるバフェットに冠して長期的に熟成していくべきものですが、日本市場だとこれほど短期で一気に来てしまったというのがここまでの現況でしょう。

何度も繰り返していますが劇場のイドラに弱い人は相変わらず多いということです。

まあ実際商社株の買い増しは私も意図せぬバフェットのポートフォリオ変化ですが、それでもやはり現株価水準からはさらなる買い増しはないだろうと相変わらず考えています。彼が自身の投資手法を変えるのであれば話は別ですが、商社株はすでに長期保有はやめた方が良い割高水準にあると私は思います。

もちろん相場ではそんなことはお構いなしであり、相場師としては上がるなら買うしかないわけですが、さすがに長期投資はすべきではない株価水準にあることは誰でも分かる現状でしょうね。

いずれにせよここからは高値もみ合いをしながら底堅く推移して中長期的な上昇トレンドを維持できるようなものが見えてくるかどうかといったところが焦点でしょう。

その方向性を見極めながら次の適切な仕掛けを計っていくというのが相場師として当然の仕事となります。

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残念な少子化対策政策

しかし少子化対策政策は残念なものとなりました。

まあ元々政府が最高な政策をしても少子化対策は難しいと私は考えてはいるのですが、結果いまいちな対策となりそうで、これで少子化阻止出来たら奇跡でしょうね。

異次元少子化対策という言葉を聞いて淡い期待を私もしたわけですが、異次元という言葉は即時に引っ込められて結局選挙対策のしょぼいばらまきといったことになりそうです。

そしてその財源の負担も少子化対策でお金を貰う人たちが別のところで払うわけですから何の意味もないということになります。

財源は子供国債でもなんでも適当に名前を付けて国債で処理してしまい、現役世代に負担を一切かけずにさらにそこに消費税減税などをセットで提供して将来不安を緩和し可処分所得を急増させれば意識改革が成されて少子化阻止が実現できる可能性はありましたが、実際はやはりそういうことにはならず、いわゆる取るところの付け替えで誤魔化すといった政策となってしまいました。

その一方で国内経済が停滞する中税収は過去最高となっており、こちらは大増税をしておりますので当然の結果と言えるでしょうが、財務省もホクホク顔といったところでしょうね。本当に財務省役人たちは売国奴です。

相場としても残念な少子化対策ということで関連銘柄の株価はすでに沈んでおり、元の鞘といった状況ですね。相場は本当に素直です。

期待で買われるわけですがその期待が実現しないことがわかれば即萎んでいきます。

いずれにせよ少子化推進は確定的でしょう。

財政規律という呪縛に取り込まれ続けている限り、日本政府の素晴らしい政策実践の時代というものは永遠に来ないでしょうね。

続く円安

円安が続いていますね。

ドル円日足

長期的円安傾向はどれほど財務省が為替介入という売国行為をしようが現状不変です。

日銀が忍耐強く異次元金融緩和を継続しているといったことも評価できますが、日本政府が全く経済成長する気が無い財政規律中心の政策を敢行していますので日本経済の長期的衰退傾向からそういった国の通貨が買われるわけがないといった純然たる事実もあります。

この局面で淡い期待となるのは円安を味方につけた輸出産業の復活隆盛でしょうね。

ここは確かにまだまだ優位性のある技術力が日本にはあると考えられ財務省が邪魔をしなければ完全復活の狼煙を上げることになる可能性はあるでしょう。

円安傾向が続くかどうかといったところが焦点でしょうね。

一ドル200円の大台突破といったような時代になれればかなり日本の輸出産業は潤い、日本経済のけん引役になることが期待されます。

そうなれば株式市場のバブルもバブルではないと評価される時代になる可能性も生じてきます。

異次元の少子化対策とやらで淡い期待をしてそれが裏切られた側からこういうことを言ってもやはり実現性は小さいと見なされるでしょうが、私は悲観的な時代においても楽観を忘れたくないという想いがありますのでこの円安が継続することによる輸出産業大復活で日本経済復活というシナリオに淡い期待を抱いておきたいと思います。

自己正当化の弊害と自己責任の大事さ

最後までお読みいただきありがとうございました。

日本政府や財務省役人といった日本人が我々国民の敵となっているという現実は悲しい現実ですね。

自分の論理、思考にこだわるあまり、それよりも大事な国民生活向上、日本経済成長といったことを忘れてしまっているというのが現状における政治です。

現代の風潮とも言えますかね。

どこを見ても自己正当化ばかりであり自己責任とは名ばかりの他人への責任のなすりつけ合いの社会となっています。

私はプロの相場師として自己正当化の弊害と自己責任の大事さを身に染みて理解しており自己確立しておりますので正直な気持ち、情けないねといった印象を持ちます。

自分のプライドなどかなぐり捨てて動ける人が一人でも多くなって欲しいものです。

人間の生涯などあまりに短いものなのです。

日本経済を持続的成長へと導いていくことが出来る立場にいる人間たちがそれをせず自分の狭い世界にこだわり続けて日本経済を衰退させていく様は残念でなりません。

そういう立場になれていない我々の負け犬の遠吠えと言われればその通りなのですが、ただただ残念であると述べるしかありませんね。

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