英国のEU離脱確定

徒然日記(相場以外の話題も)

いろいろとありながらもようやく英国のEU離脱という歴史的な偉業が成し遂げられましたね。

ジョンソン首相はよくぞ実践なされたというところでしょう。

英国が独立して生きていく上でいわゆるグローバリズムの象徴たるEUといった偽善の組織は邪魔なものでしかないということになります。

今日は英国の将来を相場師視点で考えてみたいと思います。

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ポンドドル動向

ポンドドル週足

ポンドドルはポンド安の流れが止まって底打ちとなるかといった状況です。

いわゆる相場は噂で買い事実で売れといった格言があるようにブレグジットが実際に成し遂げられたといった段階においては材料出尽くしの巻き戻しとなりやすいといった教科書通りの展開となっています。

200週移動平均線にタッチして反落しておりここを大きく超えていくことができるかどうかがトレンド転換の鍵となってきます。

1.20の水準は大台でもあり盤石な感じでブレグジットの混乱を見てのポンド安を食い止めていた感がありますので少なくともレンジ相場に移行しているだろうということはこのブログでも前回述べたかと思いますが、当面はこの200週移動平均線を軸に一進一退の攻防が繰り広げられるだろうというのが目先の思考ということになりますね。

実践面を述べれば売り買い問わず極短期売買を繰り返す時期ということになります。もう少し長い時間軸で売買する方々はしばらく売買をせず様子見する時期ということになります。

英国FTSE指数

英国FTSE週足

英国FTSE指数週足のブレグジット国民投票以降の現在までの推移を挙げました。

マスコミは酷い結果だ再投票すべきだと大騒ぎでしたが、株式市場は冷静であり、基本的に長期的に上昇傾向にあります。

本当に英国経済がEU離脱によって一国だけ大崩壊する展開となるならこのような堅実な上昇相場は決して起きないはずであり、そういう意味でもEU離脱が悪いことばかりではなく単純に大手メディアを中心としたグローバリズム信奉者たちにとっては都合が悪いだけの話であるということがわかってくると思います。

ただ日本市場同様、米国市場と比して弱い相場付きであり、上値は重く大天井可能性はあり得て世界経済情勢によっては長期的な下落トレンド転換可能性もあり得る現況ということも冷徹に述べておかねばならないでしょうね。

英国歴史上最高の快挙

私は以前から述べ続けていますが今回のEU離脱は英国にとって歴史的な快挙となることは間違いないとみております。

EUはその最初の動機は過去の悲惨な欧州における大戦争の反省から経済的利害を持たぬように国境を廃して経済的自由を欧州全体で享受していこうという理想論を掲げて成立した歴史があります。

ですからEU信奉をしている人たちも依然として多く、特にグローバリスト達は大きなメリットがあるために推奨し続けている思想です。

しかし現実にはヒトモノカネがEU全体で流動化し、弱肉強食がある意味では平和的に実践されて格差拡大が圧倒的に国的にも国民的にも急拡大してしまうデメリットが大きく露呈してしまいました。

そしてどの国に行っても同じ商店、同じ商品が並ぶといったその国の文化といったものを阻害するグローバル資本によるグローバル商品が横行して多様性を破壊し続けてしまいました。

確かに合理性効率性は高まりその利便性が役に立つというメリットも生じましたがそれ以上に圧倒的に大きなデメリットとしての移民問題や格差拡大問題、EUにおいてはドイツ帝国と揶揄されるほどのドイツによるEU支配、経済支配が起きてしまいました。

ドイツとしては第二次世界大戦の敗戦国からの大復活ですから国家としては凄いことなのですが、内実はドイツも移民問題などに苦しめられドイツ国民においても経済格差が拡大してしまっている状況なのです。

そのような中で元々通貨統合をしない英断をしていた英国はラッキーではあったのですが、それ故に一番最初にEUからの離脱といった英断をすることが出来ました。

当然離脱を実践するまでに様々な議論、衝突が巻き起こり、延期も相次ぎましたが、ようやく実践することがジョンソン政権によって達成することが出来ました。

これは英国にとっては英国経済にとっても真の独立国としての第一歩となり、英国民のためになる反グローバリズム国としての将来の繁栄を先んじて進み出したということになるでしょう。

