岸田新自民党総裁誕生

相場日記(日々の全体相場観)

さて総裁選は終わりました。

私の予想通り、といっても識者の多くの方々の予想通りですから的中したところで大した話ではなく、要するに昔ながらの自民党のままの予測容易な結果となる岸田新総裁の誕生ということになりました。

とはいえその票の中身は意外で一回目から岸田氏が一票差とはいえ第一位となり、泡沫候補であった高市氏が追い上げて議員票で河野氏を抑えて第二位に躍進するといった結果は予想外の結果ということになりましょう。

個人的には高市新総裁誕生を期待していたので残念ではあるのですが、現実を見ればもう少し高市氏自身政治力を付けなければならない状況でしたからむしろ今回は将来の総裁へ向けての前哨戦ということでこの結果は良かったと言えるでしょうね。

要するに自民党内における右寄りにも左寄りにも寄らないバランスの取れた候補に見えた岸田氏が無難に選ばれたということですね。

私は予想はしていたもののこの選択が本当に自民党にとって良い結果をもたらすかどうかはやや疑問です。

まず何より岸田氏には政策の具体性が無いと言うこと、そして特技が他人の話を聞くことといったように調整能力を前面に出している点でしょうね。

確かに総理大臣は調整能力は大事な能力なのですが、しかし最終的には自分で決断して果敢に実行するという気概というものも同時に保持していなければなりません。

この辺のところが岸田氏にはあるのかどうかは現段階では未知数であり、これから組閣をして内閣が発足し、解散総選挙をこなしてからどんな政策を打ち出して実践していくのかをしっかりと注視していく必要があるでしょう。何しろ具体的にこれをやるという政策がほとんどありませんでしたから、これからそれが少しずつ見えてくるということになります。

経済政策的には基本は市場原理主義からの脱却、厚い中間層形成のための分配と述べておられますが、では具体的にどんな経済政策を打つのか、基本的に財政緊縮派と目されており、高市氏のようにプライマリーバランス黒字化目標凍結といったことを述べることなくどうやって手厚い分配を行っていくのかこれからその手腕が試されます。

私は党三役やら大臣構成やらはどうでもいいので何も述べませんが、岸田総理大臣が実際にどんな経済政策を打ち出し実践するのかしっかりと注視していきたいと思います。

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調整局面入りする株式市場

基本的には米国市場がテーパリングの日程がほぼ決まって実践することが確実になっていますから調整局面を迎えており、総理交代による政策大転換期待で短期的に急騰していた日本市場もその期待が終わり連動する形で調整局面を迎えつつあるということになりますね。

相場師としてはしっかりと空売りをして利益を積み重ねていなければなりませんよ。私も当然のごとく実践しておりますし、この可能性についてはこのブログでも前回述べておりますね。

上がるものを買い下がるものを空売る。

特定銘柄にも特定取引にも何にもこだわることなく事実に淡々と適切に反応していってくださいね。

ここから大きく上昇していくためにはコロナパニックからの脱却と共に岸田総裁が消費税などの減税政策や大規模な財政出動をしてまさに中間層の分配を手厚く行うかどうかに懸かっています。

そのような政策実践を見ながら相場は次の方向性を決めていくのでしょうね。

コロナパニックを継続させ、増税やら財政緊縮やらに走るようなら独歩安も視野に入っていきます。

日本ファースト政策に邁進していただきたいと思いますが、現段階では全くの未知数故に株も安易には買えないということになり、実際そのような相場環境となっています。

コロナパニックの長期化

コロナパニックはいつまで行うのでしょうかね。

新規感染者数が急減してようやく緊急事態宣言は解除の方向性にありますね。

しかし新型コロナウイルスがいなくなるわけではありませんからまた周期的に活発に活動する時期が何度もやってくるでしょう。

その度にまたコロナパニックを生じて緊急事態宣言を再発動するのかどうか岸田総理がコロナパニックなのかどうかが問われます。

このことに関しては専門家も含めて納得出来る言説はほとんどありませんね。

過去有名どころではインフルエンザウイルスにおいても毎年周期的に様々な変異ウイルスが世界的パンデミックとなって少なからずの死者を出し続けてきましたが、マスメディア以下誰も新規感染者数が何人になった非常事態宣言発動だなんだと述べたことはありません。

新型コロナウイルスにおいてはパニック政策をしてインフルエンザウイルスその他のウイルスでは何もしないのは何故なのか?

ここに納得行く解答をしてくださる専門家の方を見つけることは私は出来ず、今日も相変わらず疑問のままにコロナパニック政策をしている現状を呆れながら見つめています。

さっさと指定感染症指定を第五類に変更したうえで全ての医療機関が気軽にコロナ患者を診られる体制に整えることが大事なのですが、相変わらずこれが出来ていませんので再び新規感染者数が伸びてくる段階に置いて緊急事態宣言再発動といった愚かな行動を政府が犯すリスクはかなりあると見ております。

後は都道府県各地域公立病院に駐車場スペースに簡易なプレハブを併設してそこをコロナ患者特定施設にするのも良い方法です。法律改正が最も簡単なのですがそれが何らかの理由で出来ないならこちらを全国津々浦々で実践することですね。本来コロナ程度の疾病でこんな大袈裟なことをすることもないのですが、コロナ以外のコロナなど足元にも及ばぬ致死率のある新型ウイルスが誕生する可能性はありますからそのときのことも考慮して今からこれを実践していくことは悪くないとも言えますね。

いずれにせよ大事なことは新規感染者数を毎日毎日何人出たと発表することでも全国民にPCR検査を毎日させようとすることに金と労力を使うことでもなく罹っても容易に治療できる、軽症者を重症者にさせない医療体制を構築することに専念すべきなのです。

このコロナパニックの長期化は徹底的に日本国内経済に打撃を与え続けますのでいい加減もう止めて社会的受容を致しましょう。

新型コロナウイルスとは永遠に付き合い続けるしかないのです。

インフルエンザと変わらず、その他無数のウイルスと同様に、永遠に付き合い続けるのです。

風邪を引いたら無理せず休む、医学的には大した症状ではなくても一般的には辛いと思う症状が出たなら気軽に医者に診てもらえる社会的環境にする、このことは何よりも大事なことなのです。

すべては総理大臣の最終決断次第

最後までお読みいただきありがとうございました。

岸田新総裁誕生となり、そのまま岸田新総理となることが間違いないこととなり、彼の手腕がいかほどがこれからじっくりと見極めて行かねばなりません。

派閥人事だなんだ内閣にこの人が入ってはダメだ入れなきゃダメだといった話はどうでもいい話なのです。

結局最終的に決断するのは総理大臣であり、岸田新総理がどんな決断をしていくのかだけが大事であり、そこに注視し続ければ結果は自ずから見えてくるからです。

総理大臣だけですべてが決まるわけではないということはその通りなのですが、どうであれすべての責任は総理大臣にあり、すべての最終決断は総理大臣に決定権があるのですね。

ですから人身掌握や派閥調整、政策調整、あらゆる調整をしたうえで結果どんな決断を下し実践するのか、それが述べていたことと同じなのかどうか、それは日本にとって適切なことなのかどうかを吟味するだけで良いのです。

政治は常に人間的感情が渦巻く人間関係がすべてであり、それを上手く構築しながら自分のやりたいことをどう実現していくのかといったところに手腕のあるなしが決まってきます。

岸田新総裁のご活躍にまずは期待しています。

私としてはコロナパニックから脱する指定感染症指定第五類に変更することと、市場原理主義、グローバリズムからの脱却に期待したいと思います。

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