コロナバブル崩壊、200日移動平均線の攻防、孤独な時代

相場日記(日々の全体相場観)

コロナバブル崩壊は順調に起こりつつあるというところですね。

ワクチンや抗ウイルス薬は世界中で開発競争が熾烈となっており、そこで成功を収めることは大手製薬企業であっても難解なことです。そしてそもそも論として世界的パンデミックとなったとはいえ、致死率5%に過ぎない新しい風邪ですから基本ほっといても治ってしまう人がほとんどであり先駆者となって収益が出ても一時的、かつ大した収益とはならないわけですね。

従っていわゆるコロナ蔓延が功を奏すと期待された銘柄群のバブル崩壊は必然の状況であり遅かれ早かれほとんどの関連銘柄が元の鞘へと戻っていく展開となっていくはずです。

そういうのがきっかけによって逆にコロナパニックといった時代背景によって大きく、そして持続的に収益貢献してくる企業群、大分類におけるインターネット関連銘柄が連れ安してくる段階においては絶好の買い機会となると考えることも可能でしょう。

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200日移動平均線における攻防戦をする米国市場

NYDOW日足

NYDOWは200日移動平均線の攻防戦というところです。

FOMCは6月の議事録要旨を公開しましたが、その内容によれば2022年まではゼロ金利政策を維持していくということが確認されています。コロナパニックによる経済封鎖などで起きているデフレ圧力は強く、リセッションからの回復へ向けてあらゆる手段を金融政策の面から講じるとのことで基本認識は常識的な正論ということでしょうね。

米国はFRBによる金融政策は非常に迅速でしたし、政府の財政政策も財政規律が何だかかんだという勢力を無視して大規模に行っておりますのでロックダウンで経済に悪影響を与えたものの経済指標は悪くない数字も出てきており、その迅速な対処の結果が出ている部分もありますが、コロナ第二波によって例えばアップルは再び店舗を一時休業拡大させつつあり、その影響が第一波と比較して小さいものとなるかどうかといったことは現段階においては未知数ですのでその推移はしっかりと見ておかねばならないでしょう。

ただFRBも米国政府も状況に応じてさらなる追加経済対策を金融面財政面からやってくるだろうと思いますので基本的には中長期的方向性はリセッションからの回復といった方向性にあるだろうと見ております。

相場としては調整局面ですから200日移動平均線から上下どちらに突き出て離れていくかに注視する、日柄調整の最終タイミングを探る夏ということになりそうです。

歴史上最高値更新するナスダック

NASDAQ日足

ナスダックは歴史上最高値更新を再びしているといった圧倒的強さを維持しています。

綺麗な上昇トレンド継続しており基本買い姿勢で良い状況が続いています。

コロナパニックによって大きくリセッション入りしている米国経済というものがありながら最高値更新しているという意味でプチバブル化していると私は考えているのですが、バブルではなくプチバブルと表現している意味はコロナ禍で巣ごもり状態となる人たちが世界中で増えており仕事も余暇も自宅でという人も増えていることでそれが当面一時的現象ではなく継続的に行われていく可能性、そして長引くと恒常化していく可能性もあるという意味で確かにテレワークとかクラウド利用、通信インフラやEC、ソフトウェア等々幅広いインターネット関連事業が業績成長を力強くしていく可能性があるためにバブル相場ではなくそういう時代が進展する可能性という意味で全体的な経済悪化を鑑みてもプチバブル程度という表現でよいかと考えてそう言う言葉を使っているということになります。

この微妙な案配は現段階においてはやはり確定することは難しいということになりますね。

いわゆるワクチン開発やら抗ウイルス薬開発やらといった一時的現象におけるコロナバブルは間違いないものでその崩壊も確実にやってきていることが確認できるのですが、インターネット利用率向上、EC化率向上といったものは大きく比率を高めてコミュニケーションにおいてもバーチャル化率が大きく高まる時代になる可能性がコロナをきっかけで進みだすかもしれないといったことは想像することが出来るからです。

人ときちんと対面して話すことの重要性を人としてどれほど理解するかどうか、コロナ禍で有無を言わさずいわゆる孤独な時代になっている状況でそこに適応していく人たちが生き残っていくといった生存競争の摂理が作用するかどうか、この時代の流れを正確に認識することは困難ということになります。

