来年の展望

相場日記(日々の全体相場観)

残念ながら黒田日銀総裁は財務省に屈したということになりましたね。

黒田日銀総裁は最後の日本の良心、砦でありましたが、前回の会合の段階で財務省との対立が見え隠れしていた動きとなっていましたので時間の問題ではありましたが、任期を終えるまでは何とか踏ん張ってくれるものと考えていたためにネガティブサプライズとなりました。

相場師としては相変わらずのボラティリティ相場ですから有難く短期的利益を重ねていただくわけですが、日本国としてみたときには利上げ大増税で日本衰退、沈没確率が高まる事象となりました。

この展開になると財務省に逆らって行った日銀人事変更、この安倍元総理の唯一の功績に対する恨みが募りに募っていたのだろうというのが客観的な政治的歴史における到達点となります。

そこまでして日本売りを推進していく財務省の意図は何なのか?

ただただ自己の過ちを認めたくない自己正当化したいだけの集団組織に成り下がってしまっているのは何故なのか?

日本経済の持続的成長、繁栄といった結果をしっかり残しているならともかくここまでの財務省支配による取り組みにおいて全く結果が出ていないにもかかわらず何も変えようとしない一貫性はある意味狂気であると私は考えます。

相場師も確かに売買の一貫性は大事であり、私の場合はその基本はしっかりとトレンドに忠実に売買継続するといったものですが、これはトレンドフォロワーにとっては当たり前の適切な基本姿勢ですから一貫して継続することは良いことですが、財務省の場合、一貫してやってみて結果が出ていない状態が何十年も続いているのにまだ同じ過ちを繰り返して日本経済を衰退させようとしているこのマゾ意識は一体どんな思考回路なのか、私には不思議でなりません。

日本を衰退させてどんなメリットが財務省役人にはあるのでしょうかね。

日本を繁栄させたい私には皆目見当が付きません。

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来年の展望

さて今年も終わりが近づいてきましたところでサプライズな事象が起きてしまったわけですが、相場ではよくある話です。

相場を張る上で大事なことは何が正しいことなのか、自分はどんな考えを持っているのかといったことを一切取り入れないで相場を張る必要があるということです。

しかし多くの相場のプロと称する相場の素人先生方はそういう最も大事なことに関しては無知ですから、ただただ来年の有望株はこれだとか相場がどうなるこうなる経済がどうなるこうなると盛んに来年の展望を饒舌に話される時期となります。

私は全くそういうものに興味がありませんので一切見ることはありませんが、Youtubeなどでもそういったくだらないものがどうしても流行ってしまうのが現実ですね。

それによって相場の本質、真理というものを掴む人たちが減っていき、間違った知識を増やし続けて、誤った基本思考を持った投資家が増えてしまうことは相場を愛するプロの相場師としては非常に残念に思うわけですが、故に我々真理を知る実践家が大いに儲かっていくということでもあり、相場の真理を知るのは常に極々少数派であり、多数派はどうしてもそういった相場情報なるものに飛びついてしまうということになってしまうのがある意味では相場の真理ということなのでしょう。

私はそんな少数派の方々のためにこのブログを淡々と記述しています。

分かる人だけが分かれば良いと思いながらしかし正直に真摯に真面目に綴っているつもりです。

そしてプロの相場師の来年の展望は常に実践面における展望でしかありません。

基本姿勢

さてさっさと結論から行きましょう。

日経平均月足

月足を上げています。

直近10年間基本的には上昇トレンド継続中であり、このトレンドが崩れない限り長期的上昇方向性は変わりませんが、来年も引き続き高値もみ合い可能性が最も高い可能性として見ており、今年同様基本様子見姿勢で売り買い問わず短期売買に徹する一年となる可能性というものを年初においては実践予定です。

以上で終了なのですが、それではつまらないということでここからは少しつまらないどうでもよい話をしてさらにつまらなくしていきましょう。

真相はまんまと闇に葬り去られた安倍元総理の暗殺によって日本政治は劇的に変化しようとしており、ここまでの事象の流れを見ている限り、金融政策も財政政策も大転換する可能性が高まっています。しかも良い方向性への大転換ではなくさらなる悪い方向性への大転換です。財務省主導の財政規律派岸田政権においては小規模な一時的な財政出動をしながら圧倒的大増税を検討しています。所得税、法人税、消費税、あらゆる税目を増税していく展開となるリスクが日増しに高まっておりますね。さらに最後の砦となる日銀の適切な金融政策も大転換させてしまい黒田日銀総裁退任濃厚となった日銀人事によって利上げリスクが生じている現状です。それを実践されると圧倒的株価崩壊となりますのでそういうファンダメンタルとなる様相となればテクニカル、チャート無視で一気に長期的上昇トレンドが崩れていく展開があるということを心の片隅に置いておくと良いでしょう。

そもそも論として世界経済的にリセッション入りとなってきており、主導する米国経済がバイデン政権によってかなり厳しい情勢となりつつありますから、日銀は異次元緩和継続しか選択肢はなく実質利上げと言われてしまうようなことさえしてはいけないタイミングであり、政府は財政規律を無視してでも大減税と大規模財政出動によって日本経済を支えていくことが適切な役目なのですが、財政規律派の岸田総理はそういった考えは一切ないことを隠しもせずに表明してきていますので消費税なども20%へ向けて増税としていく時代が到来していくリスクが高まっています。これが実現した場合日本売り推奨となるリスクが高まる時代となるというところは見ておかねばなりません。

相場師としてはやはり基本売り姿勢に転換すべき時がひしひしと迫ってきているのを感じておりますが、そういう自分の考えは無視して淡々と市場の考えに従うことで大利を得られる機会が生じる可能性をしっかりと認識して準備しておくことが大切ですね。

いつまでコロナパニックを続けるのか?

