傲慢な人

独活日記(相場を生き抜くために)

この世にいる人の少なからずが傲慢な人です。

地位の高い人、お金をたくさん稼いでいる人、有名になった人、各分野で凄い成績を残した人、巷で知名度のある人たちの言説を見ていれば分かる通り、そこには常に上から目線の傲慢性が見え隠れしていますね。

立場が人を作るといった言葉は言い得て妙で、財務省長官にまで上り詰めた役人は傲慢の極みで自分の考え絶対主義者ですし、トップ芸能人の英雄は色を好む的な傲慢さによる裁判事案なんてことも今も話題に上り続けています。

これは人間としての性であるので私はこういう人たちを個別で批判するとかいうことはしないのです。普通の人間なら誰でもそういう立場となってしまったら同じようになる人がほとんどとなっていますので当たり前の話であり、自分もその立場になったらそうなっていたかもしれないということをまさに体現して下さっている、自分はそうはならないようにしようと思える反面教師として役立っている方々が今まさにここにいるだけの話だからです。

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相場でも傲慢な人は多い

相場でもまたこの傲慢な人は多くなります。

相場環境が良い状況が10年続くとそれは顕著になっていきます。

一年で100万円を1億円にしました。

この手の書物が氾濫します。

いや確かにこの著者本人は実際にそういう結果を残したことは間違いないことなのです。

どんなに相場環境が良いと言っても出来ない人がほとんどの中でそれを出来たということは凄いことではあります。

しかしやはりそういった書物を出してしまう時点でその人の傲慢性を示しているわけです。

私は余計なお世話かもしれないのですが、こういう人たちを見ると心配になるのです。

恐らく相場環境が劇的に変化したときにこういう人たちの多くが消え去っていくことが分かっているからです。

過去そんな知り合いを何人見てきたことか。

長く生きていると多くの人と出会い別れますので多くの相場師の栄枯盛衰を見てきました。

そこから見出したことは傲慢性を身に着けた人間の継続した成功はなかなか困難であるという真理です。

どんなに稼ごうともどんなに成功しようともどんなに高位に上り詰めようとも決して傲慢とならない謙虚さを保ち続けるか、これが人間の生涯における継続した成功をもたらすために必死で努力しなければならない姿勢であり、思考なのです。

とある大成功者例に関して考えておくべきこと

一年で100万円を1億円にしました。

こんなカリスマ投資家と称される著者がもう一年で1億円を100億円にしました。といった書籍が出版されていることはないのです。

さらにもう一年で100億円を1兆円にしました。

といった書籍が出ていてもおかしくないのです。継続性のある事象であるなら。

相場を張る意味は人それぞれではあると思うのですが、基本はどんな相場付きであれ安定継続した自己資産増殖ができる技術を確立することだと思うのです。

つまり一年で100万円を1億円にするといったことは宝くじにたまたま当たった人という以上の中身はないということなのです。

相場では環境に恵まれることによって実際このようなことをとある人に起こすからある意味怖いのです。

それがあなたに起こる可能性も十分にあります。

だから怖いのです。

このことを逆に言えば納得なさりますかね?

何十年とプロの相場師として利益を上げ続けてきた私翁が今年たまたま破綻してしまうことも十分にあるのです。

同じことがあなたにも起こり得るのです。

自分は絶対大丈夫だ。

今そう思った方がいらっしゃったとしたらあなたはかなり傲慢性を身に着けている状況であり非常にハイリスクな状態であるということを認識してください。

相場は何事も起こり得るのですね。

最悪の事態が自分に永遠に起こらないと考えることは相場は何事も起こり得るということをしっかりと理解していないということを意味するわけです。

ドル円の動きを見ていると面白いですね。

もう日銀は実質的にも利上げ方向性にあるのだから日米金利差収縮時代に入ったのだから円高転換していくはずだといった話を盲信した円買いポジションにこだわる投資家は酷い目に現在あっているわけです。

もちろんこれからまさにその通りになる可能性もあるわけですから長期円安方向性にあるだろうと考えている私もそこにこだわったポジションを取れば明日は我が身なのです。

ここに潜む心理はいつもその投資家の傲慢性であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

傲慢性をいかに身に着けないか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

傲慢性を身に着けた人たちは自分の過去の成功体験に溺れたままに時代変化が起きたときに一気に失墜することがほとんどです。

それは過去の歴史が証明しており、どんな猛威を振るった権力者もその末路は悲惨な結果となっていますし、超有名人が晩節を汚していつのまにか風化していってしまう例は後を絶ちません。

そこに潜んでいるものは常にその人自身の傲慢性です。

ですから常に自省することが大事なのです。

しっかりと自省して自分は傲慢なものが溢れ出ていないか振り返って自己反省する時間を作ることが大事です。

しかし実際にそれが出来る人は少数派ですけどね。

傲慢な人は傲慢だからこそ傲慢な人なのです。

傲慢性を身に着けた人は傲慢なのですから何を言っても聞く耳を持ちませんし、自己反省なんて一切しないから傲慢なのです。自己正当化の塊ですし、他人の異なる意見にも徹底的に反駁します。

結局消え去ってから初めて気づくかもしれない生涯傲慢な人で終わる可能性が高い、難しいことなのですね。

相場は顕著にこの傲慢性が継続した成否に大いに関わってくるので奥が深い世界となります。

本当に素人なのに一時的大成功している人を日々生み出し続けながら相場に対する誤解を与え、傲慢性を身に着けることを誘惑しながら、最終的にはその傲慢な人を叩き潰して終わることがほとんどとなる厳しい世界なのです。

歴史的な大相場の中で今日は本当に怖いことを述べてしまいましたね。

しかし事実ですから仕方ありません。

そしてもちろんその中で上手く生き抜く方法はあります。

それはこのブログを読み続けていただければ分かってきます。

お後がよろしいようで。

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