短期的には

短期的には楽観視はもちろん出来ず、様々な困難が待ち受けていることは間違いないでしょう。

とはいえ国家としては当たり前の外国それぞれ一国一国一対一で顔を合わせて様々な協定を戦略的に結んでいくということを一からやり直さなければならないということです。

その中でいろいろと衝突や障害があるという普通の独立国なら当たり前にある事象を改めてやり直すことが困難な道であるということです。

EU諸国はこの当たり前の難しい交渉ごとを放棄してきたことで弱肉強食を生み、ドイツ支配に甘んじてきたわけですね。

英国はそれをよしとせずにEUを離脱したわけですからこれからはEU枠に囚われることなく独自に様々な通商交渉等々を行っていかねばなりません。

具体的な問題に関して興味のある方はこちらを参考にしていただければよいでしょう。

私は相場師ですので具体的な細かい政治的なことは語りませんし語る資格もありませんので逐一述べませんが、いろいろとやらねばならない交渉ごとが多国間で多数あるということですね。

従って相場的にはそういった多くの交渉ごとの成立や決裂によって一喜一憂する展開がこれから待っている確率は高いということになりますね。

私の感想

ようやく英国によるEU離脱が実践された歴史的な日に私自身生きていたことは他国事ながら嬉しいといった感想となりますね。

英国民は本当にすばらしい決断をしました。

そして英国のトップも潔い正しい英断をなされました。

本当に羨ましい限りですね。

さすが近代政治発祥の地であり、歴史が長く洗練された政治をしている国です。

英国王室を使った大手メディアの策謀的な臭いを感じるような事象もありましたが、それはさておき英国民の将来にとって祝着となる事象となることは間違いないことでしょう。

我が国の現状

我が国は悲しいことにグローバリズムを推進し、TPPを先導的に広げようとしています。

すでに反グローバリズム旋風が巻き起こっており、グローバリズムの弊害としての移民問題などがEUなどでは蔓延しているからこそ英国民が大英断を下しているというのに時代遅れのように移民推進政策をして経済統合への道筋を作ろうと躍起になっている日本政府となってしまっています。

いわゆる日本型の独自経済形成に戦後取り組んでいた政治家がいた一方で現在は本当に10年前の米国で流行った経済思想の踏襲といった時代遅れの政策を続けることしかできない米国かぶれの政治家ばかりとなってしまいました。

もちろん米国による日本人教育政策とも言えるのでしょうが、良いことは学んでも良いですし米国に学ぶべきところも多いのですが、もう現在その圧倒的弊害がわかっている一昔前の米国がやっていたグローバル政策を今頃始めようとしているという点で日本政治の幼児性が見えてくるかと思います。

その米国さえトランプ大統領誕生によってグローバリズムの弊害を認識し反グローバリズム、米国ファースト政策へと大転換しているのですから良いものは良いとして10年後ではなく今こそ日本政府も英断し反グローバリズムの日本ファースト政策に大転換して欲しいものです。

第三の大国

最後までお読みいただきありがとうございました。

米国はすでに動き出しました。英国は昨日そこに続く英断をしました。

次はどの国がそのことに気づき動き出すでしょうか。

世界史的にはそれを実践する次の大国はどこになるかといったことに注目が集まります。

早ければ早いほど大きな恩恵を国家、国民にもたらすことでしょうね。

日本人である私としてはそれが日本であって欲しいと思いますが、現実にやっていることはグローバリズム政策批判ではなく、政治家の癒着問題といった確かに問題ではあるのですが今更、今に始まったことなのかなあ、糾弾しているあんたはやっていないのかねえと思ってしまうような事象ばかりで大騒ぎをしているお気楽さです。

世界中を常に俯瞰的に見て時代の流れを把握し続けてなければならない相場師としては日本が取り残されたままに世界が動いている現在がありそれを知らぬ多くの日本国民がいるという実態は残念な気持ちでいっぱいになりますね。

英国のEU離脱に関する報道は多分になされていますからもう少し他国事としてスルーするのではなく我が国事のように感じて考えてみる時間を一人一人の国民が作ってほしいと思います。

それが自分の子供や孫、曾孫である日本人が幸福に生きることが出来る確率を高めることでもあるということに思い至ってくれれば日本も時代の大きな流れについていくことができる国となれるのかもしれませんね。

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