公明党連立離脱は日本の夜明け

相場日記(日々の全体相場観)

結果的に自民党議員の多数派が高市総裁の選択をしたという英断は素晴らしかったということになりますね。

表向きの報道を見る限りにおいては最近の自民党における政治資金問題に対しての公明党法案を自民党執行部が飲まなかったことが岸田政権、石破政権と続いてきたので業を煮やしたということですが、そうであるならそのどちらの政権においても連立離脱すればよかっただけの話です。つまり公明党は間違いなく麻生元総理主導となる高市政権というものに拒否反応を示したということになり、菅元総理主導となる小泉政権というものを求めていたということになります。

しかしながら自民党政権がどうもおかしくなっていったのは公明党と連立を組みだしてからというのが実態で、失われた三十年という期間も自公政権によってもたらされ続けてきました。国土交通大臣が公明党のポストとなってから確実にその利権は創価学会の支配となっており、かつ公共投資関連企業と政治家との癒着に対する過剰批判によるインフラ投資が抑制されて日本国内経済は疲弊され続けてきました。当時は公明党によって自民党は救われたと言われていましたが、現在の公立学校、歩道橋、水道等々の全国各地での老朽化、ノーベル賞受賞者による現代日本における基礎研究投資不足懸念発言を見れば明らかにインフラ投資不足と分かりますね。結局公明党の連立が主因で保守を掲げる党とはとても言えない明らかにおかしなほどに左寄りな自民党議員を多数生み出すことになり保守政党としての自民党というものは少数派となっていってしまったというのも紛うことなき事実でしょうね。

政教分離という意味でも統一教会批判はしても創価学会批判は決してされないということもまたおかしな話なのですが、権力者側に公明党がいることでその批判をする足かせとなり続けてきたのでしょう。ここは時の政権のみならずマスメディアも創価学会関連会社から多数の広告を受け続けてきましたので同罪で全くそういった特集を組んで報道されることなく様々な問題は創価学会に関しては闇に葬り去られ続けているのが実態です。

相場教信者の私からすれば政治に関わろうとしている宗教団体などすべて同じ穴の狢にしか見えません。本来宗教とは政治とは無縁であるべきだと考えているからですね。統一教会も大問題ですが創価学会も大問題なのです。宗教者は宗教だけに邁進すべきです。何故なら宗教信者は様々な事象において教祖様に盲目的になりやすいからです。そういう人間性だからこそ特定の宗教に依存してしまうわけですね。そしてそのような人が政治に関わるのは危険極まりないということになります。ですから本来政教分離の原則があるわけなのですが、実態は様々な宗教が政治の世界に入り込んでいます。

さらに大問題なのは中国共産党との蜜月関係ですね。創価学会としてならともかく今回の決定前にも中国大使と公明党代表斉藤氏が事前に面会しており、今回の決断との関連性が非常に疑われ、そうなるとどこの国の政党なのか分からなくなるわけです。まだ日本の利益団体の方がましですね。それはそれで問題点があるとは言えますが一部の日本人の利益には一応なるわけですからね。

そしてマスメディアは自公連立解消の話題で持ちきりとなり高市総裁としてはもちろん目先かなり厳しい政権運営となり、総理大臣になれない可能性も出てきていますが、それでも長期的には公明党を除外した自民党を本物の国民のための右寄りな政党にしていくためには様々な意味でしてやったりという現状かなとみております。

菅元総理のところに事前に行ったのも公明党とのパイプ役を頼みにいったのではなく公明党無き後のことを話に行ったといった側面があったのではないかと推測されますね。

大なり小なり自民党議員たちもいわゆる公明党の組織票なるものが創価学会員の高齢化減少傾向によって力が小さくなっていっている時代において旨味はなくなってきており、その割には保守的な政策を批判されて妥協をさせられていることに忸怩たる思いを抱いていたので表向きは残念だとしても本音では喜ばしいと思っている自民党議員も多いのではないかと推察されます。

いずれにせよ失われた30年を作ってきたのが自公政権であり、故に自民党公明党ともにその責任を取って無くなってしまえという主張も一理はありますが、私はこれで自民党が足かせなく保守本流政党として右寄りな政策を実践してくれるのではないかと期待が出来る状況になったと考えます。

そのトップには間違いなき右寄りな高市総理が現在いますからなおさらこれで政策実現という意味では少なくとも自民党内ではやりやすくなったと言えるのではないでしょうかね。もちろん政治の現実としては数が圧倒的に足りなくなって野党のどこかの党と複数手を組む必要性が出てきましたが、右寄りな政党が複数躍進しておりますのでそういうところと手を組めばなんとかなるのではないでしょうか。