いわゆる将来社会の予測という意味ではこのように難しいと考えるわけなのですが、相場としてはNYDOWとナスダックの乖離が広がっている状況であると考えておけばよいということになります。

その乖離はますます広がっていくのか、それともどちらかが近づいて収束していくのかこれからしっかりと注視していかねばなりません。

200日移動平均線の攻防をする日本市場

日経平均日足

日経平均株価は200日移動平均線の攻防をしているということになります。

上の方で何とか持ちこたえている状況ですのでしっかりと支持され続けていくかというところでしょうね。

直近新興市場に利益確定が入っており、異常なコロナバブル崩壊も絡んでいますが、こちらがナスダックの歴史上最高値更新を見て目先急反発してくることが出来るかどうか、このタイミングにおいて物色の流れに変化が生じる可能性も含めて目先注目ということになりますね。

私はコロナバブル崩壊とコロナパニック継続が同時並行的に起こり続ける可能性が高いと見ておりますので新興市場においてもバイオが崩壊していきネットが伸び続けるといった展開を高確率可能性と見ておりますが、まあそういう細かいところはどうでもよく、基本的には米国市場連動する形で日本市場も動いていくと考えておけばよいということになるでしょう。

日本政府は一応二次補正までは遂行したということになりますが、その規模感は米国などと比較して小さく、経済急悪化指標が出ている割には鈍足というところですね。

ただそれでも財政規律派を黙らせるコロナ禍といった特殊要因を大いに利用すべきであり、実際新規国債発行は過去最高となっており、引き続き財政悪化となるという声を無視して三次補正、四次補正と矢継ぎ早にやり続けていくことが出来るかどうか、日本政府の迅速な対応が問われ続けるということになります。

いわゆる財政出動派の私としては大いにこの環境を利用してやりまくるべきであると考えています。

同時に消費税減税を断行するともっとよい相乗効果を出していくと思うのですが、こちらは雲散霧消してしまっていますね。

そうなると一時的財政出動で終了してコロナ後は財政悪化を大々的に喧伝されて財政緊縮に向かってしまうリスクがあります。

コロナ禍でもこの程度のことしかできない状況ですからかなり高確率となる可能性であると思います。

相場としてはコロナパニックと一時的財政出動効果との綱引きとなっており、それが日経平均としては200日移動平均線における攻防戦が続いていく可能性が高いというシナリオに信ぴょう性が出ていくということになります。

この位置からどちらの方向性に離れていくのかそのタイミングを見極めていくのが目先の注視点ということですね。

孤独な時代

最後までお読みいただきありがとうございました。

結局コロナ後にどうなるかといったことを株式市場は先取りして考えている状況です。

インターネット利用時間が増えるといったことは分かりやすい認識となり、それはコロナパニックが続けば続くほど長引くわけですが、その間に人間自身が人同士で実際に触れ合わない孤独な時代に適応してしまうことになるのか、それともやっぱり人の温もりが恋しい、対面してコミュニケーションを取ることが人間として生きる上で重要であると再認識させられることになるのか、この辺は次代の人類が考えるべきことであり、実際どうなるかは誰にも分かりません。

私個人は旧い人間ですからやっぱり人は会って顔を突き合わせ話をすることに生きている喜びがあり、視覚と聴覚だけのコミュニケーションしか出来ない浅いつながりだけで満足できる人間は少ないと見ているのですが、これは実際どんな時代に向かうかは未知数ですね。

孤独な時代は否応もなく来てしまうのかもしれません。

孤独な時代に適応できる人間たちだけが生き残っていくのかもしれません。

相場道は孤独の道であるとして過去このブログにおいて私は述べており、確かに相場はどのくらいの資金をどの銘柄にいつ仕掛けいつ手仕舞うのかをすべて自分で考えて決断して実践しその結果すべてを甘んじて受け入れるといった孤独の中に敢えて身を置く覚悟と忍耐が問われ続けている世界なのですが、仕事としてはそれで良いのですが、人生として人として生物としてそういう時代を生きることは厳しいもので適応するのは困難なのではないかと私はやはり考えてしまいますね。

結果どうなるかは私には皆目見当が付きませんが、相場師としては相変わらず市場の考えに従って淡々と売買していくだけということになります。

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