ロシアによるウクライナ侵攻、この事象において単純なウクライナが善でロシアが悪とするのがグローバルマスメディアの喧伝ですが、現在はインターネットという道具によってそうではない発想というものもしっかりと見られる時代になりました。実際善悪など国の数だけ人の数だけありそれぞれの立場における正義があるというのが常識であり、今回の事象もロシアがなぜ最終手段である物理戦争を実践しなければならなかったのかということを考えるときに一助となるドキュメンタリーとして以下のものが改めて有名になってきていますね。
ウクライナという国が見せかけの民主主義という偽善を掲げている裏で暗躍した米国のいつもの反動支援、扇動支配があり、そこにバイデン大統領が深く関わっていたという繋がりがあったということを示すものですが、現状にも繋がる示唆に富んだものですね。
別にこれがすべての事実であり正義であると言いたいわけではないのですが、何度も繰り返していますがプーチン大統領がウクライナ侵攻という最終手段をせざるを得なかった事情というものを考えたときに当然ウクライナという国の現実とバイデン大統領の謀略があったと見るのは妥当なことなのです。
私はバイデン大統領の体たらくが引き起こした侵攻とすでに断じておりますが、恐らくはこの思考は正しいと思うものの、グローバルマスメディアは所詮はグローバリストたちが支配している扇動道具と成り下がっていますからロシアが悪でウクライナが善といった単純で愚かな二元論で語る論調ばかりが今日も喧伝されています。
このことの是非を語りたいのではなくグローバルマスメディアの流す情報は総じてそういう意図的な扇動が込められた情報であるということを我々一人一人が認識したうえで見て鵜呑みにせずに疑いながら流す情報を見ていかねばならないということですね。
私はプーチン大統領を支持しているわけではないのですが、彼が頭がおかしくなっただとかなんとかいう稚拙な論調には与せず、強かにやむを得ず厳しく冷徹に実践している現状と見ております。
グローバルマスメディアの論調はプーチン大統領は追い詰められているなどと述べ有名人などもそういった論調に毒されて同じことを述べている人ばかりですが、実際はそんなことはなく淡々と冷静にプーチン大統領はウクライナ侵攻を進めており、このままいくとそのまま成就していく展開になる可能性が高いかなと見ております。
短期リバウンド局面
相場は売り優勢と見ていたのですが、FRBによる予測されていた利上げの実際の実践が出尽くしとなった形となってウクライナ情勢もこれ以上の最悪はないだろうといった出尽くし重ねで一気に米国市場がリバウンドしてくることで日本市場もリバウンド局面に入ったといったところですね。
利上げをし続ける方向性は変わらないのですがそれは上手く織り込んだ形となっている現状ですが単純に空売りする上での戻り売り局面を形成しているに過ぎないとも取れる状況ではあります。
基本的に暴落してきた中小新興市場の象徴となるマザーズ市場が二番底を付けて反発してきており上昇トレンド転換していくと徹底的に痛めつけられている買い保有しかできない投資家の多くが癒されて余裕が出てくる展開となりますが、さてどうなりますか。
現段階では単純に売られ過ぎの修正、空売りの買い戻し、リバウンド狙いの買いが重なっている短期的な現象と見ておくのが吉でしょうが、いずれにせよウクライナ情勢に一喜一憂する展開は引き続き起きながらインフレ過熱の抑制政策の行方が焦点となりますね。
相場師としては自分の考えがどうであれ市場の考えに従って淡々と売り買い問わず実践継続することであり、やるべきことは何も変わらないのは相変わらずです。
日経平均株価としては戻り売り機会となるのかそれともレンジ相場には少なくとも移行できるかどうかといったところに目先注視していかねばなりませんね。
コロナパニックからの脱却なるか
その唯一の指標としての指定感染症を第5類に指定してインフルエンザと同様の扱いと出来るかどうかというのを私は見ておるわけですが、それは残念ながら依然として実践していない事実によってコロナの専門家と称する素人集団と化してしまっているということが証明されています。ここは医学の素人であっても政治家が自らの進退を賭けて英断を下すべきでしょうね。
ブラジル大統領やスウェーデン首相などの批判を恐れぬ正しいリーダーシップを日本の政治家も行うべきでしょう。
専門家はどうしても個別具体的な意見となっており、それが論理的に正しくても社会的経済的人間的側面も加味した総合的な判断としては悲惨な時代形成に向かっていってしまうということは得てしてあるものなのです。
相場でも良く使われる自分の手掛けている個別銘柄の動きだけに目が行ってしまって全体相場の流れを疎かにしてしまうといった木を見て森を見ずですね。
全体的総合的に俯瞰して物事を判断しなければならない局面で個別具体的な専門性というものは適切な行動が出来ない弊害をもたらし得るということです。
今回の長々とした専門家のコロナパニック症状はこういった固定観念、自分が専門家であるという自負からの固執がもたらしているものとなっています。
結局は政治家が責任を自ら背負って英断するしかありません。
そういう意味では感染者がまだまだいるのにまん延防止措置解除は論理整合性がないという批判を恐れず実践してきているのはそのような政治家がようやく日本でも勢力を増してきたのかなといったところですね。
初動での二類適用は良いのですが、もうここまでの年月にわたり症例が積み重なって致死率等も全く人類存亡上のリスクがないということが明らかになっている段階でまだ緊急事態であるかのごとき感染阻止になっていない対策をしようとすることは何も過去のデータ検証や経験の知恵に学んでいない愚かな人間となってしまいます。
もうすでに新型コロナウイルスに関してはウイルス風邪と見なして指定感染症第五類扱いとし、全国どこの病院に行っても気軽に診てもらえる状態にすることが何よりも大事な段階に入っているのですね。
感染は避けられないし避ける必要性もなく、ただただ上手く適合してしまって重症化リスク死亡リスクが生じてしまうような症状が出ている人たちは早期に医者が処置できる体制を全国津々浦々で出来る状態にすることが大切です。
市場の考えに従え
最後までお読みいただきありがとうございました。
相場も新春相場到来となって欲しいものですが、世界経済政策的には厳しい状況は続く事態となっており、かつウクライナ情勢も依然としてまだ解決の糸口は立っていない状況であり、基本的には最初に叙述したとおり、売られ過ぎの修正がちょっと入っただけとなりますね。
ここからさらに大きくリバウンドしてくれば下落トレンドは打ち消されるということになりますが、そのためにはウクライナ停戦だとかポジティブサプライズが必要かなと見ております。
ただ個別ではマザーズ市場の二番底からの上昇による底打ち可能性は生じてきており、僅かながら明るい見通しが出つつあることも確かですね。
日経平均は上値重く下値を切り下げ続けており下落トレンド継続可能性が高いということもあり、やはりしばらくは売り買い問わず短期売買に徹するのが吉となりそうな展開です。
とまあ適当なことを述べましたが、相場師としては何度も反復している通り、上がるなら買い下がるなら空売る、自分の考えではなく市場の考えに従って淡々と売買実践をすることが大事です。
今日もやはり何も変わらぬ翁節、そしてこれだけが結局生涯投資家として生き残り続けるための唯一の真理なのです。
今日も馬鹿にせずに反復してくださいね。