新自民党総裁の誕生

相場日記(日々の全体相場観)

私の予想に反して高市氏で決まりましたね。予想を外したことを深く謝罪いたしたいと思います。誠に申し訳ありませんでした。しかし私個人的には全然予想を外して悔しくないというのが本当に嬉しいことですね。歴史は大きく変わったと言って良いのでしょう。小泉氏の情けないほどの杜撰な勇み足があったということを差し引いてもようやく自民党員、自民党議員たちは国民目線での決断をしたということになるのでしょうね。とはいえ何とか過半数を取れただけということと少数与党であるという意味では相変わらず政権運営は難しいかじ取りをすることになるだろうことは間違いないことなのでしょう。

もちろん政治家は理想論、正論を言っているだけでは駄目で実行力が大事となり、そこは高市氏も未知数なのは否めません。しかしそれでも具体的な自己主張となる政策がなくあいまいな言葉ばかりを述べていた小泉氏と比較した場合、明らかに高市氏の方が日本国内復活可能性があるということは間違いなく日本国民にとっては祝着な結果となったということになりましょう。

私としても大いに期待しており、各種述べて下さった政策を早速各所で出てきているマスメディアや財務省界隈の連中の嫌がらせに屈することなく実践し、結果を出し続けていってほしいと思います。安倍元総理暗殺以降、二度裏切られ続けてきた自民党総裁選挙ですがこの崖っぷちの土俵際に追い込まれてくることで少し覚醒しつつあるといったところなのでしょう。遅すぎるという批判もまさしく同意ですが、それでも政権与党となる確率が高い党の党首が日本国民にとって適切な政策を訴えているということは日本国にとっても素晴らしい可能性ということになります。

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相場への影響

株式市場という意味では実は長期的にはあまりこの事象は関係ないというのが真理です。盛んに巷では誰がなるとこうなるああなると喧々諤々やっていますがすべて素人たちの意見ですね。

日本の株式市場はマイナー市場ですから常に米国市場次第で基本そこに連動します。つまり米国市場次第で上下するということです。独自性を発揮して暴騰する暴落するという時代は現代では非常に少なくなっています。短期的にはもちろんそういったことは起こり得るのですが、長期的には常に米国市場次第で、米国市場が長期的に上がっていけば日本市場も長期的に上がっていくということになります。それは上場企業の平均的という意味では日本以外の世界経済に影響を受けやすいからということですね。

国内経済を大きく支える中小企業のほとんどは未上場ですからそれでも上場している企業もあるという意味で国内経済の成長があればより強い相場となりますので今回の結果は非常に期待感が高まる相乗効果が出てくることになり得ますが、それよりも世界、特に米国の影響を大きく受けるのが日本市場でありそこに連動性が長期的には間違いなくあり続けるという点において日本政治がどうなるかよりも米国政治がどうなるかの方がよほど日本のグローバル大企業上場群にとっても大事となっていくという事実があるということになります。

従って私は相場への影響は軽微であると考えております。

それでも高市氏が述べている政策が実際に実践されていくなら間違いなく日本国内経済も成長軌道に乗ってそれが継続していくことになりますので相場への効果もより大きなものになることは間違いないでしょうね。相場もまさに買うから上がる上がるから買う時代が継続する確率が非常に高くなったと考えておけば良いでしょう。

ようやく国民無視ではない選択をした自民党

最後までお読みいただきありがとうございました。

私の当たらない予想が当たらないという結果が出ることでようやく国民無視ではない選択をした自民党ということになりましたね。

とはいえ半分近くが小泉氏に投票しており、高市氏の圧勝ではないということも見ておかなければならない視点です。これからの人事はまさに困難を極めていき、そして他党との連立政権が出来るかどうかということも含めて難題が山積みとなっていきます。

そういう意味では高市総裁が誕生したこと自体はあまり祝着なことでもないということなのでしょうね。厳しい政権運営となることは間違いなく、ただ述べていることを基本的には実践するような方向性に持っていこうとするなら相場には好影響となり、日本国内経済としても良い方向性に進んでいくということは間違いないことになります。

そういう意味では明るい兆しがようやく見え始めるかもしれないといった現段階ということですね。

私は相場師ですからその視点からは上がるなら買うしかない相場が継続するとみております。

基本的に財政拡大すれば大なり小なり経済成長することは当然ですから株式市場も当然それを評価し続けることになるはずだからです。

そんなに難しい話ではないのですね。

財政緊縮すれば大なり小なり経済減退することは当然なのです。

財務省はいかに経済収縮するかを時の政権に実践させようとしているから売国奴の集団と断罪するわけですね。

本来国民の繁栄のために動くのがどの省庁の官僚であれ公に奉仕する、国民の税金で給料が支給されて働く人たちなのですから当然のことなのですが、財務省に限ってはそうではなくいかに財政緊縮するかが出世にも役立っていき国民の税金から得られる給料アップにつながるという国民の繁栄と反比例する法則となってしまっているのでここをいかにして変えていくかが大事なのでしょうね。

単純に財務省が悪いというよりも財務省改革がまさに大切で国民の繁栄に貢献した財務省役人が出世していくような制度を作っていくことが最も大事なことなのだろうと私は考えています。そうなれば優秀な人間たちなのですから自分のためだとしても自分の出世のために賢い頭を使うことで日本が繁栄し国民の経済的な幸せにつながるといった比例関係となって国民と財務省との対立軸というものがなくなっていくのではないかと愚考しております。

高市氏がそのような仕組み作りに取り組んでもらえたらよいなあと思っています。もちろん財務省など無視してガンガン財政拡大に励んでもらっても全然良いですけどね。

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