相場を張る上でどう売買するかを考えるときに多くの投資家たちはどんな銘柄選択をするかを第一に考えます。
私翁はどうかと言うとどんな銘柄を選択するかということは最重要どころかたいして考えることはない最底辺の問題となっています。ですから巷であの銘柄いいだとかこの銘柄が大化け株だと述べているのを見るとくだらないなあと苦笑し続けているわけですね。
この大きな一般相場世界と私翁の乖離は何なのか?
今日はこのことを考えてみたいと思います。
相場は単純である
今年圧倒的先導株として米国を席巻している株は皆様もご存じのこの銘柄ですね。
これを買っておけば資産は簡単に増殖しますのでそれ以外の無名のお宝株を発掘する必要など全くないと言えますし、実際これほどの有名株なら保有している方々も少なからずでしょうね。
私も米国人投資家なら大々的にこの銘柄だけを買い向かったでしょうね。
こんな素っ頓狂高値でも買っていくのかというわけですが上がるなら買う、買うから上がるを信奉しているトレンドフォロワーですからこれほどの時価総額でありながらこれほどのボラティリティで圧倒的上昇トレンドを築いているなら買うしかないのです。そしておそらく大利を得られるだろうと思います。
相場で稼ぎ続けるというのは本当にいかに単純化できるかがカギです。
銘柄分散が大事だとして最高に良い銘柄を差し置いて次善の銘柄に資金を分散させてしまうのがほとんどの投資家です。
もちろんその銘柄が最高に良い銘柄に負けず劣らずに良いのであるなら全然良いのですが、単純にリスク分散という発想でやってしまう方がほとんどなのです。
相場を自分勝手に複雑化する良い例ですね。
最高の銘柄がこれしかないならこれだけをやればよいのです。
その良い例が現在の米国株市場においても証明し続けています。
時価総額が米国No1になる日もそう遠くないでしょう。
それほどの勢いが今、この超有名な銘柄にはあります。
本当に誰もまだ知らぬ銘柄を発掘しなければならないかのようなことを言う相場レポート情報屋たちを嘲笑うかのような相場ですね。
銘柄選択の非重要性
銘柄選択が大事だというのはいわゆるレポート屋連中のビジネスのための戯言でしかありません。
どんな銘柄を選択しても結局大事なのはその売買タイミングなのです。
いつ仕掛けいつ手仕舞うのか?
これをきちんと実践しない限り、どんな高成長銘柄でも大損しますし、これをきちんと実践すれば、どんな倒産間近銘柄でも大利を出せます。
結局すべての投資家にとっての問題は銘柄選択というものの非重要性というものをいつ認識できるようになれるのか?ということになりますね。
マインドの大転換になりますので多くの投資家たちにとっては今日も相変わらず不可能なことです。
銘柄選択を重要性がないと認識してしまうと語るべきことが何もなくなるからです。
私はいつも言っていますね。
相場の実践家はレポート屋稼業などを決してしてはいけない。
そんなことをする連中は偽物だ。
本物は黙って静かに適切な実践を継続して結果を出し続けるだけだ。
まずは銘柄選択の非重要性というものを強く認識してください。
売買タイミングのそこそこの自己信頼
銘柄選択というくだらない思考と比較すると売買タイミングという思考は大事となってきます。
ただしこれも最重要というわけでもありません。
その理由はいくつかあります。
まず第一に適切な売買タイミングであったとしても結果が必ず好結果となるわけではないという事実です。
あまり自分がこれと思った売買タイミングを盲信してしまうと何かこれをやれば必ず成功裏に収まるかのように錯覚してしまうのです。適切なタイミングで売買し続ければ確実に総合的利益を得続けることになることは分るのですが、目の前の取引においてはそうならないことは多分にあるということを理解しなければならず、そのためには売買タイミングというものもまた信奉してはいけない情報と言うことになるわけですね。
しかし銘柄は上記した銘柄でもドル円でも日経平均株価指数でも金でも原油でも何でも良いのですが、売買タイミングはそれぞれの市場において適切なタイミングでやることは必要となり、そういう意味ではそこそこの自己信頼でもって信じて実践継続することが大事です。
従って売買タイミングのそこそこの自己信頼という題目になるわけですね。
このそこそこの自己信頼とはどの程度の信頼度なのか?
