新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
何とか生き残ることが出来ました。
相場師として生き残ることには確固たる自信がありますが、生命として生き残ることは確率的には年々厳しくなっていくのは長生きしていけば誰しもが通る道、仕方がないことですね。
人間によって色々なのでしょうが、私は年を取るにつれ年々柔和になっていきますね。
そして諦観という感覚を強くするようです。
自己主張をし、それに同意しようがしまいがその人を許容するといった感覚になっていきます。
人として優しくなっているということなのでしょう。
相場を張る上でそれがいいことなのかどうかは分かりません。
相場は厳しい世界ですので現在のような空前の易しい相場が長期で続くということは人生において体験出来ない投資家も多いのです。
そういう意味では現在相場を張ることを現役で出来ている私は幸せ者ということになりますね。
あなたもとても幸せな環境で相場を張れているということに感謝してくださいね。
今年も同様とは限りませんが、今年も同様かもしれません。
どうであれこれから述べる相場の基本三原則に従い続ければ何の心配もありません。
今年も年初からしっかりと反復していきましょう。
大損を避けよ
投資家誰しも大損などしたくありません。
私も嫌です。
ですからそのための方策をきっちり確立して確率的には決してあり得ないような売買を継続していかねばなりません。
ところが多くの投資家たちは大損を避けたいと思いながら自分がそのような状況に陥ることは決してないと考えているかのような売買をしてしまいます。
含み損がどんどん拡大しているのに難平を繰り返していつか含み益に転換し利益を得られるとこだわってしまったり、数多ある上場企業の中からたった一つの銘柄に固執してこの自分の選択銘柄こそが圧倒的株価成長する銘柄であるとして全力信用二階建てをしたりします。
ここに潜む心理は常に自信過剰です。
自分が大損となるような結果になることは生涯ないと考えているということです。
しかし相場はそんなとあるちっぽけな一投資家の言うことを聞きません。
従って自信過剰な自分のポジションにいくら含み損拡大してもこだわる投資家というのは継続した成功をすることが出来ないのです。
このブログで目指していることは一時的な成功者ではなく生涯に渡る永続的な成功者ですからそのために何よりもまず相場を張る上で大事なこととして大損を避けることが大事となります。
その具体的方策として全取引において逆指値を設定して決して下方修正しない。
というシンプルながら全取引で継続しにくいことを提唱しているわけですね。
言葉の理解も実践の容易さも両立したことでありながらそれを生涯継続していくことは難しい。
生涯において大損を避けるということは難しいことです。
トレンドに従え
トレンド、傾向というものは実際のところ不確かなものです。
突然転換してしまいますし、どのくらい継続するのかということも全く未知数でそこに確固とした規則性はありません。
従って多くの投資家たちが軽視しがちです。
トレンドに従おうとしてみたが駄目だったといった経験をある程度積むことになるからです。
そしてそんなトレンドに従うよりも安値で株を買って高値で株を売るといったことを中長期でやればよいとしてしまうのです。
トレンドに従えば利益がしっかりと出ることは分かっているのです。
問題はいつからトレンドが始まっていつまでトレンドが続くのか不確かなのでそこに信用を置けない投資家が多いのです。
そしてトレンドに逆行しているポジションもそのまま保持してしまい、トレンドに従わないポジションというものを取ってしまいます。
トレンドに従えという言葉自体は理解が容易ですし、どう実践すれば良いのかも容易ながら全取引で淡々と適切に実践継続できる投資家はやはり少なくなってしまうのです。
生涯トレンドに従い続けるられる投資家というのは稀有な存在となります。
市場の考えに従え
最後に持ってくる市場の考えに従えという言葉はとても重要であり、私も頻繁に反復しています。
結局相場の基本三原則はこの第三番目に集約されていると言うことも出来ますし、すべてが互いに連動してある意味では同じことを違う表現で述べているとも言えます。
そして相場で生き残り続けること、利益を出し続けること、それを生涯継続できること、その達成のためには市場の考えに従い続けるしかありません。
これが究極かつ唯一の相場の真理なのですね。
多くの投資家たちは知識を得て経験を積むことで自信を深めて相場に対する自分の考えというものに固執していきます。
私も過去何十年と相場を張り続けてきてそその間私なりに相場の知識はつけてきましたし、売買経験は圧倒的な数に上ります。故に相場で稼ぎ続ける自信というものはもちろんあります。
しかしそれでも自分の考えというものに固執することなく市場の考えに従おうとする姿勢を決して忘れることなく今日も相場を張り続けている故に生き残り続けることが出来ています。
それは今日も馬鹿にせず怠らずに市場の考えに従えと自分自身にこのように言い聞かせ続けているからです。
人間は忘却の動物です。
言った側から忘れてしまいます。
市場の考えに従えと一度言い聞かせて納得したところでちょっとした株価の値動きで自分の考えに固執するポジションを取ってしまったりしてしまいます。
その人間の特性がある故に生涯市場の考えに従い続けられる投資家というのはほとんど皆無なのです。
基本反復の重要性
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログにはあなたが成功し続ける投資家であり続けるためのヒントがたくさん隠されています。
しかし一度読んだらもう納得して理解したつもりになって反復しない人たちがほとんどです。
従って私も最新の記事として違う角度から違う表現で同じことを述べて出来る限り飽きさせないように相場の真理を語り続けているわけですが、本来的には過去の記事を何度も何度も反復すれば良いのです。
反復ということについても過去取り上げましたのでもう一度反復してみてください。
相場における反復というものの重要性に絞ってまとめたつもりです。
同じことを繰り返す、それはつまらない、飽きてしまう人たちがほとんどなのですが、各界の一流の人たちは総じてこの基本反復を馬鹿にせず怠らずにやり続けてきた人たちばかりです。
新しい銘柄新しい情報、相変わらずそればかりを求める投資家たちで満ち溢れているわけですが、単純にこの世の商売がどんなものがあるのかを学ぶ知識欲として得ることは全然問題ないのですが、相場で成功し続けるために必要な知識ではないということに気づいていない投資家がほとんどなのです。
今年も年初から私翁は何も変わらず謙虚な姿勢で相場を張る体制が整っています。
自分の考えを排し、ただただ市場の考えに従って適切に売買する。
そのために相場の基本三原則があり、それを飽きもせず反復する。
その私自身の実践を恥ずかしげもなく見せることで一人でも多くの本物の一過性ではない成功し続ける投資家の誕生を期待しています。
今年も一年間相場で良い仕事をしましょう!