もう結構前に最低無責任な専門家たちによるコロナパニック時代の最中にこの逆回転相場、コロナパニックといった人災において苦しめられている業界の大復活が巻き起こると予測しておりましたが、その相場が現在、そしてこれから各種悲惨な目にあった業界で到来していきます。
こういう意味で時代を読むとは結局は行動としては逆張りなのでしょうね。
人と違ったことを考える実践をするということはいわゆる多数派の圧倒的意見に逆らって行動することであり勇気が要るし、多数派に説得され反駁され徹底的な孤独感を味わう実践なのです。
私は相場実践という意味では逆張りを一切しない順張り一本のトレンドフォロワーですが、勝率2割の売買手法を使っているという意味では圧倒的少数派であり、逆張り思考なのでしょうね。
しかしながら長期視点で相場を眺めたときには誰もが見向きもしない最悪に見えるところから大きな飛躍企業が眠っていることは確かなのです。
もう業界として衰退産業だと言われたところから、どうあっても業績最悪倒産間近企業だと言われたところから、株価としては大きく飛躍していくことが少なからず生じます。
逆回転相場はそんな理不尽な時代のパニックに飲まれた企業群の大逆襲なのです。
そしてそれはとてつもなく大きなものとなる可能性を秘めていますね。
富裕層ビジネス時代
私はこの富裕層ビジネス時代がこれからの日本でも否応なくやってくることを予感しています。
実際どこから仕入れたのか私のところにも盛んにそういったものの案内が届いてくるのですね。
もちろん昔からあったわけなのですが、いわゆる戦中世代戦後間もない世代気質といったような宵越しの金は持たないだとかお金など不浄であるといった仁義、任侠といったようなものは現代人の多くは失われており、しっかりと自己資産を守り殖やしていかねばならないと考える賢い日本人たちが増えつつあります。
そんな中でアベノミクス以降の空前の異次元金融緩和相場によって株式市場の値は圧倒的に押し上げられており、要するに日本円というものの価値が年月が経つごとに失われていく時代が到来して財務省だけは頭がお花畑の介入すれば長期円高トレンド転換するだろうとまだ思っているかのようにしつこく愚かな間違いを犯し続けていますが、少なからずの国民は賢くこの長期円安株高時代を本能的にも直観しているようです。
この時代の流れから行くと間違いなく隆盛となっていくのは富裕層ビジネスということになっていきます。
宝くじはすでに10億円といった高額当選となる時代です。
億り人なんてたいしたことはないのです。
実際富裕層といった層は世界では最低億ドルの世界です。
億円ではなく億ドルなのです。
そして円の価値は国際的には下がり続ける時代ですから年金生活に入ったばかりの人たちはこれから何もしなければ20年30年と厳しい人生を歩むことになります。
日本でも本物の富裕層が出来てくるだろうと思います。
従ってその手の関連銘柄は大飛躍を遂げる時代になることは間違いなく先行指標としての相場としてはすでに動き出しているわけですね。
日銀と日本政府の政策次第のところもありますが、これから思った以上に大きく伸びていく可能性が高い業界で裾野もかなり広いでしょうね。
コロナパニックの代償
逆回転相場の到来はコロナパニックの代償とも言えます。
コロナパニックによって大きく一時的に痛めつけられた業界の企業群は徹底的に株価も安値に痛めつけられて投げ売りを誘いましたからその反騰も大きなものになっていくわけです。
しかしその多くがすでに妥当価格まで戻り、割高水準にまで達しているものもありますから目先は気を付けなければなりませんが、それでもこのタイミングを機に動いて大きく飛躍する企業は登場してくるでしょう。
富裕層ビジネスというのは商品、サービスとしては贅沢品、贅沢サービスであるので利益率は圧倒的であり、今までは日本においては本物の富裕層というものは少なかったのでいわゆる市場規模が小さかったので利益率は良くても売上がいまいちとなっていたわけなのですが、ここが急変していくことになると思います。
これがコロナパニックの代償、時代変化としてのこれからの日本の要になっていくことでしょうね。
つまり富裕層が何を考えどう行動するのか何を買うのか投資家としてはよく考えていかなければならないということになります。
富裕層である私翁は何を考えているか？
まあ私は変わった少数派の富裕層ですから参考になりませんが、現在富裕層とは言えない多くの投資家たちにとってはこの富裕層たちの思考というものをしっかりと学ばなければならないでしょうね。
まあ日々株価を眺めていれば分かってくることです。
その手の銘柄は長期的に大きく飛躍することになりますからね。
いずれにせよコロナパニックの代償は非常に大きくこれから見えてくることでしょう。
株式市場の限界
最後までお読みいただきありがとうございました。
逆回転相場の到来は時代の変化を示しています。
いわゆる日経平均株価相場に対してグロース市場の低迷が何故起こっているのか？
分かりますかね？
多数派の富裕層が考えていることが分かりますかね？
本質的にはもう使いきれぬほどの圧倒的資産を持った人間になってみないと分からないのかもしれません。
しかし間違いないことは富裕層ではない人たちとは全く違った少数派の思考、行動をしているということですね。
その結果として富める者はますます富み貧する者はますます貧するということになるわけです。
日本国としては女性が輝くという名の性別関係なく年寄りになっても身を粉にして働き続けなさい時代となる子供を多数産んでいる暇がない少子化推進政策をやっている現状で極一部の富裕層がさらに大きく富んでいく時代となり、全体的にはあまりよろしくない方向性だなあと私は考えています。
私は私自身がさらに大きく富んでも、まわりのご近所さんも同様に富んでいかなければならない国であるべきだと考えているからです。
しかし岸田政権はグローバリストの本性を隠さなくなってきましたから各種特区を作って富裕層拡大によって生き残る時代方向性に舵を取ったと淡々と私は認識しており、その観点からやはり相場実践も淡々と行っていくのが冷静な投資家としての姿勢なのでしょう。
これが正しいと自分では思う考えがあってもそれを相場に持ち込んで実践したら酷い目に遭います。これが相場の現実であり、これが株式市場というものの社会的影響における限界と言えるのでしょうね。
