日銀の良心、従米日本の悲哀、相場の概況

相場日記(日々の全体相場観)

現在において適切な政策を行っているのは日銀のみです。

白川元総裁以前は本当に酷い日銀でしたので失われた何十年といった時代となり、株式市場は惨憺たる結果となってPBR大幅1倍割れが続出する逆バブル相場が到来しました。

株式市場にとっては金融政策というものは日本政府の財政政策以上にずっと大事なことであり、FRBが長期間概ね適切に行い続けていることで長期的な米国市場の支えとなっているということはしっかりと認識しておかねばならない事実となります。

もちろん政府の政策も大事で米国市場の現在の底堅さはバイデン大統領による過剰な財政拡大がもたらしているバブル的側面があることは否めず、いずれ確実に米国経済はリセッション入りしていきます。ただ今年は選挙年故に株式市場も好調さを維持させておきたいという思惑が政府にあるので過剰な財政拡大となっており、それがむしろFRBが安易に利下げできない遠因になっているという事実もまた見逃してはいけないでしょうね。

金融政策は景気動向に関わらずあくまでインフレ度合いで判断するのが適切な判断なのですが、どうしても政治的思惑にも多分に影響されますし、もちろん間違うこともありますし、適切にやり続けることはなかなかに困難な実践なのです。

いずれにせよ日銀の良心があり続けるなら私がもう何度も繰り返し述べている通り緩慢な利上げ方向性となり、米国FRBの緩慢な利下げ方向性と相まって日米金利差逆転などと言うことは永遠に起きない現段階という意味で長期円安方向性は非常に確度の高い将来ということになるわけですね。

私は時代方向性と一言で片づけているわけですが論理的にきちんと説明するならこういうことになるわけです。

しかし相場では別にこんな知識があろうがなかろうが関係なく、精神確立が出来ていれば利益を出し続けることが出来ますし精神確立が出来ていなければ利益を出し続けることは出来ないということになります。ここもまた知識があればあるほど儲かるようになると錯覚しない、間違ってはいけない相場の真理です。

スポンサーリンク

従米日本の悲哀

岸田政権が現在行っていることは最悪の市場原理主義グローバリズムの推進です。要するにバイデン大統領の言われるがままの政策を行っているということになります。

そしてそれは政権維持のことだけを考えるなら最良なのです。

従って岸田総理は安倍元総理同様に長期政権となり得る政権ということになりますね。

従米政権が長期延命しやすい政権であることは過去の政権を眺めれば明らかですからいわゆる中国を叩き、米国に従うのが日本政府としては最もやりやすい国民無視の長期政権になれる確率が高まるということが奇しくも安倍元総理による長期政権にて実証されてしまったのでそれを継承することが最適と岸田総理は判断しているのでしょうね。

この従米日本の悲哀はいったいいつまで続くのか?

結局そのカギを握るのはトランプ元大統領ということになるのでしょう。

彼は同盟国にも自立を求める政策を提唱していますから結局従米なのですが結果的に日本も自立を求められる時代に入っていくことになると思います。

いずれにせよ市場原理主義、グローバリズムは徹底的に排除すべきことであり日本人には合わないと思いますから絶対に阻止すべき思想ということになりますね。

米国の将来のためにも日本の将来のためにもトランプ元大統領が大統領に返り咲けるかどうかがカギとなるという事実は皮肉なことですが、唯一無二の可能性ということになります。

相場の概況

相場は非常に底堅い展開です。

今年の前半戦で随分と急騰した割にはここにきても急反落せずに底堅い推移で高値もみ合い中といった現段階です。

ファンダメンタル的にも決して割高ではなく、基本買い姿勢で問題ない現状ですね。

しかしそれでも私自身は空売りをしている銘柄もありますけどね。

下落トレンドを築いているなら空売りするしかないのです。

ただし過小資本銘柄のような銘柄をやることは絶対にないですけどね。

プロの相場師をバカにするなということです。

どういったものをどういうタイミングで空売りするのが適切なのかなどもう何十年も空売りし続けていますから当然のごとく身体で覚えています。

私は逆張りなど一切しませんし、高レバレッジもしませんので売りは命までなんて事態になることはまず皆無です。

プロの相場師にとってリスク管理は最重要ですからそれが出来ていない追証になるようなプロと称する素人投資家たちになんだかんだ言われる筋合いはないということになりますね。

いずれにせよ下がるものは空売るしかなくそういったタイミングにある銘柄は今日も確実に存在し続けています。

ただし全体的な相場という意味では底堅く上昇トレンドのものが多いですから買い保有ポジションのものが多いことは間違いありません。

相場でやるべきこと

最後までお読みいただきありがとうございました。

自分が売買している過小資本銘柄を取り上げるレポート屋など単なるクズでしかありません。

そういったものは小金持ちでも操作可能な酷い銘柄ですからね。

それを承知でやって自分が儲けているわけです。

そして自分は相場がわかってきたとかほざくわけですね。

散々煽っておいて何を言っているのかということです。

しかし私個人的に怒りを禁じえませんがこういったクズは相変わらずこの世に横行しているわけです。

もちろん表向きは皆様のために素晴らしい情報提供をしているのですと言うわけですね。

自意識過剰というか自己愛が激しすぎるというか、まあ金回りの良い阿呆な固定客が付いたぼったくりバーの店主みたいなようなものです。

そんな詐欺師たちにあなたは決して騙されないようにしてくださいね。

相場でやるべきはわずか一言です。

上がるものを買い下がるものを空売りなさい。

これ以外の余計なことをやると総合的失敗をし得るということになります。

本当に当たり前のことを言っているだけなのです。

あなたが買った後、株価が上がらなければあなたが利益を出すことは絶対に出来ないのです。

だから上がるものを買うしかないのです。

あなたが空売った後、株価が下がらなければあなたが利益を出すことは絶対に出来ないのです。

だから下がるものを空売るしかないのです。

当たり前のことを当たり前のようにこなしていく。

大谷選手がバットを振ってボールを遠くまで飛ばしてホームランを打つ。

適切なタイミングでバットの芯にボールを当てなければこれは実現しないのです。

タイミングなどどうでもいい売買など素人の域を超えられない者が行う売買実践です。

相場環境の運に頼る売買実践です。

大谷選手のようにきちんとタイミングを計って売買してくださいね。

間違ったら即見切ればよいのです。

迅速な損切りは大谷選手も日々行っている適切な実践なのですね。

タイトルとURLをコピーしました