強かな高市総理大臣

相場日記(日々の全体相場観)

マスメディアなどでは相変わらず高市批判に興じるために様々な失言を狙って動いていますが、結果は高市総理は上手くやっているということになりますね。

日本は劇的に変わろうとしています。

台湾問題も私は高市総理の失言を岡田氏が上手く国会で引き出したといったマスメディア以下で述べらている解説は正しくなく高市総理は意図的に述べていてこの発言によって中国の国際的評価を落としたとみています。非常に彼女は強かな政治家であるという評価です。

言葉の使い方をよくご存じであり、政治的な演出法に精通なされて非常に巧妙に実践している段階ですね。

巷では中国なんて最悪な国だから良く言ったという人もいれば中国を煽るな力もないくせにとかいう阿呆な人もいますが、そんな単純な評価はやめた方がいいですね。

彼女はただただとてつもない政治家ですね。正直怖れを私は抱きつつあります。

今回の一件では上手く中国の評価を落とす戦略をいわゆるおかしな反日左翼思想となる中国を煽るような発言はしてはいけないと考えている対立政党からの誘導質問を利用する形で中国を貶めた高市総理の強かな言葉選びに衝撃を受けたというのが私の印象です。

称賛するだとか批判するだとかいったレベルではないのです。

非常に強かです。これほどの政治の才能がおありだったのかといった評価ですね。

これで台湾有事が高まったとかいう論説もありますが、とんでもない話で今回の一件で台湾有事は遠のいたと思います。

習近平氏の対日本戦略も練り直さなければならないでしょうね。高市総理の手腕をあまりに侮っていたということになります。

たいていの人たちはうわべだけの報道や彼女のうわべだけの発言を鵜吞みにしがちですが、大事なことはどこのどのタイミングでどういう言葉を使うかということであり同じ言葉でも全く意味合いや結果が異なるのが政治の世界であり、それをしっかりと分析吟味して上手くやっているのが高市総理の現況です。

台湾有事は「日本の存立危機事態」という高市総理のあのタイミングでの発言は大きな抑止力になった中国政府は大きな衝撃を持って受け止めたということです。

何故なら日本は曖昧な発言に終始しており台湾を侵攻しても日本が動くことはないのではないだろうかという発想が一蹴されたということになるからです。

中国にとっては日本が動くとなるなら台湾侵攻は成功確率が低くなりますし、日米ともに相手にするとなったらそれは敗戦リスクが非常に高くなるからです。

従って中国が台湾有事を起こす確率は今回の高市発言によって巷で言われていることとは反対に非常に小さくなったとみております。

これが政治の現実なのです。

当たり前のことなのですが勝利確率が高いことをやるのが国益のためでありそれをどう構築していくかがどの国にとっても大事なことです。

台湾有事に関して中国政府にとって大事なことはまず第一には米国が関与してこないことなのですが、第二には日本が関与してこないことなのです。

日本が関与するということを述べられたらそれがそのまま必然的に米国の関与確率が大きく高まるのです。

中国政府にとってはそれはハイリスク行動となります。

従って日本政府が中国政府に気を使って曖昧な言葉に終始してもらうということが中国政府にとっては大事であり実際過去の総理大臣たちはそのような誘導に乗って中国に配慮するという形をとり続けてきたわけですね。

中国の戦狼外交、恫喝外交は今に始まった話ではなく日本に対してだけの話ではなく欧米にも世界中のどの国に対しても使っている中国のやり方であり、むしろ国際的にはマイナス効果しかないのではないかと私などは個人的に考えますが、彼らはそれが正しい外交戦略であると思ってやっており今回の首を切ってしまえ発言もその一環に過ぎないということになります。当然高市総理はこのことも分かった上での発言であり、ある意味で高市総理に煽られてこういった暴言が引き出されて中国を貶めるのに利用されたということになりますね。高市総理は一銭も予算を使うことなく抑止効果をもたらしたというのが今回の事象の結論です。

ここまで深く分析している方々はマスメディア界隈にはおらず、大抵は中国を煽ってはいけない、ほらみたことか中国人観光客の渡航規制が始まったホタテの輸入規制が始まったこれで日本経済衰退だと愚かな浅い分析しか出来ていないのです。

すべて大間違いだと私は考えますね。

こういった発狂的な対応をなぜ中国政府側が演じているかが大事なのです。当然ですが習近平氏もすべてわかってやっているのです。強かな政治家というのはそういうものです。ですから単純に反中思想で習近平は愚かだ無能だと批判するのも論外なのです。無能なら中国トップに上り詰められてここまで権力維持など出来ないですよ。ただその上で今回の首切り発言や矢継ぎ早の高市批判と、渡航制限やら輸入制限を実践しているところを見るとかなり習近平氏の焦りが見えるというのが冷静な判断ですね。中国経済が厳しい方向性にあることは明らかではあるもののそれだけではない何かが中国国内で起きつつあるのかもしれません。この辺は当然私には皆目見当が付きませんが、ちょっと本来の習氏ならもう少し上手にやるだろうと見ていたので驚きなのです。

そういう意味で今回の一件で考えるべきは高市総理は非常に強かであるということです。

手練手管の習氏を今回掌で転がしているのが高市総理だからです。

ただここは別の意味では注意しなければならないのです。

中国に対してだけに強かであるということは人間の特性上あり得ないからです。

我々日本国民に対しても強かに誘導していくリスクがあるということですね。

信奉的な立場の人たちから見ると我々国民のために動くはずだと高市総理はそんな人間ではないということになるのでしょうが、私はそういう妄信は致しません。

ただ逆に反高市という愚かな発想にもなりません。

彼女は彼女の思いで自分の考えていることを少しでも実現するべく動いておりその動きはとても優秀過ぎて怖く、我々国民も上手く騙されてしまう可能性も高まっているので注意しなければと私自身も自分を戒めているところであるということですね。

