マスメディアのやり玉に挙がっているのがブラジル大統領、ボルソナロ氏ですね。
経済再開で感染速度5倍と煽り立て命より金儲けが大事な大統領だとマスメディアには批判されています。
しかし彼自身明日は我が身と発言し、実際に新型コロナウイルスに感染し死ぬことなく回復へと進んでいます。自ら新型コロナウイルスに感染しても確実に死に至るわけではなくむしろほとんどが回復してしまうということを実証しようとしています。
彼の発言は別に金儲けのための発言ではないでしょうね。
むしろ新型コロナウイルスに対しての対処の本質を突いていると言えるでしょう。
新種の風邪なのですね。
新種の風邪に対してあまりに過剰な不安や恐怖を煽ることは意味のない経済的打撃を与えるだけでかつ免疫力を落としてどんな種類の風邪であっても各種合併症を引き起こして死ぬことがあるようにその可能性を高めてしまうだけであるという本質を理解しているということになるわけです。
スウェーデン首相も同様にこのことを最初から認識していた稀有な首相ということになるでしょう。
経済的のみならず社会的にも人間的にも新種の風邪に大騒ぎすべきではないということを冷静かつ客観的に判断して独立独歩の精神でマスメディアの批判を恐れずに新型コロナウイルスの社会的受容をすべきであると主張し続けているということになります。
私はこの二人を称賛し続けます。マスメディアがいくら批判を重ねようとも私は評価し続けます。
感染することを悪とするマスメディアは明らかに間違いを犯しています。
風邪にかかることは悪ではありません。むしろ誰しもいつでもあり得る話でその風邪をひくリスクを冒してでも今を生きる必要が人類にはあるのですね。
再ロックダウンする世界各国
インドはバンガロールで再ロックダウンを始めています。
どうやってもインドで感染拡大を阻止することは出来ないでしょう。
再ロックダウンをしたところで感染拡大阻止は絶対に出来ないと思います。
その結果は確実に見えてくることになると思いますが、ムディ首相は残念ながら再ロックダウンを選択し始めているようですね。
いち早くロックダウンをしたムディ首相故にその自己判断否定につながる実践は出来ないのでしょう。
しかし世界的パンデミックは明確であり、もはや感染拡大阻止は不可能です。
従って下手に再ロックダウンするよりも感染拡大を容認して淡々と日々生きていく社会的受容を選択することが大事となり、それをいち早く導入した国から混乱が収まり繁栄していくことになるでしょう。
しかしながらこの考えは相変わらず少数派です。
新種の風邪に過ぎない新型コロナウイルスが相変わらず高致死率の殺人ウイルスであるかのごとくに祭り上げられており、様々な症状が出ると不安や恐怖を煽って何か感染したら最後死に至る病であるかのごとき大騒ぎを止めていません。
従ってそういう風潮に流されて再ロックダウンする国が世界各国で続出している状況です。
非常に残念なことですが多数派は社会的受容といった発想が出来ずにパニック症状が続いているということになりますね。
米国市場は強い展開が継続している
米国市場は冷静です。
コロナ第二波などどこ吹く風というような底堅さをNYDOWにおいては示しており、NASDAQは力強い上昇トレンドが継続中です。
基本的にマスメディア以下の煽り屋たちがいくら騒いでも反応は一時的に終わってそれよりもコロナ禍が続くと巣ごもり現象の孤独な人たちが世界中で増加し続けるということでインターネット利用時間が増え続けるといった効果によってインターネット関連といった幅広い銘柄に物色が広がることで特にそのような業種銘柄が多いNASDAQがより強い展開ということになっています。
チャート上、つまりテクニカル的にはそのようなNYDOWとNASDAQとの乖離がありながらも要するに特定業種、といってもかなりの幅広い大分類としての数多くの銘柄がより強くなっていく傾向となっており、コロナ禍が続けば続くほどますますそれが持続するといった展開でコロナ禍が長引いて全体的に相場崩壊とはならない現況が見えています。
そしてファンダメンタル的にはインターネット関連銘柄が幅広く業績が向上する時代性があるという点の他に、世界中でさらなる緩和政策が必要と判断されて実践される準備があるという点が非常に大きいということなのでしょうね。
コロナ禍が続けば続くほどますます世界的金融緩和が進まざるを得ない状況となっていくことで株式市場においては追い風となるファンダメンタルが形成されていくということになります。
