地球温暖化対策を高らかに訴えこの世の為政者たちを徹底的に批判し賞賛と批判を一心に受けているスウェーデンの少女グレタ=トゥンベリさんが話題になり続けていますね。
自ら発達障害の一つであるアスペルガー症候群であることを示してだからこそできたことと誇るその圧倒的な存在感はどうであれ話題にされやすいマスコミにとって格好の的ということなのでしょう。
私個人的には別に誰がどんなことを主張しても自由であるしそのこと自体には何も感じません。
ただこのグレタさんの本質的な部分において意見があるので私も自由に自己主張してみたいと思います。
地球温暖化はもう長期的に確定しているのか?
まずここが疑問です。
私は専門家ではないので専門的なことは全く分からないのでそういう観点からは全く述べるつもりはありませんが、そうではなくてそもそも気候変動という学問において自然現象というものに関して人間ごときがもうそういう方向へと100%進むことが決まっているということを確定的に述べられるのか?といったことが気になります。
長期的に地球寒冷化していっている可能性というものは本当にないのだろうか?
と素人ながら考えてしまうのですね。
人間はせいぜい寿命は長くても100年ですが地球は何百億年以上と人間からしたら永遠に続いていくだろう物です。
そういう物に対して果たして専門家である科学者だとしても確定的なことが言えるのかどうかと思うのですね。
私がこのような疑問を彼女の主張に抱いてしまうのは相場師としての私の経験上の話です。
相場は将来予測が非常に難しい場です。
株価が上がるか下がるか、それだけの話なのですがそれだけのことを100%確定的に指摘することは不可能なのですね。
投資家がこの銘柄は株価が上がるに違いないと思い込んでしまえば確かに上がったときはよいのですが当然ながら下がるときもありまして下がったときにはとんでもない失態を犯してしまうことになるのです。
この少女がそこまでの確定的な主張が出来る理由はどこにあるのだろうか?
これが冷徹に客観的に彼女を眺めたときにまず思い浮かぶ疑問点です。
地球温暖化は生物にとって危機なのか?
次にそもそも地球温暖化というものが生物の生命の危機となるような現象なのかどうかといったところも疑問に思います。
こちらもまた私は専門家ではありませんのでそういう観点から述べることはありませんが、基本的に生物にとっては寒冷こそが生命を宿しにくい生きにくい世界なのではないかと思います。
私個人でいえば夏は何ともなかったのに冬になると腰が痛み出したり歯が痛み出したりします。こういったものは冷えがもたらしているものですね。
だからホッカイロなどで暖めてやると痛みは緩和したり無くなったります。
どんな生物も基本的には温暖な気候を好むのではないかと単純に考えてしまうのです。
もちろん熱暑も熱中症などになりますし死に至らしめることもありますが、極寒の地に立っていればたちまち凍り付き凍死してしまいます。
どちらも極端になれば問題であるということは理解できるのですがどちらかといえば暑さよりも寒さの方が大多数の生物にとっては大きな影響を与えてしまうのではないかと思うのです。
つまり地球温暖化が叫ばれている現在はかなり生物にとっては繁栄しやすい時代なのではないかと地球視点における長期展望においては思うのです。
グレタさんは何かに盲信していないのか?
特に若者にはありがちなこととはいえ、地球温暖化の害というものに過剰にも盲信しているように見えて仕方がないのです。
地球温暖化の益というものも当然あるだろうという視点や地球寒冷化の害というものの可能性という視点というものも考察していないという点であまりに視野が狭いのではないかと思うのですね。
相場を張っていてどうしても目の前の値動きだけに翻弄されてしまう投資家や特定の銘柄にこだわり続けてしまっている投資家のように私には見えてしまうのです。
いわゆる左翼理想主義的な組織が何かバックにいて操っているならさもありなんということなのですが、そうではなく本気で個人として考えていることであるのならもう少し視野を広げて勉強を続けていってほしいと思いますね。
まだ非常に若い少女ですから仕方がない側面もあるとは思うのですが一つの事象への思い込みは非常に狭窄な視野となり道を過つことが多いのです。
最初から正しい本質だけを掴めれば苦労はないのですが、誰しもあれこれ寄り道しながら探し求め続けるといったところが本質なのですね。
地球は大切である
最後までお読みいただきありがとうございました。
地球はもちろん大切ですね。
温暖化の害は確かにあり得る話なのでしょう。
しかしこの世はすべて正負の法則となっており、温暖化の害もあれば益もあり、寒冷化の害もあれば益もあるのですね。
このあたりのところを彼女が成長とともに学んでくださることを期待したいと老婆心ながら思います。
私自身も偉そうなことは言えず、相場を張り続けて失敗を繰り返しながらなるほど絶対こうなるというものはないんだな、ではどうしたらよいか、どう考えたらよいか、どう行動したらよいかを試行錯誤して成功し続ける投資家になることができました。
黒か白かの真理はまずないです。
この言葉は数少ない真理でしょうね。