新規感染者数は着実に増え続けているということになりますね。
経済活動をしていけば当然ながら人と人の接触を完全に避けることは出来ませんからやむを得ないこととなります。
いい加減新型コロナウイルスの社会的受容をすべきなのですが、相変わらず感染阻止をしなければならないといった論調が多いですね。
コロナパニックが続いているということになります。
大統領選の行方
新型コロナウイルスパニックに関してはもう諦めるしかありませんね。
どちらにせよ最終的には社会的受容することになります。
そこにパニック症状が解消されずにいる多数派の方々がいつ気づき症状を抑えてまともになるかで日本、そして世界の経済、社会の将来が決まってくるということになります。
まあ私のようなとある相場師に過ぎない人間がいくら主張したところで時代の流れは変わりません。
時代の流れを受け入れてそこに適応する努力をし続けるしかありませんね。
さてそれよりも大統領選が迫ってきました。
優勢と言われている民主党のバイデン候補は副大統領候補にハリス上院議員を選択しました。
政治的にはアジア系の米国人票の取り込みということになっており、トランプ大統領が中国叩きに興じている故にアジア系米国人は疎外感を味わっており、その求心力として作用する可能性があるということなのでしょうね。
大統領選の行方は大事ということになりますが、元々トランプ大統領が大きな政府志向で民主党のような経済政策をしている故にバイデン氏は経済政策に関しては現在トランプ大統領がやっていることと大差ないかなと見ております。
もちろん大事なことはバイデン氏が新大統領となったところでその述べていることをきちんと実践する人物かどうかは未知数ですし富裕層増税などをしてくる可能性もありますので、そういった意味ではトランプ大統領は少なくとも経済政策においてはきちんと実践継続しており言行一致となっている実績がありますからトランプ大統領が再選された方が株式市場としては良い効果をもたらすと言えなくもないでしょう。
バフェット氏の思考
バフェット氏は大手銀行株を売ったことが明らかになりました。
その一方で産金大手や食品スーパー大手を買っており、要するに彼の思考はリスクオフ時代の到来であり、コロナ禍の継続による巣ごもり消費の時代ということですね。
実際ECは指数関数的成長を直近遂げていることは以前に述べましたね。
日本でも同様な展開となっているかどうかは分かりませんが、日本のEC大手の業績を見ている限りは今のところ好調に推移しているようです。基本的に世界的パンデミック状態ですからコロナ禍継続による巣ごもり消費時代というものはバフェット氏の思考通りに進んでいく可能性があるでしょうね。
銀行株の売りについては一部ということであり買っている銘柄もあるという意味では中立的なスタンス、それよりもゴールドマンサックス株を全売却という点は注目点ですね。
恐らくは彼は株式市場自体が割高水準と見なしているということなのでしょうね。
私もナスダック市場はプチバブル状態と述べておりますが、彼のような割安優良株投資といった基本スタンスがある投資家にとっては現在の株式市場は割高に見えて当然でしょうね。
コロナ禍は一向に収まる気配はなく実際新種の風邪ですから収まるわけがなく、インフルエンザ同様に毎年変異し続けながら流行し続ける一つのウイルスになる確率は非常に高いですから後はもうコロナパニックをいつ止めるのかといった人間側の問題だけとなっているからです。
バフェット氏はこの人間側の問題がまだまだ継続すると見ているということなのでしょう。
相場師としての対応
最後までお読みいただきありがとうございました。
相場師としての対応は変わりません。
上がるなら買い下がるなら空売るだけです。
給付金などを軍資金とした巣ごもり投資家の台頭でいわゆる新世代の有名大企業株価が異常にも大きく跳ね上がっている状況です。
私はこの現象をコロナパニック相場と呼んでいるわけですが、それぞれ確かに素晴らしい企業でありこれからも大きく成長する要素はあるものの超割高水準は流石に一度は大きく修正する局面は必ず来ると考えています。それがいつか分かれば苦労はしませんね。
しかし分かったら面白くないとも言えます。
相場師としては最終的に手痛い損切りとなるまでどこまでも付いていって利益を積み重ねていき、最後の手痛い損失を埋めて余りある総合的利益を得ればよいということになります。
私はいわゆる巣ごもり投資家たちも確実に淘汰される日は来ると考えていますが、もちろんその中でもしっかりと生き残っていく人も出てさらに大成功者も生まれてくると考えています。
相場の世界も常に新陳代謝が必要で株式投資は深い知識と長い経験を持った知的な大人でなければ成功できないといった幻想が昔から言われ続けてきたのですが、実際はそんなことは全くなく大事なことは実際に相場を張る人間の心の問題であり、銘柄選択などどうでもいいのでその手の情報も一切要らず、まさにゲーム感覚で値動きで売買する人たちも含めて結局自分の決めたルールに従い続ける精神確立を成しているかどうかが鍵であるということを証明することになります。
そういう意味では巣ごもり投資家の方々の中から新星が出てきて欲しいと私は思っています。
彼らのゲーム感覚での売買での大成功によって相場の真理により近づいていくからですね。
日本にもいらっしゃるかもしれませんが、巷の批判を恐れずに頑張ってくださいね。
大事なことは市場の考えに従え、この一言です。