彼女自身はもちろん良かれと思って国民のことを思って実践してくれるだろうという直向きな真面目さ真摯さは感じるので日本が良い方向性に向かっていく確率は高いと私は思いますが、しかし完璧超人ではありませんから脆弱な政権基盤によって日本国にとってよくない政策も上手く国民を誘導して実践してしまうリスクもあるということに注意しなければならないということです。

今回の台湾有事は「日本の存立危機事態」発言から始まった様々な事象に関して私が考えたことはまあ非常に特殊な思考なのでしょうが、正鵠を射ていると確信しています。

この事象で思うべき第一は中国を煽るなでもなく中国は酷いなでもなく、高市総理は強かすぎて怖いなという印象を抱けるかどうかということなのですね。

これから彼女がやることを注意深く分析し続けなければいけません。

表向きに述べていることと裏で実際に動いていることと国益に沿うだろうことは分かるものの、単純に鵜吞みにすると評価を間違えるだろうということになります。

いやはやとんでもない総理大臣が誕生したものです。

対中国のみならずあらゆる事象でこういった強かな高市戦略が発揮されマスメディアで間違った評価がなされ続けていくのでしょう。しかしそういったものを上手く利用しながら交わしながら上手くやっていく強かさが彼女にはあることが今回判明しました。私も決して間違いないようによく彼女の本質的な思考を深読みしていかねばなりません。

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円安株高基調

長期円安方向性は不変です。日銀が利上げすれば長期円高転換するだろうといった幻想は間違いなことは明白です。そして円安は悪だとする物価高主因論も大きな間違いですね。

為替は何度も繰り返すように中立です。円安だろうと円高だろうと国家としては中立的な事象なのです。

個別ではもちろん円安メリットデメリット円高メリットデメリット色々あってその濃淡は異なります。

しかし国家としてはそれを操作しようとする必要性はないし、そんなことは変動相場制を採用している日本においては不可能なのです。

もちろん購買力平価ではドル円レートはこうあるべきだ論もお粗末です。

理論と現実は常に乖離と収束を繰り返しそれは決まった動きは何もありません。

それよりも大事なことは国家の総合的な方向性であり、日本の場合はどうあってもこれからの50年100年という意味では円安方向性なのです。この紛うことなき真理を覆すほどの劇的な事態は現状非常に低確率であるという事実をもって長期円安方向性は不変であり、実際直近もいよいよその方向性に動き出しつつあるという私の予想通りの展開になっていっています。いやまあこれは私が凄い分析力があるわけではなくて普通に考えれば誰でも分かる長期方向性なのです。しかし意外と巷ではそして専門家と呼ぶべき人たちが間違ったことを述べたりしているのでお粗末ではあるなあと思うのはいわゆる相場というものが生き物であり、理論が必ずしも通用しない世界であり、経験知というものが大きな役割を果たすからということなのでしょう。

いずれにせよ長期円安方向性は不変ですからゆえに現状においてはそこに相関する形で株高方向性も高確率となりますね。

積極財政で財政懸念で株式市場大暴落なんていう愚かな経済専門家と称する相場素人たちの発言に騙されないようにしてくださいね。

株式市場大暴落は起こり得ますよ。確率はゼロではありません。しかしそれが起こったとしてもその原因が積極財政で財政懸念でということは絶対にありません。

まったくもって相場を知らない人たちは相変わらず多いのです。

相場の専門家と経済の専門家は別の人種ですから本来はお互いにそれを安易に語るべきではないのです。そして経済では理論が大事でしょうが、相場では結果が大事です。結果が出ないものはどんな優れた理論でも机上の空論なのです。

そういう意味では相場の専門家として長期円安方向性は間違いないと私は主張し続けておりそして結果をしっかりと出し続けている現状であるということになります。相場の専門家ですから当たり前のことですね。

高市政権の適切な経済政策を見極めながら株高方向性も高確率事象となっていくのでしょう。

ネックは政権基盤のみ

最後までお読みいただきありがとうございました。

ある意味彼女を私も見くびっていたということになるのでしょう。

敵は強大で執拗に攻め立てられていて可哀そうな女性総理を応援しなければと考えること自体が彼女に失礼だということが今回の事象で理解しました。

私も彼女を侮っていたということであり、そのことは深く反省、謝罪をしたいと思います。

誠に申し訳ありませんでした。

彼女は非常に強かな政治家でしょう。

彼女にとってのネックは政権基盤が弱い、つまり彼女のやりたいことを最大限やるためには駒となる政治家の数が足りないということになります。

従っていつ強かに解散総選挙に打って出るかがカギとなってくるのでしょう。

我々国民をいかに上手く誘導してそこになるべく早急に持っていくか、これからの彼女の政治的手腕に注目したいと思います。

本当に私自身人に対して怖れを抱いたのは久方ぶりですね。

非常に注意して彼女の言動を注視していきたいと思います。

きちんと彼女の真意、意図を読んでいかなければなりません。

ただ最も大事なことは彼女は愛国者であり、トランプ大統領同様、国のために動く確率が高いだろう政治家であるということでしょう。本当にそういう政治家が非常に有能であることが中国を出汁にして分かって良かったですね。

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