さて誰でも儲かる易しい相場が到来しています。
その基本としてあるのはファンダメンタル要因で、世界的な緊急的金融緩和と大規模財政出動が世界的な金余り状態を形成し物の価値を高めており、物の一つである株もまた底堅く推移させる確率を高める時代形成となっているからです。
もう一つはコロナに飽きてきたと言えるでしょう。
もちろんまだ日本医師会長など専門家でありながらパニック症状を患っていらっしゃる残念な方々も少なからずですが、その中でもコロナ恐るるに足らず、というより過剰に恐れすぎることは間違っているとする本物の医師の方々の発言も増えてきて私がもうとっくの昔に述べ続けてきた新型コロナウイルスの社会的受容へ向けてまずは医療関係者から受容していく方向性へと進みつつあります。
もっともっと本物の医師の方々が新型コロナウイルスの本質である新種の風邪、つまりは感染してもほとんどが回復してしまうものに過ぎないということを啓蒙していって欲しいと思います。
それが先生方の医療界を救うだけではなく私たちが限られた命を楽しく活発に行動できる社会形成をしていくことに繋がっていきます。
子供にマスクをさせて肺を弱くし、表情を隠して表情を読むトレーニングを互いに出来なくするような異常状態に風邪が蔓延している程度でしておくことは教育上全くよろしくありません。
互いに風邪を移し合って子供たちは免疫力を付けて鍛えられていくのです。
そういった勉強の場、成長の場を大人が奪ってしまう権利はありません。
新型コロナウイルスとはそういった類のものなのですね。
逆回転相場到来なるか?
さて逆回転相場が到来なるかといったことになっています。
その要因はワクチンがいよいよ開発完了するかといった期待であり、要するにコロナパニックからの社会的脱却の方向性が見えてきたということです。
新型コロナウイルス自体はこれから永遠に変異し続けながら人間に感染拡大し続けるウイルスの一つになることが確定しています。
しかし幸いにも致死率が圧倒的に低いインフルエンザと変わらない風邪であることが分かりましたから新型コロナウイルスが少しずつ風化していくことは間違いありません。
ワクチン開発完了がその流れの大きなきっかけになることは間違いないですのでその展開を先読みする形でコロナ禍で悲惨な業績になってしまうとされていた業界がそれほどに売り叩かれるほどの悪化はしないといった逆回転相場到来がやってくる可能性がようやく生じてきたということになります。
ただ日本においては菅総理は大衆迎合を目論んでいるのかGoToキャンペーンに対して地域ごとにやるやらない等々ちぐはぐな中途半端な対応をしており、指定感染症から外すことも全く政治決断しておらず、どうも実践能力はなさそうな感じとなってきているのは大きなリスクですね。
まああらゆる声に配慮した総合的判断による中途半端な対応ということなのでしょうが、ここは大いなる英断をして欲しいところです。
ワクチン開発完了したので指定感染症からは外し、逐一感染者特定などせず、新種の風邪として社会的受容をしましょうと啓蒙する義務が総理大臣にはあります。
これが日本の将来を占う大きな決断ということになるでしょうね。
その状況によってコロナパニックからの脱却が出来てくれば本格的な逆回転相場到来確率が高まります。
現状では行き過ぎの修正に過ぎない段階であり、ここから大きくコロナ前、そしてそれ以上に逆回転していくような相場がコロナ禍で手痛い目に遭っている銘柄群に起きてくるためにもこの総理の英断が待望されるということになります。
世界的にもコロナワクチン開発完了が期待されており、その発表とともに新型コロナウイルスの社会的受容へ向けて進んでいくことになり、そうなればコロナ対策としての緊急的な金融緩和、財政出動を止めるタイミングとの時差がバブル相場を生む可能性というものを来年は考えていくことになるでしょう。
NYDOW一時30000ドル乗せ
米国市場は政治エリートバイデン新大統領になることが間違いなく、トランプ大統領も邪魔をする気はなさそうということで政治空白が生まれないということとコロナワクチン開発完了への期待で一気に30000ドルの大台に乗せると言った圧倒的強さを示してきました。
本来なら日経平均が30000円の大台にさっさと乗せていなければならないわけですが、残念ながら日本と米国での国内政策の大きな違いから米国市場の方が圧倒的に強いということになっています。
この強い株式市場の背景にあるのはFRBによるゼロ金利政策、米国政府における緊急的大規模な連続した財政出動によるところが大きいわけですが、FRBはさらに量的緩和拡充を検討し始めており、米国政府も追加経済対策を検討していることで米国市場は引き続き強い展開が続く可能性が高いファンダメンタル状況にあります。
この変化は前述したとおり、コロナパニックから脱却して景気回復を示してきて緊急的な経済対策を止めていくタイミング、どの程度の規模で頻度でやっていくのかといったことも含めてFRBや米国政府のかじ取り次第ですが、その辺の推移を見て株式市場は大きな調整局面を迎える展開が将来リスクとして生じますが、現状は当面それはない状況ですのでいわゆる株式市場バブルが起こっていくリスクの方に注意すべき局面と言えるでしょう。
こちらはリスクというより投資収益を大きく得られる機会とも言えますね。もちろん拘り続けることのない相場師だけがバブル崩壊しても大丈夫な状況にある一過性のものになるリスクはあるわけですがね。
いずれにせよNYDOWが30000ドルの大台に乗り、長期上昇トレンドは継続しています。
米国は少なくともここ数十年というもの概ね適切な金融政策経済政策によって株式市場の繁栄を維持し続けてきたことは間違いなく、それは長期チャートにも現れており、まだまだ続く可能性は高いのでしょう。
日本はそうなっておらず悔しい限りですが、それでも米国市場に連動する形で日経平均30000円の大台に達することが出来るかどうか、私はやはり日本国内経済政策が米国のように完璧にならない限り無理だと見ておりますが、米国市場がバブル相場を形成していくなら可能ではあるでしょうね。
この辺はもう少し相場の変遷を見て行かねばはっきりしたことは分かってこないでしょう。
将来予測を相場実践に持ち込まない
最後までお読みいただきありがとうございました。
世界中がコロナ禍で経済的に苦しんでいる中、株式市場は隆盛となる展開となっています。
この流れは今年は継続したままに終わるのでしょうかね。
私にはもちろん皆目見当が付きません。
相場師は自分勝手に将来予測を相場実践に持ち込みません。
今ある現実を見つめながら株価の連続性認識をしながら状況に応じて臨機応変にスタンスを変えて実践継続していきます。
そしてそれが生涯成功し続ける投資家になるための唯一の姿勢です。
このことをどんなときも忘れずにいることが大切ですね。
従って私は今日も反復し続けているわけです。
あなたも忘れずに今日も反復し相場実践に生かしてくださいね。