この塩梅を言葉で表現するのは正直なところ難しいのですが、自分の実践を信じながらも信じていないといった禅問答のような言葉となってしまうのですが、具体的にはきちんと損切りが実践継続できる程度の自己信頼ということになります。
自分がこうなるだろうと考えて仕掛けるわけですが、その方向性とは違って逆行したときにここに達したら見切ろうとするタイミングにてきちんと見切れるだけの自分の考えに疑いを持ち続けることが出来る程度の自己信頼で留めておく姿勢ということです。
このなんとなくの塩梅を見極めてください。
資金管理が最重要
そして何よりも大事なのは資金管理です。
相場で一時的大成功を収めながらも最終的に大失敗に終わってしまう投資家のほとんどはこの資金管理が杜撰であったことに尽きるのです。
逆に言えばこれを最重要視し、絶対に犯さない聖域のものとしてこれを裏切る投資行動に生涯出なければあなたは投資で圧倒的に酷いことになることは皆無となります。
もちろん少ない資金で圧倒的大成功を短期で収めてしまう可能性も小さくなってしまうわけですが、そういうのはどこまで行っても生涯博打打ちであり、自分が生命的に死ぬときに相場環境が大変良い状況だったらといった運任せのものになってしまい非常にハイリスクローリターンとなる行動ですから賢明なる投資家を目指すなら避けた方が良いでしょう。
老い先短い私翁でさえそんなことは決してしないのですから私より若い将来のあるあなたは決してそんな暴挙に出てはいけません。
そしてどのような資金管理をすればよいのか?
それは破綻確率がゼロになるような管理ということなのですが、あまり難しく考える必要性はなくあなたの総資産に対して十分小さい額となればよいということになりますね。
例えば前述した銘柄であるなら一株買うと現在15万円ほど必要になりますが、その一株買うためにあなたの総資産は150万以上あればよいと大まかに考えておくと良いでしょう。
総資産1000万あっても敢えて一株から買うあなたは非常にクレバーな投資家です。
相場は何事も起こり得るということをしっかりと腹で理解しているということで優秀な投資家になれる素質がありますね。
ところが多くのいつまでも素人投資家たちはこの銘柄が最高だとして一気に50株とか買ってしまうわけです。さらに全力信用二階建てだとして150株とか買ってしまったりする輩もいます。
もちろん結果思惑通りこの最高の銘柄の株価はぐんぐん急騰していき株価が買値の倍になれば一株買った賢明な投資家はわずか15万円の利益が出るだけとなりますがこういった博打打ちは750万円の利益だ1500万円の利益だとか総資産を超えるような利益を出せることになります。
実際こういうことを相場は実現させますからこういった人たちを確実に増長させ、また同じことを繰り返すように誘惑していきます。同じことを今度はこれだけ増やした額でやればさらに数千万円、1億円の利益が出るはずだということになっていくのです。
しかしこれはいつか必ず自己破綻するやり方であり、こういった誤った大きな成功体験をしてしまった投資家はもうこれで止めようとなれることはまずありません。
ここが相場の本当に怖いところです。
一度誤った資金管理で大利を出した経験をしてしまうと追証に何度なろうとも過ちを繰り返してしまうのです。
ですから資金管理が最重要と私は口を酸っぱくして述べ続けており、それは生涯において投資家として成功し続けてほしいという想いがあるからなのですね。
資金管理が最重要であるということを改めて強く認識してください。
単純化された相場では成功が容易である
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日は非常に相場を単純化しました。
厳密な資金管理をした上で適切な売買タイミングで相場を張ればよく、それさえできれば銘柄はなんでも良い。
この一言で相場での成功法則は終了なのです。
ところが巷では喧々諤々相場がどうなる経済がどうなる金融政策が、経済政策が、日本が米国が、新興国がとやっているわけですね。
巷では常にいかに相場を複雑化するかを一生懸命にやっており、本末転倒なことを相変わらず継続しているのです。
ですから単純化された相場では成功が容易であるということをしっかりと理解しましょう。
具体的な本質は上がるものを買い下がるものを空売るだけで良いのです。
至極簡単でしょう?
こんな簡単には行かないとお思いですか?
しかし最重要となる資金管理さえ生涯順守できる精神が確立していればそれ以下数段下の重要事がいまいちなものであっても取り返しのつかない酷いことになることは決してないのです。
そしてその間に実践経験を積んでいってそういったものも自分だけのものを確立していけば後はもう少しリスクを増やす実践をしても同じように適切に実践継続するだけですからあっという間に大成功をする投資家になっていくのですね。
ほとんどの投資家は覚える順番が間違えているのであっちの銘柄に行きこっちの銘柄に行きとして杜撰な資金管理でいつか必ず来る自分にとっての逆行局面において取り返しのつかない酷い目に遭ってしまうのです。
そしてこう言うのです。
相場は難しいと。
これが相場の一つの真理です。