いずれにせよ怒涛の如く政治の歴史が塗り替えられつつありますね。

懸念していた石破総理の80年所感などどうでもいい話となりつつあるのは石破総理にとっては皮肉なことです。石破総理は最後の最後まで国民のことよりも自民党のことよりも自分が大切な人間性であったということが明らかになったということになりますね。公明党の表向きの主張が真実だとしたら石破政権の時にしっかりと公明党と話し合って妥協していればこんな事態にはならなかったからです。高市総理はこのような前総理の尻ぬぐいも今必死でこなしているところであるということです。

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相場への影響

相場は高市トレードと称して短期的には急騰している段階ですからどうであれ調整局面があってもおかしくない現況です。

自公連立解消をどう市場が評価するかというのは難しいところですが相場への影響という意味ではやはり軽微かなと考えています。

それは高市総裁の財政拡大主義は変わらず、仮に自民党が野に下る可能性としての二番手として国民民主党党首の玉木氏が総理になったとしても彼もまた高市氏同様の財政拡大主義だからです。有力な二総理候補どちらが実現しても結局財政拡大によって内需拡大成長を日本経済にもたらすことになるだろうと見えるからです。

そういう意味ではテクニカル調整はあってもファンダメンタルは上昇トレンド継続に変化はないだろうということになりますね。

さらに何よりも大事な点は米国経済が非常に強い展開であり、こちらも短期的バブル相場ではないかという懸念もありますが、実際はトランプ大統領の経済政策が素晴らしいことによる評価であるというのが現実であり、株高も当然の評価ということになります。

この米国市場の状況からみてもその連動性から日本市場も堅調に推移し続ける可能性が高い状況ということになるでしょう。

つまり相場への影響は中長期的には軽微となり、引き続き買いスタンスで良いのでしょうね。

日本の夜明け

最後までお読みいただきありがとうございました。

公明党が連立離脱することによって出来なかったやるべきことが出来るようになりました。

問題は数が足りないということですね。

これは解散総選挙で勝利しなければ満たせない現実です。

しかし高市氏がやりたい政策群は自民党外の政党でやりたいと考えている党が複数ありますのでそれらと連立を組んだり協力することが出来れば可能になったということがとても大きいことですね。

確かに公明党の議席数分が野党に行ってしまうことは痛いことは痛いですし、公明党の選挙協力が必要な自民党議員もいるかもしれませんが、それでも公明党のリベラル思想、政治と金問題を理由とした公共インフラ投資拡大を阻む政党が口を出すことが無くなったということは大きな可能性が芽生えた事象となりました。

20世紀末の悪夢から続いた宗教団体が支配する日本という自公政権の構図が崩れてようやく本当の日本国民のための政治というものが行われる可能性が生じてきました。

これは高市総裁誕生の功績と言えるでしょう。

まだ実務的には何もしていないこの段階でのこれだけのポジティブサプライズを起こす宰相は他に類を見ないですね。

高市氏の頑なな真面目な基本姿勢堅持というものが功を奏しているのでしょうかね。

いずれにせよ今回のサプライズは日本の夜明けとなる可能性が高まる事象となりました。

マスメディアやら時代遅れの一部の野党、自民党内の反高市派、財務省界隈の連中による高市総裁批判はさらに強くなっていくと思いますが、そんなものに負けずに高市総裁がご活躍することを期待したいと思います。

私は高市総理誕生のために尽くした政党こそがどの党であっても次の総選挙で大躍進すると考えています。全政党が自分たちの党利を超えてどこまで国民のことを考えた行動をするのかしないのか注目したいと思います。マスメディア以下、個人に至るまでこれまで以上に高市氏の政治思想批判とか人格批判といった人権無視の批判に興じる人たちが乱発してくると思いますが、それがむしろ反日日本国民をあぶり出すといった効果を生じさせることになるでしょう。批判をするなら彼女がやろうとする政策の中身に対してこれはこういう政策の方が日本国民全体のためになると論理的に批判しなければなりませんが批判をしたいだけの批判をする人たちはただただ日本が嫌いとか自分の主張が絶対とかいった日本のためにはならない人たちということになり、そういう人たちがどういう人たちなのかこれから彼女に対する様々な言われなき批判によって明らかになっていくのでしょう。

そして彼女が内閣総理大臣となり国家のために馬車馬のごとくワークライフバランスを捨てて働き尽くすことが日本国のためになるでしょう。

私は相場師ですから相場環境がどうであれ毎日相場を張り尽くす、老体に鞭打ってワークライフバランスなど捨てて働き尽くす所存でございます。

どの分野においてもそれをしないで大成功を収めた人物を私は一人も知りません。

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