大増税実践がどうなるかは本当に来年の大事な事象ですが、そこに加えてコロナパニックをいつまで続けるのかといったこともとても大事な事象です。

もう過去このブログでも何度も何年も繰り返している通り、指定感染症指定を第五類へと変更し、全ての医療機関で基本気軽に診てもらえて、医療関係者がコロナ感染しても隔離されない、休診などにしなくても良い体制を整えられるかといったことは非常に大事な実践となります。

人類存亡上のリスクが皆無であることは完全に明らかになっており世界はもうすでにコロナパニックを脱しているのですから、日本もいい加減にコロナパニックを脱しなければならず、日本政府、医師会がまず新型コロナウイルスの社会的受容宣言を出して安心感を国民に与えたうえで具体的には指定感染症を第五類に変更するだけで良いのです。

何故これだけのことが出来ないのか?

ここは長らく私には不思議でしたが、最近ではコロナ利権が確立してしまっているのかなと見ています。コロナパニックが続くことによって儲かる一部の連中による暗躍があるのかなあと思っています。そうでなければ理解できないほどに頑なにコロナ風邪を特別視する政策を変更しようとしないからです。

これが真実であるなら本当に売国奴ですね。不安や恐怖を煽って稼ぐ連中程下劣な人間はいません。コロナパニックは多くの人たちを苦しめましたし、今もなお苦しんでいる人たちが少なからずです。実際のコロナ感染で苦しんでいるのではなく、コロナパニックが影響で生活が苦しんでいたり、精神が苦しんでいるのです。

いつまでコロナパニックを続けるのか?

来年の大きな主題として引き続き関心を寄せていかなければならない事象でしょう。

ウクライナ情勢

ウクライナにおける戦争というものは結局米国対ロシアの代理戦争といった様相となっており、悲劇なのはそこにいるウクライナ国民たちです。

本当にウクライナ国民のことを想うなら、張本人たちも周りの国々も停戦合意へ向けて粘り強く交渉していかねばなりません。

ところが米国バイデン大統領、ロシアプーチン大統領いずれも戦争長期化を狙っていますので残念ながら来年も停戦合意の期待は抱けないというのが現状ですね。

停戦合意が成されれば相場としては全体的な資源安、株高方向性へと進んでいきますし、継続していくなら資源高止まり、株安方向性へと進んでいくというのが地政学的な側面における相場への影響となります。

来年も引き続きウクライナ情勢がどうなるかといったことが相場においても大事な焦点となることでしょう。

以前に何度か述べてはおりますが、原油相場の方向性が大天井を付けて下落トレンドとなる可能性が生じつつありますので停戦合意へ向けて暗躍している勢力が仕掛けを成就させる可能性を相場が先読みしているという側面があるということは大事な視点でありましょう。

いずれにせよ、ウクライナ停戦合意への道はかなり困難であり、来年末になっても相変わらず戦争状態である可能性は十分にあるというのが私の個人的なウクライナに関しての来年の展望です。

相場の真理を反復する

最後までお読みいただきありがとうございました。

相場のプロとしての私の来年の展望は早急に終わって後はどうでもいい話に終始してしまったのは心苦しいばかりですが、まあさっと聞き流して頂ければよい話です。

人間というものは色々と考えるものなのです。

愛していればいるほどその愛の深さだけ深くそのことを考えてしまうのが人間です。

従って相場愛に溢れる私翁は来年も相場のことばかりを語ることになるでしょう。

もちろんこのブログの読者対象者はそのような相場の本当の真理が知りたいと思考できた極々少数の方々を対象にしていますので当然の話ですが、まあ昔のように毎日更新するなどといった意欲は流石に無くなってしまってその辺は誠に申し訳ないのですが、述べることは結局限られた相場の真理というものの反復に過ぎないことですので問題ないでしょう。

相場は語るものではなく張るものである。

これが実践家としての矜持であり、生命ある限り毎日相場を張り続ける私翁であることは間違いないことでしょう。

もちろんあなたも相場きちがいになれとは全く思いません。

相場を張るだけが人生ではないですし、単純に資産増だけが目的な方々も多いですからね。

しかし結局結果として生涯における圧倒的資産増となるためには相場の真理を掴まなければならないと私は考えています。

それが出来なくても相場での一時的大成功者はいくらでもいます。テレビや株雑誌、ツイッターにYouTubeでもその手の方々だと疑われる方々が多数相場のことを語っていますね。

それほど良い相場環境がここ10年ほど続いているということの裏返しなのでしょうが、そういった方々が一人また一人と淘汰されていく時代が到来したとき、そこでも生き残っていく者はやはり私がこのブログで日々反復し続けている相場の真理を掴んでいるかどうかであると確信しています。

私の述べるあらゆる言葉を信じて下さらなくても結構ですが、この言葉だけは信じていただけたら幸いですね。

では来年も生きていたらまたブログ更新にも取り組みたいと思います。

来年もまたこのブログの読者が相場で良い仕事が出来ますことを祈念して今年の筆を置きたいと思います。

それでは良いお年を!

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