それが緊急避難的に続けば続くほど世界各国出口戦略が難しくなるといったことが将来リスクとして生じますが、現状はコロナパニックが続いており、世界的に再ロックダウンを地域によってしていくといった誤った政策に走る国が多数派ですのでこのファンダメンタル要因は継続さらに強化される方向性がありますからここに変化が生じない限りは底堅い推移が続く確率が高いということになりますね。
ただコロナで打撃を受けている業種はさらに厳しくなっていくといったところでこういったところの浮上はない二極化状態ですので実際にはかなり歪な相場が生まれている、つまりは私が過去何度も述べているようにコロナパニック相場が続いているということになります。
相対的に弱い状況の日本市場
感染拡大数が世界一の圧倒的な米国と比して世界でも少ない感染拡大数で収まった日本でありながら株式市場としては相対的に弱い状況が続いているのは残念なことですね。
ナスダック連動型相場がいまいちな連動となってしまうような日本の新興市場における直近の動きを見ている限り結局はナスダック次第で一定の連動性を示しては来るものの自らの強いファンダメンタル要因で上がっているのではないということを暗に示している状況となりますね。
日本も異次元金融緩和は継続しており、日銀は個別企業の社債にまで手を出して購入しておりもう十分に株式市場に対しては行っておりますが、財政出動の方がやはり国債発行過去最高とはいえ米国と比してあまりに小規模なものであり続けているところが一因であるのでしょう。
GoToキャンペーンをしようとするだけで批判されてしまうわけですからどうもおかしいのですね。
米国ではもっと深刻な状況でも経済再開へ向けて進んでいるのにそれより全然問題ない状況である日本ではちょっと感染者数が増えるだけで危ない危ない何十万人が死ぬ可能性があると不安や恐怖を煽る人が多い状況でよく言えば慎重派であるとも言えますが、悪く言えば臆病派ということになります。
新種の風邪に過ぎないといった社会的受容をしている国は極わずかであり、日米ともに出来ていないパニック状況ですが、この辺の基本的国民性の違いが困っている業界に補助金を出して支えようとする試みさえ批判されてしまうということに繋がっているのでしょうね。
私はこんなもの当然やったうえでさらに大規模に色々とやらねばならないと考えているくらいなのですがそういう考えの人は少数派のようなのです。
故に相対的に弱い状況の日本市場は続いており、いわゆるナスダック連動型相場が継続するかどうかが引き続き今週の要注目ということになりますね。
新型コロナウイルスよりずっと大事なこと
最後までお読みいただきありがとうございました。
私は新型コロナウイルスよりも日本国土の方が心配です。
新型コロナウイルスは完全防御するためには初動で中国人流入を完全阻止するしかなかったですがそれを出来なかった時点でもう感染拡大阻止政策は終了で幸い新種の風邪に過ぎない感染してもほとんどの人たちが回復してしまうウイルスであることが確定したため基本的に恐れる必要は全くないと認識しているのですが、いわゆる市場原理主義政策によってもたらされた効率性を主軸に置いた国土計画遂行によって多くの災害リスクが生じているということは非常に危惧しています。
こちらはそこに住むだけで永遠にリスクを負うことになりますから一時的現象のウイルスの比ではないのですね。
新型コロナウイルスに大騒ぎになっている暇にはこちらの方を考えてしっかりとした国土計画に見直し、効率性よりも国民の生命を守る安全性を最重要視した計画を立てて潤沢に資金を投入してインフラ整備をしていくべきです。
それが今を生きる我々だけでなく将来を生きる子孫のためにもなるでしょう。
新型コロナウイルスは今生きている我々だけのことを考えた発想で将来を生きる子孫を想う気持ちというものがないのですね。
新型コロナウイルスに感染しなかったとしてもコロナを過剰に恐れてインフラ整備が出来ず経済が圧倒的に打撃を受けた老朽化した安全性を確保していない国土の貧しい国に生きる子孫となってしまったならその子孫の苦しみは今の我々の苦しみの比ではなく悲惨なものになるのです。
こういったことに想いをやれる人たちは新型コロナウイルスよりも浸水危険地域を減らす国土計画をより重要視することになるわけですね。