こだわり

独活日記(相場を生き抜くために)

人は皆こだわりを持って生きています。

私はこういうファッションセンスで生きているのよということを大いに示している奇抜なファッションを身にまとって道を闊歩している人がいますね。

僕はこういう考え方にこだわりがあってそれを追求することに人生を賭けていると仰る方もいます。

人は誰しも大なり小なり自分のこだわりを持って生きており、それが個性とも言えるし人生とも言えるし、その自由な姿に格好良いと評価されることも多いです。

しかし相場ではこだわりは百害あって一利なしです。

今日はこのことを考えてみたいと思います。

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相場におけるこだわり

一番多いのは特定銘柄へのこだわりでしょうね。

含み損がぐんぐん広がっていても平気な顔を装って相場が間違っている、私の投資判断に間違いはない。この銘柄は将来圧倒的高成長を果たす会社である。

経営者が素晴らしく、業界も発展段階で追い風だ。その中でも優位な立ち位置にあり、株価が下がるなどということはあり得ない話でより割安になるのだからさらに買い増しするしかない。

このようなことを述べて徹底的にこだわります。

次に多いのは自分のやり方に対してのこだわりです。

優位性のある売買手法であることはわかります。

しかしそれを履き違えて優位性があるのだから今回も成功裏に終わるはずだとその特定取引にこだわってしまうのです。

本当に優位性の意味を理解しているのか本末転倒な話ですね。

しかし現実によくある話なのです。

こだわりの裏にあるもの

どうしてこういったこだわりを多くの投資家たちは持ってしまうのでしょうか?

これは最初に述べた人間の本質として自分は他人とは違うというような自尊心といったものが備わっているからです。

こだわりを持つことによって自分自身への自信の裏付けを得たいのです。

こだわりの裏に自己重要感を満たしたいといった願望が隠れていることに気づいてください。

自己重要感を満たす

この自己重要感という奴が曲者です。

それが満たされると大層気持ちがよいのです。

大いなる自己満足感を抱きます。

従って自分は相場を上手く張っている。

他人より先んじて銘柄選択をしている。

そういった思いを抱いて自己重要感を満たそうとします。

しかしこちらは何度も繰り返し述べておりますが市場はそんな考えなどお構いなしに好き勝手に動きますからこだわればこだわるほどますます度壺に嵌まっていくといったことにもなりかねないのです。

対処法

人間というものはこういうものであり相場を張るのも人間ですからどうしてもこの人間の基本的性質から逃れることがなかなか出来ません。

その中でいったいどうしたらよいでしょうか?

絶対的な対処法というのは残念ながらありません。

人間が人間である限りどうしようもないことだからです。

しかし多少その方向性を変えることは可能です。

相場で何にこだわるべきなのかということを丁寧に思考してみるということです。

その思考過程を踏むことにとって少し風向きを変えることが出来るのです。

何にこだわるべきか?

それはズバリ、あなたが行動前に決めたことです。

何故そのタイミングで仕掛けたのか?

いつ手仕舞うことに決めているのか?

どういう状況でどういう対処をしようと決めていたのか?

もう一度振り返ってみることです。

それが正しくある人は幸せですね。

それをもう一度反復してそこに徹底的にこだわるべきです。

それが間違ってある人は不幸ですね。

なんか良さそうだから仕掛けただとか手仕舞い戦略を決めずに仕掛けただとかこの銘柄が素晴らしいと思ったから手がけただとかいうものはそこにこだわったとしても不確かな将来が待っているだけです。

つまり優位性のない手法で行ってしまっているということになります。

その場合はもうどうしようもありません。

即刻手仕舞って売買停止してくださいと私は助言しますがそれを素直に聞いてくれる保証は全くないですね。

こだわりは人生のために

最後までお読みいただきありがとうございました。

人はどうしても何らかのこだわりを持って生きています。

それは人生としては当然のことであり誰しも大なり小なり持たざるを得ないものだからよいのです。

しかしそれを相場にも持ち込もうとしてはいけません。

相場では常に何のこだわりもなく相場を張る精神状態にしておく必要があります。

何故なら市場の考えに従い続けることが出来る投資家が最も成功し続ける投資家だからです。

こだわりは人生において持って生きましょう!

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