煽る

独活日記(相場を生き抜くために)

相場は煽り煽られる世界です。

それは昔から何も変わっていませんね。

専門家と称する相場を張ったこともない人たちが今日の相場がどうなるこうなるあの銘柄が買いだ売りだとやっています。

彼ら彼女らはもちろん自分自身の生活のためにやっていることですから仕方がない側面もあるのですが投資家にとっては有り難迷惑な存在であり続けています。

そしてそれだけならまだしも現代においては投資家個人がブログやツイッター、株式掲示板などを利用して煽ることが可能なインターネット時代となってしまい無法地帯となってしまっています。

相場を愛する私としては相場を愚弄するこのような行為をする者たちは許せないという想いを抱いてしまうのですが、その個人的な感情は別にして今日はこのことをじっくりと考えてみたいと思います。

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煽りというもの

煽りの裏にあるものは当然ながら自己利益を得るためというものがあります。

株価を吊り上げたい仕手集団の活躍は昔から行われてきました。

その際に証券アナリストを使ったり株式評論家を使ったりしながら至る所で煽っていくのです。

それぞれが自分の生活がありますからそこに参加していきます。

そのことによって株価は吊り上がっていくこともあります。

特に過小資本銘柄でそれが行われます。

何故なら成功率が高いからです。

十分な流動性のある銘柄というのは余程の事態がない限り売買できない事態になどなりませんが、過小資本銘柄であればちょっとした噂、憶測だけでも大きく動くので上手く動きやすいのです。

ただ故に自分自身も十分な玉を仕込むのが困難であり、その玉をすべてさばくのも大変になるのですが、業績が低迷している放置された底バイ銘柄などを狙って十分に仕込み、噂を流して憶測を広めて株価吊り上げ行為をし、その上昇過程で売りさばいていきます。

その過程において多くの人たちが意図的にせよ意図せずとも煽りに関わっていってしまうのですね。

いずれにせよ煽りというものは常に自己利益のためという利己的な欲望に依存しています。

最近の傾向

最近はツイッターで煽る行為が投資家、トレーダー自身の手によって行われるようになっています。

無名の方々ならまだ影響も小さいのですがマスコミなどに露出した人間がそれをやることによって影響は多分にあるようになってしまっており、そういった投資家トレーダーも自己利益が欲しいですから煽るのを止めることができなくなってしまっています。

私が個別銘柄、特に過小資本銘柄を一切取り上げないのは私のような無名の相場師であったとしても多分に影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。

しかしそういうことも考えて相場を張っている、相場のことを発言する人たちは少数派であり続けています。

証券アナリストを使って証券会社は自己売買部門の利益のために煽りまくりますのでそういうのを見ていて自分がしても良いじゃないかと考えるのでしょうね。

煽る心理

どうしても煽ってしまうというのは人間心理における共通の事象ではあります。

そこに潜むのは不安です。

なんとしても利益を出したい、この仕掛けは上手くゆくだろうか?

そういった不安な心理が買い煽り売り煽り行動を誘発します。

掲示板などは総じて各個人投資家それぞれの不安な心理が露呈している言葉の羅列です。

薔薇色の将来を懇々と語っている買い方の心理、割高すぎる、テクニカル分析的に行き過ぎているとさも論理的に冷静に分析しているかのように見せて実は踏み上げられたらどうしようと不安でいっぱいの売り方の心理、くだらない誹謗中傷合戦も多いですがそういったものが文章やその長さや連続性によって見え隠れしていることが容易に分かります。

いずれにせよそういう煽りたくなる心理が生じる場合はあなた自身の投資家としての適性を疑わねばならない必要性が生じてくると言えるでしょう。

煽る必要性を感じない

私は私の自己判断によって結果をすべて自己責任で受け取る覚悟を決めています。

自分自身の売買判断に自信過剰ではない一定の自己信頼を置いていますので別にツイッターやら何やらで取り上げて煽る必要性を全く感じないのですね。

本来投資家とはそうあるべきであり、本物の投資家は自身のポジションなど一切公開などしませんし、参考銘柄と称して個別銘柄を取り上げて煽る必要性など全く感じないものなのです。

そこにあるのは自己判断に不安がない、つまり継続して正しい自己判断を繰り返していれば結果が出ることが分かっているからです。

ですからあなたが道具を使って買い煽りたい売り煽りたいという気持ちが生じたら注意しなければならない局面に入っているということに気づかねばなりません。

不安の緩和に利用している

煽る行為は不安の緩和に利用しているということに気づいてください。

それはつまり不適切なポジション形成をしているということになります。

従ってあなたは早急にポジションを閉じるべきです。

適切に売買しているなら不安はなく、どんな結果にも恐れることはないからです。

煽り行為は総じて不安の緩和に利用している、その投資家たちの心理の集積物であると見なしておくと良いでしょう。

そういう意味では内容は全く役に立たない無用の長物ですが掲示板の投稿数ランキングなどはどんな銘柄に注目が集まり買い方売り方の不安の心理が集積しているかが分かるという意味では一定の参考にはなりますね。

乱高下している仕手株や不祥事など衝撃的な材料が出た材料株、業績無視で価値判断基準が難しいバイオ株などが上位に来ており、個人投資家たちの不安心理が露呈していることを証明しています。

相場を愛する

最後までお読みいただきありがとうございました。

私は相場を愛していますので煽り行為は相場を侮辱する行為だと考えています。

何故なら値を汚す行為だからです。

自己都合でこういうことをやって仮に利益を出せたとしても相場にお世話になってきた恩を仇で返す行為であると思います。

投資家を標榜するならやはり相場を愛してほしいと思います。

そして煽る行為は一切やらないようにしたいものです。

自分自身の判断に自信を持ち、変に煽らずともしっかりと市場が評価してその通りになったときこそが至上の喜びになるのですね。

煽りたい気持ちになった、実際各所で煽ってしまう、そんな状態になってしまったら何よりも最初に自分の不安に気づいてポジションを手仕舞うことを決断してください。

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